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バイオエタノールで地球温暖化?!

2007年09月28日 | 話題

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穀物などから生成されるバイオ燃料の利用は、これまではカーボンニュートラルのために地球温暖化防止に役立つとされてきたが、こうした考えは誤っているという独自の研究報告がドイツ人研究者によって発表された。

 バイオ燃料の地球温暖化に対する効果を研究したのはオゾンホールの研究で1995年にノーベル化学賞を受賞したドイツ人大気化学者のパウル・クルッツェン博士を中心とする研究グループ。

 クルッツェン博士はバイオ燃料として広く用いられている穀物から生成された燃料を分析。その結果、穀物から生成されたバイオ燃料は一般の燃料に比べて2倍の亜酸化窒素(N)を排出することを突き止めた。クルッツェン博士はバイオ燃料はNOを排出するため、カーボンニュートラルとは言い切れず、N2Oの排出量如何によっては却って地球温暖化を促進する効果を持つ可能性もあると論じている。

以上はttp://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200709222351&page=2 から抜粋引用。

亜酸化窒素は笑気ガスとも知られ、ワタシも1回だけ歯の治療で笑気ガス麻酔の経験がありますが、こみ上げてくる笑いは何とも言えないものでした。

笑気は1772年、イギリス人の化学者ジョゼフ・プリーストリーが発見した。亜酸化窒素を吸入すると軽く酔ったような感じになることから、当時はパーティーなどを盛り上げるために使用していた。ところが1795年、こちらもイギリス人化学者のハンフリー・デービーが亜酸化窒素に麻酔効果があることを証明し、これから麻酔としての用途が開けることになった。

と、これはウイキペディアからの引用です。意外と歴史が古いのです。

亜酸化窒素は2酸化炭素の310倍の温室効果があるところから、京都議定書においても排出規制されているそうで、麻酔に使う量は僅かとしても使用が懸念されているようです。

そうなると日本ではあまり見かけませんが、アメリカでは結構普及しているのではないかと思われるNOSはどうなるのだろう。いずれにしてもハイパフォーマンス指向はダメかな?

再生産できるエネルギーとして注目されたバイオエタノールも、その後の食物高騰の原因になり、日本でも少なからず影響を感じます。ウ~ン、エネルギー問題の解決の糸口はあるのだろうか。


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