ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

ナイス・ポイント

2006-02-06 05:00:39 | ドライブ関連
やらなければならない原稿があるというのにドライブへ出掛ける。我ながらホントに呆れる。やはりビョーキだ。

寒くて晴れているので、きっとどこかに素晴らしいビュー・ポイントの見られるところがあるはず。そんなことを考えつつクルマを飛ばす。向かったのは山中湖方面。大月からだとR139を使えば山中湖まで一本道なのだが、それでは面白くない。そこで脇道をウネウネと走る。

で、辿り着いたのは忍野温泉。言うまでもないが、忍野は「おしの」と読む。おっと、暗がりが多い場所だな。よしよし、これなら夜空がよく見えそうだぞ。

そんなことを考えながら走っていると、山中湖へ向かう途中でムチャクチャ素晴らしいポイントを発見!写真でお見せできないのが本当に残念であるが、そこは街灯はないし、広角で夜空を見ることができる。もちろん今夜は満天の星だ!おまけに、暗闇の中にクッキリと浮かび上がった富士山の輪郭!あぁ、感動。

興奮冷めやらぬうちに山中湖へ到着する。と、その時、あることを思い出した。そうだ、山腹に見えていた灯りがあったな。あれは何だろう。気になればその方向へ行くしかない。

あった。どうやらその灯りはホテルマウント富士のものらしい。湖の周囲を走る道路にその入り口があり、早速登ってゆく。

勾配のある通路は写真に示したように夜中でもこんなに明るい。こんな感じの細道がしばらく続くのだ。どうやらこの通路はホテルの私道のよう。ということは、ワシは不法侵入にあたるのか?まあ、いいや。さらに上っていこう。

しばらく行くと、途中に妙な建物を発見。不思議な門構えだ。その脇には「Tatuo museum」なる表札がある。なんだろう、これは。ミュージアムというのだから博物館か美術館なのだろう。しかし、門扉はサビついている。昼間に営業しているふうでもない。さらにその近くには矢印の形をした意味不明の物体が…。怪しい、実に怪しい!

クネクネとした細い通路を上っていくと、ようやくホテルに辿り着く。クルマを降りて周囲を眺めてみた。おそらく昼間であれば、きっとナイス・ビューなんだろうな。

今回はいくつかのポイントを発見することができて満足だった。たまには、こういう「当たり」もある。まるでギャンブルだな。そうか、だから深夜のドライブはやめられないのか…。妙に納得。
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