白いタンポポ

2010-04-13 00:00:44 | 市民A
先日、西日本の郊外に行った時に、田園の中に見慣れぬタンポポがあった。花の周辺が白いタンポポ。中心部は黄色なので、白黄タンポポとでもよぶべきか。群生していた。



タンポポは群生すると美しいとも言えるが、基本は雑草の類である。田園の中にタンポポ畑があるということは、要するに農業放棄地がたくさんあるということでもあるが、話が難しいので、タンポポの話に限定する。

実は、あまりにも白いタンポポが多いため、関東でも本当は黄色ではなくタンポポは白い花ではなかっただろうか、とか自信がなくなってきた。もしかしたら、白いのがニホンタンポポで黄色いのは西洋タンポポなのだろうか、などとも思ってみたのだが、何しろ調べる方法がない。



そして、首都圏で犬の散歩道を歩くと、やはり路傍のタンポポは黄色だった。では、関西で見た白いタンポポはなんだったのだろうか。あるいは、白というのが錯覚で、やはり黄色だったのではないだろうか、とか、もう何が何だかわからなくなる。

ところが、デジカメで写していたわけだ。やはり白いタンポポ。

そう思って、散歩のつど気をつけていたら、関東でも白いタンポポはあった。が、その比率は1%位のようだった。

調べたところ、西洋タンポポとは無関係らしい。

とはいえ、タンポポって庭のある家庭では結構嫌われ者だ。根が太くて深いわけだ。大根みたいな構造である。なかなか抜くのが苦労である。しかもタネをまき散らせてくれる。まあ嫌われ者って、そんなものだ。