ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

釣り人も集まる…大郷戸ダム

2020-12-10 07:03:10 | 栃木(ダム/堰堤)
今回は栃木県芳賀郡益子町(はがぐんましこまち)山本にある利根川水系の大郷戸(おおごうと)ダムを訪ねてみます。ダムの名称は下流の地名からとったもので、そこには鎌倉末期から室町初期のものと推定される大郷戸廃寺跡五輪塔群(益子町指定文化財)があります(参考)。アクセスは県道41号から県道257号に入り、妙伝寺付近の道を入っていったところにあります。

その道を登っていくと…、あれですね。



右岸に到着しました。ダム横にあるのが「益子町土地改良区大郷戸ダム事務所」。





水田用水を確保するためのダムのようですね。



事務所から見たダムの様子。



事務所の奥のほうには「大郷戸ダムの碑」があります。これによれば、この地域は昔から水不足に悩まされてきたそうで、農業用水の安定確保のためにダムが築造されたとあります。1976年に着手され、1987年3月に完成したそうな。



その碑の隣には「定礎」のプレートが嵌め込まれた石碑。1980年9月とありますが、一体何の定礎なんですかね。



では、ダム上を進んでみます。



ダム上、中央付近から見た貯水湖の様子です。訪れた時間が早朝だったので、湖面には靄が立ちのぼっています。



下流側の景色です。



対岸(左岸)手前には余水吐があり、増水するとここから溢れ出て、



あちらへ流れていきます。



対岸から振り返るとこんな感じです。



対岸、貯水側から見たダムの様子。写真手前に見えるのが越流式の余水吐。



なお、大郷戸ダムはブラックバスが釣れるそうな。写真には入っていませんが、訪れた日にも釣り人が数人いました。
コメント    この記事についてブログを書く
« ちゃんとしときたい…四時ダム | トップ | 靄が神秘的…菅又調整池 »

コメントを投稿

栃木(ダム/堰堤)」カテゴリの最新記事