湘南オンラインフレネ日誌

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7/13 お盆のディスコミ/状況を切るということ/NHKの注目する番組

2014-07-14 04:57:38 | 地震津波災害ボランティア

2014/07/13 記
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弟夫婦に連絡を取ろうとするが連絡がとれない。携帯電話所持を嫌がり、メールも通らない。ただお盆の件で母が墓地にいけないので、墓参を私に頼んだついでに、私と弟を合流させようとしていたのだった。

懇意にしている途中立ち寄る花屋に電話したところ、弟夫婦が来たとの情報があって、母は私が出かけるのを制止した。母は足の状態がよくなかった。家に来客があるとのことで、弟夫婦に墓参は任せて、私をそばにおいておきたかったらしい。お盆騒ぎはこうして終わったのだが、私たちが被災したとき、私は動けるのだろうか。暗澹とした気持ちになった。弟夫婦とは、未だに連絡が取れない。

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MSWさんの著書「東日本大震災 医療ソーシャルワーカーの 支援のバトンI」(日本医療社会福祉協会刊)の中の協力員名簿を見ていると、以前私が相模大野校の事務長の紹介を得て打診した北里大の方が何人か載っていた。そのうちの##さんは、実際話した方であり、今後、医療サイドからの相談があったとき、もう一度アクセスしてみようと思った。

この名簿に出てくる病院は、大学附属病院など地域の拠点病院だ。近隣の病院名もある。しかし、いわゆる精神科の病院は見当たらず、障がい者と被災を医療サイドから視点を開いて行くことに協力者を得るのは、結局は精神科医から入っていかなくてはならないのかなと、現場の重さを改めて感じたのだった。

懇話会には、NPOサイドからの協力者がいるが、現時点で福祉医療生活支援の側から、災害ボランティア活動をしているところとの接点が取れないままになっている。それは高齢者訪問介護活動の中で臨時に災害ボランティアを行ったり、高齢者配食サービス活動から個人的に被災地に出かけた方などで、被災者一般の復興支援の方が多いのが現状だ。

となれば、行政以外の医療関係者や、高齢者訪問介護業者さんの中から、探していかなくてはならないだろう。市民活動の領域では、2年前、A5版のチラシを延べ6万枚投函したが、応答は3・4件、それも政党関係者からの露骨な調査の電話だったという経過があり、サポセンにポスターやレターケースに投函したところで、それが1年前のチラシがまだ入ったままという状態で、新たな接点を生み出すことの困難さを感じている。懇話会が一般対象ではなく、ケア関係者対象であるから、なおさらのことだ。だから関係者対象であればこそ質をあげる必要がある。参加の価値の口コミを作らなければならないからだ。

今朝、河北新報の紙面の中に、次のような記事があった。

●「避難者わずか858人 津波到達、2万6500人に勧告」
●「広野町民、半数が帰町 届け出はわずか3割 給水量で町推察」

なんとも重い記事だった。ひとは積極的であるのではない。自分の家族から踏み出して協力してくれるのではないという、当たり前の現実だった。それが状況的なものであるか、地域の本質的な課題であるのか、多様化・個別化していくニーズを抱え込んで活動を作って行くということが、そこにいくつかの切り口を拡げて行く部分化の方法論を取らねば、影ふみをしているような事態になるだろう。

現にハイ・ストレス環境のひずみが、被災者に出てきており、単身者の孤立や、東北については過疎高齢化が顕著な形でほころびできていることに、支援と伴走を行わなければ、被害者が広がってしまう。そういう被災後3年余ならではの喫緊の課題がある。

だから、なしうること・活動の企画化は、空転しようがしまいが、粘り強く行い続けなければならない。懇話会活動はきっとヒントを提供してくれるだろう。

<<注目している番組>>

●「シリーズ東日本大震災 救えたかもしれない命~災害死・4年目の検証~」(NHK総合 7/21 0:50~1:39)
●「ハートネットTV 曖昧な喪失の中で ―福島 増える震災関連自殺―」(ETV 7/15 13:05~)

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**子から電話があった。世話をしてくれる和尚の批判のようだ。てんかんがあるため、ひとりではいけないので、○○ファンクラブ企画のライブに付き添ってくれと言って断わられたという話。これは困る。話は聞いたが、応答できなかった。

夜間傾聴>**子

(校正1回目済み)

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