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HSRキャブ③

2007年08月25日 | モータースポーツ

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タイトルは”HSRキャブ”になっていましたが”HS40”でした。謹んで訂正いたします。

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キャブレターのカットモデルを作ったわけではありませんから、この図は想像に過ぎませんが、コンナ感じで間違ってはいないと思います。

エアスクリューを回転することにより、スローポートからの燃料吐出量の調整をする仕組みです。

図中の圧力分布は実際にはもっと複雑だと思いますがご了承ください。

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今回のケースで説明いたしますと、既に付いていた#25のスロージェットでは大きすぎ、エアスクリューを調整してもCO値は3%以下に落ちません。

テーパー状になっていて先端が尖ったエアスクリューは調整域が意外と狭く、調整による開口面積が通路以上に広くなってしまうと、調整域の外になってしまうのが分かると思います。

逆にエアスクリューを全部締めてしまったり異物が通路に詰まったりすると、スロージェットは制御不能になることも下の図で分かります。

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エボエンジンでは1%前後のCO値が適切だと考えますので、スロージェットを段階的に小さい番手に替えていくと#15が丁度良かったですね。

尚、こうした番手の選定はエンジン自体の状態やマフラーなどの組み合わせにより変化することがありますから、どの車両にもあてはまるとは限らないと思ってください。

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