ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

モーツァルト・ダイアリー

2005-12-18 17:38:01 | 音楽あれこれ
ベーレンライター社が作った「モーツァルト・ポケット・ダイアリー2006」。原綴は"Mit Mozart durch das Jahr 2006"である。モーツァルト協会会員のなかにはすでに入手された方もいるはず。

リンクしたサイトをご覧になればわかるが、これはタテ15.3cm、ヨコ11.2cmという小さなもので、144ページからなっている。一応日記という体裁をとっているので、通常の日記手帳の機能は十分にある。モーツァルト・ファンに嬉しいのは毎日の項目だろう。つまり年に関係なく、「日」に起こった出来事が書かれているのだ。たとえば7月25日のところには「1788年:ト短調の交響曲 K.550初演」とある。

そんなわけで、ファンならば毎日この手帳を開くのが楽しくなる。そんなアイテムだ。また、多くの図版もあり見るだけでも楽しい。表装は写真ではわかりにくいが一応革張りで、手触りがすこぶるグッド!定価は14.95ユーロ。現在の1ユーロが139円ほどだから単純計算で2,078円。

でも今ならアカデミア・ミュージックで1,800円で買うことが可能。ワシはモーツァルト・ファンでもないのに10月に「成り行き」で購入してしまったが、後悔はしていない。でもアカデミアさんはそんな値段設定にしたことに後悔していると嘆いていた(笑)
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子供番組を見る

2005-12-18 15:52:15 | 脳みその日常
このところ、つとめて子供向けのテレビ番組を見ている。もちろんヘンな趣味からではない。今週末、ある地域の子供たちの前で「お話」をするためである。担当者から「子供にもわかりやすいクラシック音楽のお話をして下さい」とお願いされたので、子供の目線になって日々「ネタ」を考えているのだ。子供番組でもクラシック音楽が使われていたりするのでね…

それにしても近頃の子供番組は洗練されているねえ。洗練という意味は出演者にイケメンやアイドルのような可愛いコが顔を揃えているということ。よく子供番組の出演者に子供のお母さんたちが熱狂するというが、それはそういう意味だったのかと悟った。毎週イケメンがテレビに登場すれば、そりゃーお母さんたちだって嬉しいだろうねえ。でも、逆にお父さんたちが熱狂しないのはなぜなんだろうか。子供番組なんて彼らは見ないということなのか?

それはさておき、ワシはふだん子供の目線でモノを考えることはない。だから見慣れない番組を見ると非常に新鮮に映る。と同時に制作者が子供の心理をうまく掴んでいるなと感心させられたりもした。ナントカ戦隊のようなヒーローものなどは、大人の目線では「しょーもない」と感じることであっても、子供の目線ではそんなことはない。やはりあそこでキックすればカッコイイのだ!妙な動作のキックなのだが、子供はそれを見て「うぉぉぉぉ、カッコイイ!」と思い、画面に釘付けになる。た、たぶんそうじゃないかと思うけれど。

子供は大人と違ってリアクションが正直だ。つまらんと思えばすぐにあくびをしたり、注意が散漫になる。だから相手が子供とはいえ手を抜くことはできない。手を替え品を替え、軽妙なトークで彼らの心をつなぎ止めなければならないのだ。普段の大人向けの講座とは違い、こっちのほうが緊張したりして…。いやー、どうなることやら。
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