ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

マスネのピアノ音楽

2004-08-04 18:40:53 | 音楽あれこれ
マスネ(1844-1912)といえば《タイスの瞑想曲》が最もよく知られている。
いや、正確にいえば、歌劇《タイス》の中で演奏される「瞑想曲」のこと。
1894年に初演されたこの作品は、アナトール・フランス(1844-1924)の同名の小説に基づく。
確かにロマンチックないい曲だよな。
でもね、ピアノ曲にもいい曲があるんだよー。
さすが歌劇を多く書いた作曲家だけあって、曲によってはドラマチックだったりもする。
ま、我が国では「えー、マスネなんて…」ぐらいの評価だが、こういう曲を聴いたりすると考えも変わるハズ。
ちなみに、ここにアップしたのはEMIの盤だが、フランスEMIが制作した輸入盤です。(7243 5 85517 2 3)
言うまでもないが、フランスEMIは、アナトール・フランスとは何の関係もない(笑)
いわばフランスにあるEMIレーベルのこと。
日本だと東芝EMIがそれに相当する。

そういえば、最近の東芝EMIは元気がないねえ。(クラシックに関して)
日本独自のオリジナル録音なんて、まずやってないもんな。
国内盤のリリースといっても、所詮本家EMIのマスターテープを取り寄せてCD化し、日本語の解説をつけただけのものだし。
もちろん、それは東芝EMIに限ったことじゃない。
ほぼすべてのレコード会社が横並びで同じことをしている。
これじゃ、まるで輸入代理店とかわらんだろ。(蔑)
あのさー、仮にも夢を売る商売なんだからさ、もっとクリエイティブなことしようぜ。
たとえば、隠れた人材を発掘するとかさ。
前向きなことを何一つしないくせに「CDが売れないんですよねー」って言うなっ。
そんなことじゃ、いつまでたってもクラシック音楽は「日陰者扱い」されるばかりだぞ。
なんなら、ワシに何かやらせてみたら?(笑)
コメント    この記事についてブログを書く
« 厳しいだろうね | トップ | 継続は難しい »

コメントを投稿

音楽あれこれ」カテゴリの最新記事