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☆「まんがはじめて物語」

2006年06月15日 01時18分54秒 | 文学
山田風太郎の「明治断頭台」は連作推理短編集なんだけれど、6つ目まで読んだ。あとふたつ。毎回フランス人の巫女が被害者の霊を呼び出して事件の真相を語る。
福沢諭吉や少年時代の内村鑑三などが登場する。
歴史上の人物と、架空の人物が会話する。
この感じ、なにかに似ていると思ったが、やっとわかった。
「まんがはじめて物語」だ。
巫女エスメラルダが霊を呼び出すときの台詞、「アワリヤ、アソビハストモ、……」のわけのわからない言葉の魅力は、「クルクルパピッチョ、パペッピポ……」と似ているし。(知らないひとはウィキペディア参照)
推理小説としてどうなのかはいまいちよくわからないが(読まないので)、この「まんがはじめて物語」的な感じは楽しい。
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