瀬戸内のある町は、とても日本とは思えない暑さだった。やっと食事をとることになっても、食欲イマイチ。おもわず、消化のいいうどんでもザルで食べようか、と勝手に思い込んでうどん屋の暖簾をくぐるが、ここは関西。蕎麦屋の真似事みたいな、ザルうどんがあろうはずもない。メニューを見ても理解できない単語が並んでいる。
一番、ザルに近いと思われる、「ぶっかけ」を頼むことにする。トッピングは海老天する。別に大海老天という高額商品もあるが、食べてしまえば小エビも大海老も同じだろう。
「小エビぶっかけ、お願いね。」
「ぶっかけは、暑いのと冷たいのとありますが、どうしますか。」
なんだか、喫茶店のコーヒーみたいだなあ、と頭に浮かんでしまって、思わず失言。
「ホットね。」
「ホット一丁ですね」
暑いので、みんなボケっているわけだ。
そして、茹で上がったうどんを水にさらすことなく、暑いまま丼に入れ、各種トッピングを乗せた後、濃い目のたれを各自かけてずるずるとすするわけだ。
トッピングは、きざみネギとノリ、大葉の天ぷらと小エビ天。そして野菜の天ぷらなのだが、見かけはサツマイモの天ぷらみたいなのだが、食感はまったく異なり始めての味だった。間違いなく瓜類だが、関東では食べない種類。キウリのできすぎみたいな大きさだが、キウリを天ぷらにするとは聞いたことが無いから、地場の野菜なのだろうか。こういうのが地方の楽しみの一つである。
果たして、ホットではなくアイスを注文していたら、このウリ類の天ぷらがトッピングされていたかどうか。
ただし、うどんは柔らかく茹で過ぎで、あまり好きじゃなかった。水で冷やして硬くしてから食べる客がほとんどなのだろうか。
一番、ザルに近いと思われる、「ぶっかけ」を頼むことにする。トッピングは海老天する。別に大海老天という高額商品もあるが、食べてしまえば小エビも大海老も同じだろう。
「小エビぶっかけ、お願いね。」
「ぶっかけは、暑いのと冷たいのとありますが、どうしますか。」
なんだか、喫茶店のコーヒーみたいだなあ、と頭に浮かんでしまって、思わず失言。
「ホットね。」
「ホット一丁ですね」
暑いので、みんなボケっているわけだ。
そして、茹で上がったうどんを水にさらすことなく、暑いまま丼に入れ、各種トッピングを乗せた後、濃い目のたれを各自かけてずるずるとすするわけだ。
トッピングは、きざみネギとノリ、大葉の天ぷらと小エビ天。そして野菜の天ぷらなのだが、見かけはサツマイモの天ぷらみたいなのだが、食感はまったく異なり始めての味だった。間違いなく瓜類だが、関東では食べない種類。キウリのできすぎみたいな大きさだが、キウリを天ぷらにするとは聞いたことが無いから、地場の野菜なのだろうか。こういうのが地方の楽しみの一つである。
果たして、ホットではなくアイスを注文していたら、このウリ類の天ぷらがトッピングされていたかどうか。
ただし、うどんは柔らかく茹で過ぎで、あまり好きじゃなかった。水で冷やして硬くしてから食べる客がほとんどなのだろうか。