湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

入所先めぐりと…/夢たいカフェ運営実が今夜あり

2009-06-30 16:51:01 | 引きこもり
先日、ある老健の入所相談に行って、中を見学してきた。父の場合、糖尿病が原因の脳梗塞による緩やかな半身麻痺と歩行困難、いわゆる「まだらボケ」の介護度3であり、糖尿病治療がインシュリンを使うまでになっていない状態という、いわばボーダーラインにある症状なので老健の利用が可能なのだが、困ったことに、職員のいうことを聞かないとか、徘徊と転倒という困った悪条件がある。

家では最近大人しいのだが、先日のショートステイでは、夜間15回を超える夜間徘徊があって夜間担当の方が、室外での大排便の事件に巻き込まれていた。ベッド下に敷くセンサーマットが一晩中鳴り続けた。ポータブルトイレが枕元にあるのにトイレに行こうとする。ところが認知症が方向感覚を失わせているので、トイレが見つからない。職員が発見して連れ帰すと、また徘徊が始まるという状態。ただ便を出すために「トイレに行きたい」と感じて、また立ち上がる、この繰り返し。

相談員が老健の目的や、サービス、料金体系の説明を一通り済ませたあと、質問応答の場面になって、1)入所の可能性 2)認知症がらみの入所基準 の2点について確認した。居室も広めだが、老健だからリハビリがある。足の状態の現状維持が出来たらベスト程度の感覚でいるが、私からすれば特養入所と比較して生活にメリハリがあるので、認知の衰え防止にも繋がりそうだと思えるのだが、父は嫌がるだろう、そう思うと憂鬱になる。

旧い施設はプログラムの苦心をしていた。しかしここは、設備はいい。果たして職員はどうか、その辺の判断がつかない。デイサービスと入所フロアーは職員も違うだから、デイでお試しをやったとしても、職員・入所者の相性チェックなどは出来ない。ただ管理者のサービスの「肌理(きめ)」だけは予想が付く。

帰り道、バスが行ってしまったのでしばらく待たされた。待っている間に福祉車両の通り過ぎる頻度の多さに改めて驚いた。障がい関連の事業所も、このバス停のそばにもいくつかあり、高齢者関連の事業所をあわせると、なるほどとご近所さんが結構ある。交通と生活サービスの便がよくない土地の安いところに密集するのだから、当たり前ではあるが。徳洲会が駅の近くに作った有料ホームのような場合も有るが、値段が高い。

いずれにせよ、問題は当人が入所を拒否したときは、契約破棄となってしまうことだ。父はショートステイでホーム滞在中、「入所を承諾していない」と言い張り騒ぎを起こしている。ここをどう説得するかが問題。じりじりと家族が殺されていくような妄想が生まれてはかき消していく。この繰り返し。協力の無い介護は神経戦だと身に滲みる。

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K2インターナショナルの職場作り活動をたどっている。学校給食と絡み合わせた弁当配食サービスはどう作っていったのだろう。行政の協力があってのことだろうか、新しい領域を作らなければ、既存の職員さんが働いているのだから、人材確保もうまく行かないだろう。

もうひとつは、始めやすさ、起業のフレキシビリティを確保すること。身の丈から始められ、伸びていく可能性に満ちたもの。資本がなくとも始められ、わらしべ長者ではないが成長できる社会的な仕事。そこを考え続けている。

●「K2インターナショナル」

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今夜、運営実がある。事務所の方の話題は、翔の会メンバーがたい焼き修行に出ている間に詰めていく。今日は共有スペースのデザイン。ここの話。間延びしそうだなと。ブックアーチの件ももっとふくらませていい。


夜間傾聴:******君(仮名)
     中央林間君(仮名・親御さん)


(校正2回目済み)
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