三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「「強制徴用労働者像」設置をめぐり市民と警察・政府が対峙」

2018年05月02日 | 国民国家日本の侵略犯罪
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/30466.html
「The Hankyoreh」 2018-05-02 10:53
■「強制徴用労働者像」設置をめぐり市民と警察・政府が対峙
 市民団体「戦争犯罪知らせよ」日本総領事館前の設置を要求  
 外交部「韓日間の外交問題発生」の理由で建設に反対

【写真】今月1日午前、釜山東区草梁洞の日本総領事館付近で強制徴用労働者像を建てようとする市民たちと、これを阻止する警察が対峙している//ハンギョレ新聞社

 釜山の日本総領事館前に強制徴用労働者像を建てようとする市民団体と警察の対峙ともみ合いが二日間続いた。結局、警察が労働者像を奪って設置を阻止すると、市民団体のメンバーらはこの日午後遅くまで抗議デモを行った。
 1日朝8時ごろ、釜山市東区(トング)草梁洞(チョリャンドン)の日本総領事館付近。前日の晩、ここに強制徴用労働者像を設置しようとしたが、これを阻止する警察と夜通し対峙した「積弊清算・社会大改革釜山運動本部強制徴用労働者像建設特別委員会」(釜山労働者像特別委)のメンバーと参加市民100人あまりが集まっていた。彼らはここで労働者像建設を阻止する外交部と釜山市、東区、釜山警察庁などを糾弾した。キム・ジェハ釜山運動本部代表は「釜山平和の少女像がある日本総領事館の前に労働者像を建てることができない状況が悲しい。これを阻止する警察は、親日行為をしたも同然だ」と批判した。
 午前9時50分ごろ。参加者たちが重さ1.2トン程の労働者像の下に鉄棒を敷いて転がしながら日本総領事館の方に移動すると、警察が立ちはだかり、もみ合いが起こった。参加者たちは「警察は日本総領事館から100メートル以内の区間についての集会制限をするだけであり、労働者像の移動を妨害する権利はない」と主張した。警察側は「管轄の地方自治体である東区役所が労働者像建設を阻止してほしいと要請したため、(法的に移動制限が)可能だ」と反論した。
 午前10時30分ごろ。警察は参加者たちに不法集会だとして何度も解散を通告した。続けて、保護具を着用した機動隊を投入し、市民たちが囲んでいた労働者像の確保に乗り出した。労働者像を押さえていた市民20人あまりは大声をあげ、全身で抵抗したが、まもなく警察の制限ラインの外に押し出された。市民たちは抗議し続けたが、警察は防具を着用した機動隊3個中隊を投入して労働者像を幾重にも取り囲み、市民の接近を遮断した。

【写真】1日午前、釜山東区草梁洞の日本総領事館付近で市民らが強制徴用労働者像の設置を試みると、警察がこれを阻止し、もみ合いが起こっている//ハンギョレ新聞社

 午後4時ごろ。日本総領事館近くで民主労総と5つの進歩政党の共闘宣言記者会見と労働者像建設大会が相次いで開かれた。主催側は集会参加者を5000人以上と推算した。警察は39個中隊約3000人を周辺に配置した。
 釜山労働者像特別委は、昨年9月から日本政府に戦争犯罪問題解決を求める意味で日本総領事館前の強制徴用労働者像の建設を推進した。特別委関係者は「日本総領事館の前に建てれば、日本の朝鮮人強制徴用の蛮行を市民たちに広く知らせ、日本政府に警告することができる」と話した。キム・ビョンジュン釜山労働者像建設特別委執行委員長は「強制徴用の犠牲者らはいまも苦しんでいる。政府がすべきことを市民たちがやっているのに、妨害しないでほしい」と話した。
 特別委が日本総領事館前に固執する理由は簡単だ。他の場所は強制徴用労働者像を設置する意味が弱くなるということだ。例えば、釜山には2つの平和の少女像があるが、日本総領事館の前にある少女像だけが知られており、草邑洞(チョウプドン)学生教育文化会館広場にある少女像は、市民のほとんどがそこにあることも知らない。

【写真】1日午前、釜山東区草梁洞日本総領事館付近で警察が市民とのもみ合いの末に強制徴用労働者像を確保した//ハンギョレ新聞社

 しかし、外交部と釜山市などは「韓日間に外交的紛争をあおり得る」という理由で反対している。代わりに南区にある国立日帝強制動員歴史館に設置することを提案した。すでに日本総領事館前に設置された平和の少女像をめぐり韓日間で対立が生じている状態だからだ。また、朴槿恵(パク・クネ)政権の慰安婦問題合意を文在寅(ムン・ジェイン)政権が事実上認めなかった点をめぐっても両国は衝突している。ここに強制徴用労働者像まで設置されると、ただでさえ良くない両国の関係はさらに悪化するものと予想されるというのが政府の見解だ。

釜山/文・写真 キム・ヨンドン記者
http://www.hani.co.kr/arti/society/area/842835.html
韓国語原文入力:2018-05-01 19:12


http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2018/05/02/0400000000AJP20180502005500882.HTML
「聯合ニュース」 2018/05/02 18:12
■徴用工像の行き先に注目 釜山・日本総領事館前への設置阻止
【釜山聯合ニュース】日本による植民地時代に朝鮮半島から強制徴用された労働者を象徴する像(徴用工像)の設置場所がどこになるか注目が集まっている。韓国の市民団体は1日、徴用工像を南部・釜山の日本総領事館前に設置する計画だったが、警察に阻止された。像は2日現在、総領事館近くの歩道に置かれており、警察官約25人と警察車両1台によって囲まれている。

【写真】釜山の日本総領事館近くの歩道に置かれた徴用工像=(聯合ニュース)

 徴用工像の設置を進めていた市民団体「積弊(積み重なった弊害)清算・社会大改革釜山運動本部」の強制徴用労働者像建立特別委員会は、現在、徴用工像が置かれている場所が、最終的な設置場所になるとの見解を示している。
 ただ、本来の計画通り、総領事館前に設置された旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像の隣に置くべきとの声も市民団体の一部から出ている。
 市民団体側が徴用工像を総領事館前へ動かそうとすれば、警察が阻止する可能性が高い。
 総領事館前の警備を管轄する東部警察署の関係者は「政府がウィーン条約により、外交公館を保護しなければならないと要請しているため、像の設置を防いだ。今後も(総領事館前への設置を)防ぐしかない」と説明した。
 領事館前の道路を管轄する釜山市東区の朴三碩(パク・サムソク)区庁長は「政府や釜山市が(事実上反対の)立場を発表したため、そこから逸脱することができなかった」と説明。現在、像が置かれている場所は歩道の中央で、今後移動を求める要請が増えることが予想されるため、総領事館から近い場所にある鄭撥(チョン・バル)将軍像の近くに移す方向で市民団体と協議するとの方針を明らかにした。
 だが、外交部は鄭撥将軍像周辺についても総領事館と距離が近いため、認めないとの立場を東区に伝えたことが分かった。
 また市民団体側も現在の位置よりも総領事館から遠ざかるため鄭撥将軍像周辺に徴用工像を設置するつもりはないとの立場を明らかにしている。
 市民団体はメーデーの5月1日に合わせ、前日夜から像の設置を試みたが、外国公館の周囲100メートル以内での集会や行進が禁じられていることなどを理由に警察に阻止された。その際に、もみ合いが起き、市民団体メンバー約10人が負傷した。


http://japanese.joins.com/article/073/241073.html?servcode=400§code=400&cloc=jp|main|top_news
「中央日報日本語版」 2018年05月02日13時19分
■釜山「強制徴用労働者像」設置めぐる衝突で少女像が毀損?

【写真】釜山日本総領事館前に設置された平和の少女像。(写真=中央フォト)

 釜山(プサン)の市民団体が日本総領事館前に「強制徴用労働者像」を設置するのを阻止する警察が「平和の少女像」を毀損したという主張が出てきた。
 少女像を守る釜山市民行動によると、1日午後、警察と「強制徴用労働者像」を設置しようとした市民団体の物理的な衝突で少女像の椅子と隣の椅子を固定していたピン2個が毀損した。
 これは強制徴用労働者像の設置を阻止する過程で警察が市民団体の会員を少女像側に押したことで生じたと、団体側は推定している。
 これに対し警察関係者は「少女像の毀損に関して入っている情報はない」とし「まだ把握されていない」と述べた。


http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/05/01/2018050102419.html
「朝鮮日報日本語版」 2018/05/01 22:05
■釜山の徴用工像設置ひとまず断念、デモ隊と警察は夜通し衝突
 釜山日本総領事館前の徴用工像設置、警察が阻止
 現場騒然、車線規制で市民生活に大きな影響

 韓国の市民団体が1日午後、釜山の日本総領事館前に、日本による植民地時代に韓半島(朝鮮半島)から強制徴用された労働者を象徴する像(以下、徴用工像)を設置する計画だったが、警察によって阻止された。市民団体は強制的に解散させられたが、その後も近くの公園で「親日勢力は去れ」などと叫びながら警察とにらみ合いを続け、午後5時ごろひとまず解散した。

★警察、銅像を何重にも取り囲み市民団体の接近を阻止
 徴用工像の設置を計画していたのは、全国民主労働組合総連盟(民主労総)釜山本部が主導する市民団体「積弊清算・社会大改革釜山運動本部」。同団体は1日午後2時ごろから日本総領事館(釜山市東区)近くでメーデーの記念集会を開き、同3時43分ごろから集会を終えた参加者約3000人が日本総領事館に向かい始めた。参加者らは総領事館から250メートルの地点まで行進を続けた。警察は約3000人を動員して総領事館への接近を阻止。警察は総領事館から100メートルの地点に規制線を張り「この線の中での集会やデモ、更新は禁止されており、違反した場合は処罰される可能性がある」と繰り返し警告した。デモ隊は規制線に近づき「道を開けろ」と叫んだが、警察は法に則った集会を開くよう放送で警告した。
 総領事館前に設置される予定だった徴用工像は、警察の警戒網から100メートル離れた歩道で警察が何重にも取り囲んだ。午前中には、徴用工像を日本総領事館前に移動しようとしたデモ隊と警察が衝突したが、警察はデモ隊を解散させる際に銅像を確保し、銅像に接する車道に車両3台でバリケードを築き、銅像を取り囲んで市民団体メンバーの接近を阻止した。

★デモ隊、午後5時ごろひとまず解散
 銅像の確保に失敗したデモ隊は午後4時40分ごろ、近くの公園に移動し「親日勢力は去れ。労働者像を設置させろ」と叫びながら集会を続けた。
 これに先立ち市民団体は前日の午後10時30分ごろ、フォークリフトを動員して徴用工像を日本総領事館前に運ぼうとしたが、総領事館から100メートル離れた与党「共に民主党」の党舎前で警察に制止された。団体は警察が「1日のメーデー記念大会の後、日本総領事館周辺でのデモ行進を規制する」と通告したため、前夜にゲリラ的に設置を強行しようとしたのだった。
 このときデモ隊およそ100人は1日未明まで警察約500人と夜通し対峙(たいじ)し、徴用工像設置を阻止しようとする警察を大声で非難しながら何度も警察ともみ合いになった。また、デモ隊は1日午前10時45分ごろにも警察と激しくぶつかり合った。警察はこれについて「デモ隊が総領事館から100メートル以内に進入しようとしたためで、連行者はいない」と説明した。デモ隊側は「徴用工像を設置するために平和な形で集まった市民を武力で鎮圧した」として、腕を折るなど複数の負傷者が出たと主張した。
 この日は大規模な集会によって、8車線道路の4車線が400-500メートルにわたって規制され、激しい渋滞を招いた。
          釜山= 権慶勲(クォン・ギョンフン)記者


http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2018/05/01/0400000000AJP20180501002800882.HTML
「聯合ニュース」 2018/05/01 17:57
■日本総領事館前への徴用工像設置 警察が阻止=韓国・釜山
【釜山】メーデーの1日、韓国の市民団体が日本による植民地時代に朝鮮半島から強制徴用された労働者を象徴する像を南部・釜山の日本総領事館前に設置する計画だったが、警察に阻止された。

【写真】日本総領事館付近に集まった市民団体=1日、釜山(聯合ニュース)

 総領事館付近でメーデーの記念集会を開いた市民団体のメンバー約4000人(警察推計)は、午後3時45分ごろから行進を始め、同5時ごろに集会を終えた。主催者側は総領事館の隣のビル前に置かれている徴用工像を動かさない方針を示した。
 警察は約3000人を動員し、市民団体が徴用工像の設置を予告していた総領事館前の歩道など周辺を完全に封鎖し、総領事館への接近を阻止した。

【写真】徴用工像を囲む警察=1日、釜山(聯合ニュース)

 市民団体「積弊(積み重なった弊害)清算・社会大改革釜山運動本部」の強制徴用労働者像建立特別委員会は、メーデーに合わせて総領事館前に徴用工像を設置する計画を明らかにしていた。前日の4月30日夜から像の設置を試みたが、警察は総領事館の周囲100メートル以内での集会や行進が禁じられていることなどを根拠に、同委員会メンバー100人余りを像から引き離す強制排除に踏み切った。もみ合いが起き、約10人が負傷した。
 韓国政府は、総領事館前への像の設置は不適切との立場を表明していた。
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