ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

ストーリーのある…刀利ダム

2019-12-04 09:34:18 | 富山(ダム/堰堤)
刀利(とうり)ダムの名称は、地名に由来します。つまりこの場所が富山県南砺市刀利だからです。1966年3月、当時の農林省の管理のもとにダム本体が竣工しました(全体が完成したのは翌年3月)。



管理事務所です。ちょっとオシャレな感じの建物ですね。



2種類の水利使用標識。





下流側から見たダム。



上流の貯水側の景色。



下流側の景色。



対岸に来ました。こちらには見晴どころや、このような展示物(ダム放流バルブ)があります。





こうして見ると、このダムがドーム型アーチ式であるのがよくわかります。



対岸側には、他に刀利ダムについての概要が記された案内板があります。





さらにその隣にはダム竣工記念碑と松村謙三なる人物の胸像が。







松村謙三(1887-1971)は福光町(現在の南砺市)出身の政治家で、厚生、農林、文部大臣を歴任。当ダムに関して言えば、1946年に小矢部川水系総合開発期成同盟会を結成し、その会長に就任。そして長年に渡りダム建設の陳情に尽力したことで刀利ダムは完成をみるに至ったという。

立派なダムの背景には立派なストーリーがあったんですねえ。
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