人気blogランキングへ 昨日までとうって変わって晴天。
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樹脂製の部品が割れていますが交換するのにはMOTTAINAI。
半田ごてなどで”溶接”できる場合もありますが、このパーツはインジェクション技術の発展の恩恵によるものか、やけに肉厚が薄くできていて強度がでません。
樹脂の溶接材なども市販していますし、エポキシの接着剤でも用は足りますが、手元にあるのは画像のべロメタル。
ベース剤と活性剤を等量の割合で攪拌します。今回はミキシングプレートに段ボールの切れ端を使っていますが、本格的に強度を求める場合は段ボールではないほうがよいでしょう。粘度が高い場合は攪拌する前にヒートガンなどで加熱すると柔らかくなります。
何と言っても母材は樹脂ですから(強度は気にしないので)適当な厚さに塗布します。
残ったベロメタルは捨てずに置いておくとテストピースとして確認できます。
矢印は断面ですが、硬化した後を手で折ってみると強度が想像できます。やはり金属材料ほどの強度や粘りもありません。
施行マニュアルには性能表も載っていますが、中々理想通りに行かないのは開封後5年も保存していたので性能劣化も致し方ないところか?まあ、今回の場合では必要にして充分ではありますが。
ところでWELDを辞書サイトで調べると”溶接(する,される); 結合する, 密着させる”とあります。ColdWeldingを冷間溶接というのは直訳では確かにそうですが、元々はニュアンスがちょっと違うのでは・・・・と。
同社の製品の中にはかなり条件が悪くても施行できるものもありますし、今回の標準型でも以前から役に立っていますのでクレームをつけるわけではありませんけれど、ネーミングから想像すると過大な期待をもってしまうケースもありうるので”チョットナア”と思って しまいました。
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