人気blogランキングへ
久しぶりの”喝”ですけれど、まえにも述べたように時折やるせないような他社?でのズサンな仕事振りを見ることがあります。
ブレーキ系統の整備に於いて無知によるズサンな仕事は、重大事故につながる可能性がありますが、もし無知によるものでなく知っていて行っていたとすると未必の故意ということになります。
写真はエボリューション モデルの初期に使われていたリアブレーキのマスターシリンダーです。
バンジョーの付近からフルードが洩っていたので分解するため、矢印のバンジョーボルトを緩めようとしたら緩みません。
ブレーカーバーを使っても中々緩まず、普通はこんなことはナイので何かあるかなと思っていたら・・・・。
バンジョーボルトを外す前にフルードを抜くので、グリコール系のフルードが入っていたのが分っていましたが・・・・・。
左側がこの車体に付いていたブレーキホースのバンジョーです。
グリコールのフルードが車体のペイントを侵すように、バンジョーのペイントを剥がしてしまった!!
ココに使ってあったシールもボロボロですね。
どうやら洩れを止めるために強く締める”努力”をした結果のようです。
嗚呼!!どうした事だ!!
フルードの違いが分らないのか? それとも・・・・・・?
ブレーキホースの継ぎ手として広く使われているバンジョーの名前の由来は楽器から来ているのでしょうけれど、パウダーコートか溶剤塗料の焼付け塗装か定かではありませんが、ハーレーのような塗装仕上げのものは他では見たことがありません。
通常のメッキ仕上げや、アルミ製のバンジョーでは写真右上のような、銅やアルミの”クラッシュ ワッシャー”を使います。
シールの違いによる矢印が示す当り面の幅の違いにも注目してください。
写真のように2ピースで構成されるこのシールにもSTAT‐O‐SEALSという立派な名前がついています。
もちろん分解したあとは使い捨てになりますけれど、クラッシュワッシャーに較べてバンジョーボルトの締め付けトルクが低くても高いシール性能があります。
つまり、正しい使い方でフルードのリークがあったなら、増し締めしても直す事はできません。
しばらくハーレーにグリコール系のブレーキフルードを誤用したケースを見ずに済んでいましたが、今回のようなミスの上塗りをするようなメカニックの顔を見たいような気もしますけれど、最新モデルではグリコールが正式採用され始める事を耳にすると、マタマタ新たな混乱を予感させられますね。
久しぶりの”喝”ですけれど、まえにも述べたように時折やるせないような他社?でのズサンな仕事振りを見ることがあります。
ブレーキ系統の整備に於いて無知によるズサンな仕事は、重大事故につながる可能性がありますが、もし無知によるものでなく知っていて行っていたとすると未必の故意ということになります。
写真はエボリューション モデルの初期に使われていたリアブレーキのマスターシリンダーです。
バンジョーの付近からフルードが洩っていたので分解するため、矢印のバンジョーボルトを緩めようとしたら緩みません。
ブレーカーバーを使っても中々緩まず、普通はこんなことはナイので何かあるかなと思っていたら・・・・。
バンジョーボルトを外す前にフルードを抜くので、グリコール系のフルードが入っていたのが分っていましたが・・・・・。
左側がこの車体に付いていたブレーキホースのバンジョーです。
グリコールのフルードが車体のペイントを侵すように、バンジョーのペイントを剥がしてしまった!!
ココに使ってあったシールもボロボロですね。
どうやら洩れを止めるために強く締める”努力”をした結果のようです。
嗚呼!!どうした事だ!!
フルードの違いが分らないのか? それとも・・・・・・?
ブレーキホースの継ぎ手として広く使われているバンジョーの名前の由来は楽器から来ているのでしょうけれど、パウダーコートか溶剤塗料の焼付け塗装か定かではありませんが、ハーレーのような塗装仕上げのものは他では見たことがありません。
通常のメッキ仕上げや、アルミ製のバンジョーでは写真右上のような、銅やアルミの”クラッシュ ワッシャー”を使います。
シールの違いによる矢印が示す当り面の幅の違いにも注目してください。
写真のように2ピースで構成されるこのシールにもSTAT‐O‐SEALSという立派な名前がついています。
もちろん分解したあとは使い捨てになりますけれど、クラッシュワッシャーに較べてバンジョーボルトの締め付けトルクが低くても高いシール性能があります。
つまり、正しい使い方でフルードのリークがあったなら、増し締めしても直す事はできません。
しばらくハーレーにグリコール系のブレーキフルードを誤用したケースを見ずに済んでいましたが、今回のようなミスの上塗りをするようなメカニックの顔を見たいような気もしますけれど、最新モデルではグリコールが正式採用され始める事を耳にすると、マタマタ新たな混乱を予感させられますね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます