ピストンエンジンは永遠か!な?

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ドライ?ウエット?(2)

2007年09月27日 | ハーレーの構造

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前回の記事”ドライ?ウエット?”では、プライマリードライブチェーンを潤滑したオイルの回収経路を途中まで記述いたしました。

プライマリーハウジングからでたオイルは、フィッティングからホースによってクランケースまで導かれます。

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そしてオイルポンプ奥のクランケースに取り付けられた長いフィッティングを通じて、ブリーザーバルブハウジングに到達します。

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ブリーザーバルブハウジングの開口部はココです。

プライマリーハウジングからオイルを回収する仕組みは”ブリーザーバルブ”の記事で紹介してありますが、ピストンの上昇行程による圧力変化を利用しています。

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ブリーザーバルブに設けられた網はプライマリーチェーンの潤滑方法による違いとも考えられます。緑矢印は目が粗いのは、エボエンジンなどのオイルバス式では、オイルが戻って来ないので濾過する必要がありません。ソレに対してオイル回収式では、トラップを通過するかもしれない金属片を赤矢印の細かい目で濾過しなければありません。

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というのは、矢印はスカベンジング側のポンプの吸入口になっていて、手前には画像のように簡単な仕切りがあるだけで、金属片が混入すればオイルポンプに入って行ってしまいます。

続きます。

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