三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

「日本兵戦没者の慰霊碑はフィリピンに400基以上  たった1基の日本軍「慰安婦」被害者像を撤去させた 日本政府の恥ずべき行為に抗議する!! 」

2018年05月03日 | 日本軍隊性奴隷
http://www.restoringhonor1000.info/2018/05/400-1.html
posted by 日本軍「慰安婦」問題解決全国行動 5/01/2018
■日本兵戦没者の慰霊碑はフィリピンに400基以上  たった1基の日本軍「慰安婦」被害者像を撤去させた 日本政府の恥ずべき行為に抗議する!!

 昨年12月8日、フィリピンの首都マニラに、日本軍の「慰安婦」にされた女性たちを記憶するための碑が建てられた。歴史的な記念物の設置に関わる政府機関「フィリピン国家歴史委員会」が、民間の協力により設置したものだ。台座にはタガログ語で「1942~45年の日本統治下で虐待の被害に遭った全てのフィリピン女性の記憶である。彼女たちが自身の経験を語り出すまで、何年もの月日を要した」と記された。
 なぜ記憶しようとするのか。
 それは、再発防止のために他ならない。
 日本軍「慰安婦」(性暴力)被害者たちは、二度と同じような被害者を生まない平和な世界の実現を訴えてきた。今、世界に広がる日本軍「慰安婦」メモリアルは、この訴えを記憶することで、今も戦時下で、あるいは基地周辺で、そして日常の中で繰り返される性暴力を根絶しようとする決意と切望を表すものなのである。
 このような趣旨でマニラに建立された碑に対し、日本政府は設置直後から「日本政府の立場と相容れない」として「遺憾の意」を表明し、今年1月に同国を訪れた野田聖子総務相兼女性活躍担当相も「非常に残念だ」として、政府間で協議するよう求めた。
 しかし、このような「立場」表明こそが、日本軍「慰安婦」問題の解決を遠のかせ、被害女性たちを再び傷つけ、国際世論の非難を浴びる原因になっていることに、日本政府は、もういい加減に気付くべきだ。一方で「お詫び」と「反省」を口にしながら、加害の歴史をなきものにしようと、なりふり構わず被害国に圧力をかける。これは、「反省」が口先だけのものだとわざわざ行動で示すものだ。
 そもそも、フィリピンの人々が自国の犠牲者を悼む碑を自国内に建てることに対して「日本政府の立場と相容れない」と主張すること自体が恥知らずな行為だ。一方で日本政府は、日本兵戦没者の慰霊碑をフィリピン国内に建てているのである。フィリピンのラグナ州カリラヤに日本政府が設置した「比島戦没者の碑」がそれだ(厚労省HP)。
 さらに、フィリピン各地に日本人が建てた日本兵戦没者の慰霊碑は400基を超える。「日本人生還者や戦没者のご遺族の方々が、フィリピンに日本人戦没者の慰霊碑を建立しようとしたとき、フィリピンの人々は自らも戦争において約120万人もの犠牲者が出ているにもかかわらず、慰霊碑建立に快く協力」してくれたという(フィリピン戦没者慰霊碑保存協会HP)。
 かつて侵略した国に、日本兵の慰霊碑を建立する一方で、フィリピンの人々が自国の地に、日本軍による性暴力被害女性の碑を建てることに対して露骨に妨害する。しかも、その論拠が「日本政府の立場と相容れない」というのだから、私たちは日本の市民として、フィリピンの人々に申し訳なくて顔を上げることすらできない。このような非常識で厚顔無恥な態度は、世界のそしりを免れないだろう。
 そして4月27日、遂に碑は撤去された。現場で撤去を確認したという在比日本大使館は「(撤去は)フィリピン政府側の判断であり対応」とうそぶく一方で、「フィリピン政府には像設置は遺憾であり、二国間の関係に悪影響を与えないようにとの日本政府の立場を繰り返し伝えてきた」と述べている。
 恥ずかしい、あまりにも恥ずかしい言動だ。
 私たちは、このような日本政府の対応に、強い怒りを込めて抗議する。
 そして、日本軍「慰安婦」被害女性たちを記憶することで、再発防止をはかろうとするメモリアル建設に、これ以上、干渉・妨害をして、世界に恥をさらす行為をやめるよう求める。
 フィリピン政府は、現日本政府の不当な要求に屈し、自国の女性の尊厳を切り捨てたという汚名を返上しなくてはならない。フィリピン「慰安婦」被害者像を再建し、女性の人権確立に向けた姿勢を、世界に示すべきだ。
 私たちは、厳しい状況の中でも女性の人権確立と女性に対する暴力根絶のためにたたかうフィリピンの女性たちをはじめ、世界の女性たちと連帯して、日本軍「慰安婦」メモリアルがめざす本来の意味を追求するため、今後も行動を続けていく。

     2018年4月30日
          日本軍「慰安婦」問題解決全国行動

※「全国行動」は、「フィリピン人元『従軍慰安婦』を支援する会」、「フィリピン元『慰安婦』支援ネット・三多摩(ロラネット)」などを含む40余りの団体で構成される全国的なネットワークです。


http://www.manila-shimbun.com/category/society/news237435.html
「まにら新聞ウェブ」 2018.5.1
■慰安婦像は制作者に戻る 国家歴史委に事前通告なし マニラ市「撤去は政府の判断」
 撤去された慰安婦像は制作者の彫刻家ロセスさんに返還されていたことが分かった

【写真】制作者のロセス氏に戻された慰安婦像=30日午後8時ごろ、ルソン地方リサール州で冨田すみれ子撮影

 首都圏マニラ市の湾岸遊歩道から27日夜に撤去された慰安婦像が、彫刻家で像のデザインと制作を担当したジョナス・ロセス氏(42)の元に返還されていたことが30日、分かった。
 ロセス氏によると、慰安婦像は28日午前0時ごろ、民間業者のトラックの荷台に積まれ、ルソン地方リサール州のロセス氏宅に届けられた。「像を見てとても悲しく、動揺した。フィリピン政府は自国民である元慰安婦のために(像への批判に)立ち向かう道を選ばなかった」と憤った。
 撤去の知らせを受けたのは約1週間前で、像設置を企画、資金を提供した中華系比団体「トゥライ財団」から聞かされたという。その際、同氏は像を引き取ると伝えた。
 ドゥテルテ大統領は29日未明にダバオ空港で行った会見で慰安婦像について「私有地に設置するなら構わない」と述べている。ロセス氏によると、トゥライ財団はマニラ市内の教会などに設置を打診をしているという。
 慰安婦像は比国家歴史委員会などが承認して昨年12月に建てられた。同委員会は30日、像撤去をめぐる緊急会議を開き、今後の対応などを検討した。今回の撤去に関して委員会は、まにら新聞に「事前に知らされることはなく、報道で撤去を知った」ことを明らかにした。委員会が作成した「記憶(メモラーレ)」との題のフィリピン語のプレートは行方不明のままで「返却されるのであれば、その手続きを取る」としている。
 一方、マニラ市には、比政府から公共事業道路省による撤去が行われることが事前に知らされていた。市広報担当者は「エストラダ市長による判断ではない」と強調した。 
     冨田すみれ子


http://japanese.joins.com/article/081/241081.html?servcode=A00§code=A10&cloc=jp|main|top_news
「中央日報日本語版」 2018年5月2日14時52分
■ドゥテルテ比大統領、関係団体への慰安婦像撤去の説得を日本に約束=日本メディア
 フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が、今年1月にマニラに設置された慰安婦像撤去のために関係団体を説得することを日本に約束したと産経新聞が2日、報じた。
 同紙によると、ドゥテルテ大統領は1月、自民党の河井克行総裁外交特別補佐と会談した際、フィリピン憲法の「表現の自由」との関係にも触れつつ、日本側の懸念と要請に理解を示し、慰安婦像設置を主管した関係団体を説得すると約束した。
 ドゥテルテ大統領は1月17日にマニラで河井氏と会談した。外交筋によると、河井氏は昨年12月に像がマニラ湾に面した遊歩道に設置されたことについて「日本側は激怒している」と批判した。その上で、河井氏は安倍晋三首相のメッセージとして「慰安婦像の設置を懸念している。日本はアジア女性基金を設立し、歴代首相も謝罪の手紙を出した」と伝えた。
 フィリピンのメディアによると、ドゥテルテ大統領は4月29日の記者会見で、像の建立や撤去は関知しないとした上で「日本の償いは何年も前に始まった。侮辱するのはもうやめよう」などと述べ、公共の場への設置に反対する考えを示した。
 一方、マニラに設置された慰安婦像は先月27日夜に突然撤去された。フィリピン女性団体連合は4月28日、記者会見を開き、「日本統治時代に犠牲になった数百人のフィリピン人慰安婦を侮辱し、フィリピン女性の尊厳性を冒とくしている」と非難した。続いて「日本とその操り人形がいくら伏せようとしても日本統治時代の惨状を知らせることを継続する」と強調した。


https://www.sankei.com/world/news/180502/wor1805020006-n1.html
「産経ニュース」 2018.5.2 06:00
■比慰安婦像撤去 ドゥテルテ大統領が関係団体説得 事前に日本に約束

【写真】4月28日、マニラの遊歩道に建てられていた「慰安婦像」は撤去され、周囲はビニルシートで覆われていた(フロイラン・ガルシア撮影)

 フィリピンの華人団体などがマニラに設置した日本軍占領下の慰安婦を象徴する女性像をめぐり、ドゥテルテ大統領が1月に「像を撤去するように関係団体を説得することを約束する」と日本側に伝えていたことが1日、分かった。像は4月27日に撤去された。安倍晋三首相と親しく、日本との関係を重視するドゥテルテ氏の判断が影響したとみられる。
 ドゥテルテ氏は1月17日にマニラで自民党の河井克行総裁外交特別補佐と会談した。外交筋によると、河井氏は昨年12月に像がマニラ湾に面した遊歩道に設置されたことについて「日本側は激怒している」と批判した。
 その上で、河井氏は安倍首相のメッセージとして「日本はアジア女性基金を設立し、歴代首相も謝罪の手紙を出した」などと伝えた。メッセージには「私とあなたが築いてきた過去最高水準の日比関係が悪化することがないようにご理解とご支持を賜りたい」との内容もあった。
 これに対しドゥテルテ氏は、フィリピン憲法の表現の自由との関係にも触れつつ、日本側の懸念と要請に理解を示し、関係団体の説得を約束した。
 フィリピンのメディアによると、ドゥテルテ氏は4月29日の記者会見で、像の建立や撤去は関知しないとした上で「日本の償いは何年も前に始まった。侮辱するのはもうやめよう」などと述べ、公共の場への設置に反対する考えを示した。


http://www.recordchina.co.jp/b596716-s0-c10.html
「Record china」 2018年5月1日(火) 11時50分
■フィリピンの慰安婦像撤去、中国ネットユーザーはどう見ているのか
 2018年4月30日、フィリピンの首都マニラに設置された慰安婦像が撤去されたことについて、中国のネットユーザーからさまざまな反応が寄せられている。
 マニラ市ロハス通りに設置されていた慰安婦像が、27日深夜に撤去された。市の当局者は「政府が下水道の改良工事のため一時的に撤去した」と話しているというが、今年1月に自民党議員がドゥテルテ大統領と会談した際にこの問題が取り上げられた際に、大統領は「対処する」と述べていた。また、フィリピンの現地メディアも、今回の撤去について同大統領が支持するような姿勢を示していると報じており、日本に配慮した可能性も指摘されている。像は中国系団体の助言の下、政府機関であるフィリピン国家歴史委員会が昨年12月に設置していた。
 中国中央テレビ(CCTV)が28日に中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントでこれを伝えると、ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。「日本の東南アジアでの影響力を小さく見積もってはいけない」「日本の東南アジアでのイメージは中国より良いから」といった声や「日本が金を積んだのだろう。ドゥテルテは金を見ると目を見開くからな」といった声が目立ち、さらに「原則のない国だ」とフィリピンを批判する声も見られる。
 その他、「フィリピンの“精日(精神日本人。自分のことを精神的には日本人であると考える人々)”がやったのか?」と最近中国で問題になっている精神日本人を持ち出すユーザーや、「中国に像はあるのか?」と自国について指摘するユーザーも見られた。  (翻訳・編集/北田)
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