ICチップカードだっておかしくなる

2010-04-14 00:00:48 | 市民A
4月1日から、地元の第三セクターのケーブルテレビが、大手のイッツコム(東急)に身売りした。まあ、最初からわかっていたようなものだが、ついにデジタル化が小規模放送事業者にトドメを刺した。

ユーザーの方には、何ら影響ないはずで自動的に切り替わるはずだったのだが、問題が起きた。

地上デジタル以外のBSデジタル放送を、CATVの配信でSTB(セット・トップ・ボックス/いわば、チューナー)を通して見ていたのだが、それが見えなくなった。アナログしか見えなくなったわけだ。

そして、何が原因かわからなく、イッツコムのサービスセンターにTELしても、常に話し中である。

仕方ないので、機械をバラさない範囲で簡単にできることを色々やっていると、STBに差し込まれている2枚のカード(B-CASカードとケーブルテレビ用のC-CASカード)のうち、B-CASカードを、他のテレビのB-CASカードと差し替えると、問題がなくなることがわかってきた。どうもカードに問題があるらしい。



しかし、他のテレビのカードを流用すると、そのテレビではデジタル放送を見ることができない。つまり、新しいカードを入手する必要がある。

そして、長い長いエンドレステープの電話待ち受けコールの末、ついに実在の人間オペレーターにつながる。

そして、症状をかいつまんで話し、特に、他のテレビのB-CASなら見えるということを宣言したところ、イッツコムの作業員が、自宅にカードを持って登場したわけだ。

それで、一見落着。

ただし、作業員の乗ってきた軽ワンボックス車には、赤い三角柱はじめ、電柱工事一式が揃っていたわけ。一人であちこちに行って、室内作業のチューナー調整から、電柱やら空中作業までやるのだろう。これが民間会社方式ということだろうか。


ところで、こういうカードのICチップだが、エラーもあるということだろう。

クレジットカードを持っていれば、世界中のどこでもカード一枚で足りるといったCMもあったが、カードは少なくても2枚は持っていないと安心できないわけだ。

そういえば運転免許にも最近はICチップが埋め込まれている。免許になんのためにチップが使われているのか、今一つ釈然としない。エラー情報かもしれないし。

嫌な時代だ。