どーも、ワシです。今回は京都府南丹市美山町樫原(かしはら)にある由良川水系の大野ダムを訪れます。アクセスは国道27号から府道12号に入り、そのまま進むと府道沿いに「京都府大野ダム総合管理事務所」があります。その隣に駐車スペースがあるのでクルマはそこへ停めましょう。
まずは洪水吐に焦点を当てた写真から。これだけ見るとそんな大きなダムじゃないなと思うかもしれません。でも、
右岸のダム下から見るとこんなに横長なダムであることがわかります。
では、順を追って見ていきましょう。大野ダムへ行くには府道12号沿いにあるこの看板が目印。
府道沿いにあるこの建物が「京都府大野ダム総合管理事務所」。
貯水湖の名称は「虹の湖」。ダム湖百選のひとつでもあります。
ダムへ行くには管理事務所の横の細道を進み、階段を下りていきます。すると、大野ダムの概要と諸元を示す案内板があります。これによると当該ダムは由良川総合開発計画の一環として洪水調節を主たる目的として1961年に完成したダムだそうです。また洪水調節に支障のない範囲内で発電も行なっているとのこと。
右岸のダム横には大野ダムのプレートが嵌め込まれたモニュメント。なかなかオシャレです。
別の角度から。これによれば建設省(現在の国土交通省)と近畿地方建設局が築造したもので、竣工は1961年3月31日。着工は1957年11月31日。ん?? この年は11月は31日まであったんでしょうか? たぶん「30日」の間違いだと思うけどね。お役人様、しっかりしてくだせぇ。
ダム本体の欄干の上に設置された看板。いやいや、この看板の形状はどう見ても繁華街にあるスナックのそれでしょう!「スナック 大野ダム」と書かれていても違和感はありませんね。この日1番の傑作。
そしてこれがダム上。進んでみましょう。
「虹の湖」の右岸を見ると最高水位を示す2つの標識が。ひとつは2004年10月28日の台風23号来襲時の水位。この時由良川流域では福知山市から舞鶴市にかけて氾濫し、国道175号が冠水したそうです。もうひとつは2013年9月16日の台風18号来襲時の水位。この時の由良川流域では舞鶴市、福知山市、綾部市で合計448haが冠水したそうな。
ダム上、中央から見た「虹の湖」の様子。
一方、ダムの真下はこんな感じ。高さはあまりないように思えますが、それでも61.4mあるんです。
でも、下流側の遠景を見れば「ああ、それなりの高さだな」と実感します。
洪水吐付近に嵌め込まれた「大野ダム 建設省」と「概要」のプレート。
洪水吐の別の柱に嵌め込まれたプレート。これによるとダムの着工は1957年11月1日。あれ?先ほど見たダム横のモニュメントの日付と違いますね。どういうことなんでしょうか。
別の場所にも「大野ダム 建設省」のプレート。う〜ん、嵌め込むのが好きだねえ。
対岸(左岸)へ来ました。振り返るとこんな感じ。
プレートが多数嵌め込まれているのは仕方ないとしてもスナック風の看板は…ちょっとねぇ(苦笑)
まずは洪水吐に焦点を当てた写真から。これだけ見るとそんな大きなダムじゃないなと思うかもしれません。でも、
右岸のダム下から見るとこんなに横長なダムであることがわかります。
では、順を追って見ていきましょう。大野ダムへ行くには府道12号沿いにあるこの看板が目印。
府道沿いにあるこの建物が「京都府大野ダム総合管理事務所」。
貯水湖の名称は「虹の湖」。ダム湖百選のひとつでもあります。
ダムへ行くには管理事務所の横の細道を進み、階段を下りていきます。すると、大野ダムの概要と諸元を示す案内板があります。これによると当該ダムは由良川総合開発計画の一環として洪水調節を主たる目的として1961年に完成したダムだそうです。また洪水調節に支障のない範囲内で発電も行なっているとのこと。
右岸のダム横には大野ダムのプレートが嵌め込まれたモニュメント。なかなかオシャレです。
別の角度から。これによれば建設省(現在の国土交通省)と近畿地方建設局が築造したもので、竣工は1961年3月31日。着工は1957年11月31日。ん?? この年は11月は31日まであったんでしょうか? たぶん「30日」の間違いだと思うけどね。お役人様、しっかりしてくだせぇ。
ダム本体の欄干の上に設置された看板。いやいや、この看板の形状はどう見ても繁華街にあるスナックのそれでしょう!「スナック 大野ダム」と書かれていても違和感はありませんね。この日1番の傑作。
そしてこれがダム上。進んでみましょう。
「虹の湖」の右岸を見ると最高水位を示す2つの標識が。ひとつは2004年10月28日の台風23号来襲時の水位。この時由良川流域では福知山市から舞鶴市にかけて氾濫し、国道175号が冠水したそうです。もうひとつは2013年9月16日の台風18号来襲時の水位。この時の由良川流域では舞鶴市、福知山市、綾部市で合計448haが冠水したそうな。
ダム上、中央から見た「虹の湖」の様子。
一方、ダムの真下はこんな感じ。高さはあまりないように思えますが、それでも61.4mあるんです。
でも、下流側の遠景を見れば「ああ、それなりの高さだな」と実感します。
洪水吐付近に嵌め込まれた「大野ダム 建設省」と「概要」のプレート。
洪水吐の別の柱に嵌め込まれたプレート。これによるとダムの着工は1957年11月1日。あれ?先ほど見たダム横のモニュメントの日付と違いますね。どういうことなんでしょうか。
別の場所にも「大野ダム 建設省」のプレート。う〜ん、嵌め込むのが好きだねえ。
対岸(左岸)へ来ました。振り返るとこんな感じ。
プレートが多数嵌め込まれているのは仕方ないとしてもスナック風の看板は…ちょっとねぇ(苦笑)