どーも、ワシです。今回は新潟県魚沼市湯之谷芋川(ゆのたにいもかわ)にある阿賀野川水系の奥只見ダムを訪れます。いや〜、ここは気になっていたんですよね。というのも、昨年3月、東京都西多摩郡奥多摩町にある白丸調整池ダムを再訪した際、そこにいた警備員さんとの会話が記憶の隅にあったからです。
「ダム巡りをしているんですよ」
「そうなんですか。じゃあ、奥只見ダムも行かれたんですか?」
「いえ、まだです。でも、どうして?」
「いやぁ、私の生まれたのが奥只見ダムの近くなもんでね」
「へぇ〜、そうなんですか」
名前も知らぬ高齢の警備員さんの故郷へ向かう…。奥只見とは一体どんな場所なのか。そんなことを考えながら国道352号を進み、途中から県道50号(奥只見シルバーライン)をひたすら行くと到着です。
ただ、ダム横へは直接行くことができないため、ダム下にある大駐車場にクルマを停めて徒歩で向かうしかありません。で、その大駐車場から見た「ご尊顔」をまずご覧ください。
大駐車場のところにあるのが奥只見レイクハウス。う〜ん、昭和の香りがプンプンするような建物ですね。
駐車場の隅には、ダム下の地中深いところにある奥只見発電所で稼働していた水車ランナが展示されています。
その横には奥只見電力館への案内図。
ダム横へ行くには2つの行き方があります。ひとつはこの階段を登って行く方法。
もうひとつはこのスロープカー乗り場から行く方法。もちろんワシは足腰を鍛えるために徒歩で登るほうをチョイス。
ダム横までの中間地点付近から下を見るとこんな感じ。
何しろポンコツなのでフーフー言いながら、やっとの思いでダム横へ。スロープカーの終点です。
参考までにこれが終点でのスロープカーの入口。
券売機でチケットを購入するようです。片道料金は中学生以上が100円、小学生が50円、未就学児童は無料だそうです。
チケットを購入したら、この乗り場へ。ワシには関係ありませんが。
ダム横に来ました。さあ、いよいよダムを見学するか…と思いきや色々見所がありそうなので、まずは奥只見電力館へ行ってみることに。
電力館へはこのスロープを登っていきます。
スロープの途中から。おっ、遊覧船乗り場とな! あとで行ってみましょう。
スロープをさらに登って行くと電源神社なるものが。ここにはダム建設にあたり殉職した方が祀られているそうです。
その先には「岡田正平像」。岡田正平(おかだしょうへい:1878-1959)は新潟県中魚沼郡中条村(なかじょうむら)、現在の十日町市出身の政治家で、1947年から1955年まで新潟県知事を務めた人物。只見川の電源開発事業に尽力した関係でここに銅像が建てられたのだと思われます。
そして…見えてきました。これが電力館です。
おっと、その手前には「荘田エーデルワイス」なるものが。これは理学博士である荘田幹夫がエーデルワイスの種をスイスから持ち帰ったものだそうな。荘田は雪崩研究者として昭和32年(1957年)より人口雪崩実験を開始し、雪崩のメカニズムの解明に貢献。その成果は防雪工学に生かされ、雪国でよく見られるスノーシェッドはこの工法が用いられているという。だがスイスから帰国してこれから活躍が期待されるという矢先の昭和49年(1974年)6月、50歳の若さで急逝した。(参考)
ダムを見下ろせる場所にあるのが慰霊碑。奥只見ダム建設の際に殉職した117名がここからダムを見守っています。
近くにはダム下の大駐車場にもあった奥只見発電所で稼働していた水車ランナ。諸元から判断すると同型のものと思われます。
で、これが奥只見電力館です。訪れた時間が早朝だったのでもちろんまだ開いていません。
電力館から見るとダム上はこんな風に見えます。早朝なのでモヤが凄いのはご勘弁。
当ブログには1つの記事あたりの字数制限があるため、今回はここまで。続きは明日ご覧ください!
「ダム巡りをしているんですよ」
「そうなんですか。じゃあ、奥只見ダムも行かれたんですか?」
「いえ、まだです。でも、どうして?」
「いやぁ、私の生まれたのが奥只見ダムの近くなもんでね」
「へぇ〜、そうなんですか」
名前も知らぬ高齢の警備員さんの故郷へ向かう…。奥只見とは一体どんな場所なのか。そんなことを考えながら国道352号を進み、途中から県道50号(奥只見シルバーライン)をひたすら行くと到着です。
ただ、ダム横へは直接行くことができないため、ダム下にある大駐車場にクルマを停めて徒歩で向かうしかありません。で、その大駐車場から見た「ご尊顔」をまずご覧ください。
大駐車場のところにあるのが奥只見レイクハウス。う〜ん、昭和の香りがプンプンするような建物ですね。
駐車場の隅には、ダム下の地中深いところにある奥只見発電所で稼働していた水車ランナが展示されています。
その横には奥只見電力館への案内図。
ダム横へ行くには2つの行き方があります。ひとつはこの階段を登って行く方法。
もうひとつはこのスロープカー乗り場から行く方法。もちろんワシは足腰を鍛えるために徒歩で登るほうをチョイス。
ダム横までの中間地点付近から下を見るとこんな感じ。
何しろポンコツなのでフーフー言いながら、やっとの思いでダム横へ。スロープカーの終点です。
参考までにこれが終点でのスロープカーの入口。
券売機でチケットを購入するようです。片道料金は中学生以上が100円、小学生が50円、未就学児童は無料だそうです。
チケットを購入したら、この乗り場へ。ワシには関係ありませんが。
ダム横に来ました。さあ、いよいよダムを見学するか…と思いきや色々見所がありそうなので、まずは奥只見電力館へ行ってみることに。
電力館へはこのスロープを登っていきます。
スロープの途中から。おっ、遊覧船乗り場とな! あとで行ってみましょう。
スロープをさらに登って行くと電源神社なるものが。ここにはダム建設にあたり殉職した方が祀られているそうです。
その先には「岡田正平像」。岡田正平(おかだしょうへい:1878-1959)は新潟県中魚沼郡中条村(なかじょうむら)、現在の十日町市出身の政治家で、1947年から1955年まで新潟県知事を務めた人物。只見川の電源開発事業に尽力した関係でここに銅像が建てられたのだと思われます。
そして…見えてきました。これが電力館です。
おっと、その手前には「荘田エーデルワイス」なるものが。これは理学博士である荘田幹夫がエーデルワイスの種をスイスから持ち帰ったものだそうな。荘田は雪崩研究者として昭和32年(1957年)より人口雪崩実験を開始し、雪崩のメカニズムの解明に貢献。その成果は防雪工学に生かされ、雪国でよく見られるスノーシェッドはこの工法が用いられているという。だがスイスから帰国してこれから活躍が期待されるという矢先の昭和49年(1974年)6月、50歳の若さで急逝した。(参考)
ダムを見下ろせる場所にあるのが慰霊碑。奥只見ダム建設の際に殉職した117名がここからダムを見守っています。
近くにはダム下の大駐車場にもあった奥只見発電所で稼働していた水車ランナ。諸元から判断すると同型のものと思われます。
で、これが奥只見電力館です。訪れた時間が早朝だったのでもちろんまだ開いていません。
電力館から見るとダム上はこんな風に見えます。早朝なのでモヤが凄いのはご勘弁。
当ブログには1つの記事あたりの字数制限があるため、今回はここまで。続きは明日ご覧ください!
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