言葉の救はれ・時代と文學

言葉は道具であるなら、もつとそれを使ひこなせるやうに、こちらを磨く必要がある。日常生活の言葉遣ひを吟味し、言葉に学ばう。

時事評論 最新号

2014年04月19日 06時43分02秒 | 告知

○時事評論の最新號の目次を以下に記します。どうぞ御關心がありましたら、御購讀ください。1部200圓、年間では2000圓です。 (いちばん下に、問合はせ先があります。)

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   4月號が発刊された。消費税が上がつたが、本紙の値段は変はらないやうだ。といふことはお得になつたといふこと。

  留守先生のコラムは、いつもながらに読ませる。「真実の言語愛は言語否定なしにはありえない」とは、にはかに了解したとは言ひ難いが、さういふ過程を通る瞬間がないこともなかつたといふ私個人の小さな体験の延長線上に、ほのかに見える境地のやうに思へた。ただ、小説の主人公と作者とを接近させすぎるのは、やはり疑問がある。それは日本の私小説の伝統であるかもしれないが、果たしてこの場合には当てはまるかどうか。作者と登場人物とが交はることのない中で作り上げられる文學といふものがある、この日本文学との彼我の差が埋めがたい西洋と日本の差ではないか、さう思ふ。

 

 

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中国の台湾武力統一はあるか

 高まる軍事的緊張   立法院占拠学生の抱く危機感の本質

              平成国際大学教授   浅野 和生

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教育隨想       

  歴史問題を国家戦略として位置づけよ (勝)

軽薄な言動の代名詞と化した「リベラル」
    湯浅誠と瀬戸内寂聴のとんでも対談

                     文藝評論家 前田嘉則

この世が舞臺

     『チャンドス卿の手紙』ホーフマンスタール                              

                            圭書房主宰    留守晴夫

コラム

     少子化対策 保育所増設でいいのか (紫)

     国際社会の「駆け込み寺」 (石壁)

     道徳教育の常識(星)

     戦時下日本の愚劣と傲慢(騎士)   

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  問ひ合せ

電話076-264-1119     ファックス  076-231-7009

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