ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

案内板が欲しい…和意谷池

2023-04-29 06:57:25 | 岡山(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。さて、今回は岡山県和気郡和気町吉田(わけぐん わけちょう よしだ)にある吉井川水系の和意谷池(わいだにいけ)を目指します。池の名は和意谷川を堰き止めて築造したことによると思われます。アクセスは山陽本線の吉永駅の北側を走る県道404号を和意谷川に沿って登っていくと到着します。

左岸に到着しました。


左岸、貯水側から見た、いわゆるダム上。洪水吐は左岸側にあります。


その洪水吐は水が溢れると、このトンネル水路を通って下流へ向かうようです。

おーっと、トンネル水路上部に「和意谷池」のプレートが!さらによくみると昭和34年(1959年)12月竣工の文字が見えます。


では、ダム上を歩いてみることにしましょう!


ダム上から洪水吐を角度を変えてみると、こんな感じ。越流式です。


ダム上、中央から見た和意谷池の様子。


一方、下流側はこんな景色です。


対岸(右岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。


右岸から見た和意谷池の様子。左岸側に取水設備らしきものが見えますね(写真中央左)。


右岸から見たダムの傾斜の様子。


左岸に戻り、先ほど見た取水設備らしき建物に近づいてみます。その入口の扉には藤のイラストが描かれており、「ため池管理棟」の文字。あ、一応管理棟なんだ…。


そこからダム上を見ると、こんな感じ。


和意谷池はダム便覧に登録されていて、そのデータを見ると高さが25.6mとあるのでダム認定されているのでしょう。そして竣工年は1960年と記されているんですが上に示したトンネル水路の竣工年と一致しませんね。ということはダム便覧では別のデータから引用したということになります。では、どこから引用したんでしょうか…。出典元が気になります。
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