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「SPEC 零」、「クロコーチ」、「亀田音楽専門学校」

2013年10月27日 21時43分48秒 | テレビ
最近見たテレビの話。

スペシャルドラマ「SPEC 零」を見た。
劇場版の宣伝を兼ねてのテレビドラマ。
連続ドラマのその前を描いたものだったが、まあいらないかな。ファンが見ればいいだけのもの、で、ファンなので見た。
戸田恵梨香が死んだスペックフォルダーを召喚できるスペックを持っているということがわかったところまでがおもしろかったので、それ以降の話は、おまけのようなものの気がしている。
映画館まで行こうとは思わないが、テレビで放送するときはぜひ見たいと思っている。

ドラマ「クロコーチ」第三話。
大地康雄が死んでしまった。
いいひとだった。
犯人じゃなかった。
毎週重要人物が次々に死んでいくおもしろいドラマだ。

NHK「亀田音楽専門学校」を見ていて、秦基博に興味を持った。
声がよくて歌がうまいと思う。
が、残念なことに彼自身の持ち歌に興味が持てない。
平井堅と同じタイプで、自身が作詞作曲するよりも昭和歌謡の名曲をカバーして欲しい歌手だ。
「亀田音楽専門学校」を見ていると、もっとくわしく音楽について学びたくなる。やはりテレビなのでものすごく難しい話はしない。NHKなんだから気にせずにすればいいと思うのだが、コードの話など、結局雰囲気しかよく理解できない。
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江藤淳『考えるよろこび』

2013年10月20日 00時21分11秒 | 文学
江藤淳『考えるよろこび』(講談社文芸文庫)読了。
江藤淳の講演集でとてもおもしろかった。もしかすると江藤淳の本でいちばんわかりやすかったかもしれない。力は正義ではない、とか、欠落感がなにかを生み出す、とか、印象に残ることがたくさんあった。引き続き江藤淳の本を読みたくなった。
国家というのは自分の属する党派について考えるのではなく、それを超えたものについて考えるべきものだ、というようなことが言われていて、なんだかいろいろなひとの国家論を読みたくなった。
いま半藤一利の本も読んでいるが、気楽には読めるが、そういう思想のようなことはあまり感じられない本なので、たまには江藤淳のような切れるひとの本も読むべきだと思った。
『海舟余波』を読みたいがどこか文庫で出してくれないかな。
いずれにしてもこの本(『考えるよろこび』)は大切に残しておいて繰り返して読みたい本だ。

11月の文庫新刊は気になるものがたくさんあるのでメモしておく。
大江健三郎『大江健三郎 作家自身を語る』
円地文子・白洲正子『古典夜話 けり子とかも子の対談集』
鶴見俊輔『文章心得帖』
カレン・ジョイ・ファウラー『ジェイン・オースティンの読書会』

ドラマ「クロコーチ」は第二話も見たが非常に面白い。この話はぽんぽん人が死んでしまうところに面白味があると思う。タランティーノの影響が感じられる。
長瀬智也の「せいかーい」「またまた、また、せいかーい」が耳に残る。
長瀬智也はすごい俳優なのだということが感じられる。
風間杜夫が死んだので、ますます大地康雄が怪しいとにらんでいる。
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平野啓一郎『ドーン』、ドラマ「クロコーチ」

2013年10月13日 16時06分47秒 | 文学
平野啓一郎の『ドーン』(講談社文庫)を読んだ。
途中までマイクル・クライトンみたいで、非常におもしろかったのだが、アメリカ大統領選の話がわかりにくくて、だんだんと興味を失ってしまった。残念。
分人主義についての理屈が先にあり、それを説明するための小説のようなところもあり、そこもおもしろさを削いでいるように思った。
私には合わないようでした。

さて、テレビドラマが新しく始まる時期で、「リーガルハイ」と「クロコーチ」の第一話を見た。「安堂ロイド」は見ようか見まいか迷っている。
「クロコーチ」を見続けようと思っているので、「安堂ロイド」はもういいかなと思っている。「安堂ロイド」で興味があるのは「SPEC」と脚本家が同じであるというところだけだ。木村拓哉主演というところには興味が持てない。木村拓哉が出たドラマで見ていたのは「あすなろ白書」と「眠れる森」なので、彼は主役ではなく脇役のほうがいいのではないかと思っている。
「リーガルハイ」も「クロコーチ」も、善人が悪人を懲らしめる話、ではなくて、悪人が悪人を懲らしめる話で、同じような話を二つも見なくても良いかと思い、「クロコーチ」を見ようかと思っている。
とてもおもしろそう。
いい俳優がたくさん出ている。剛力彩芽も見る前に危惧していたほど嫌ではない。
3億円事件がテーマになっているが、いまのところ、年齢的に犯人になれそうなのは大地康雄くらいしかいなくて、こんなドラマに大地康雄が出てるのはおかしいから、やっぱり犯人は大地康雄なんじゃないかと思う。
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朝ドラ、ノーベル文学賞

2013年10月12日 02時44分13秒 | テレビ
なんだか毎日家に帰ってもテレビしか見ていない、ぐーたらな生活をしている。
いまはなんだかそういう時期なのだ。中年クライシスなのかもしれない。
本も一切読んでいない。

朝ドラ「ごちそうさん」だけは毎日見ていて、いまのところ東出昌大だけが魅力があるドラマに見える。杏については、本日東出昌大がセリフで言っていたように、いまのところ全くいいところがない。ように見える。
それでもこのドラマを見てしまっているのは料理がおいしそうに描かれているからだと思う。それと「あまちゃん」のせいで朝ドラを見るのが習慣になってしまったせいだ。

本はまたいつか読み始めるだろう。そのうち。
村上春樹がノーベル賞を逃したというニュースで”ハルキスト”(村上春樹のファンのことをこのように呼ぶらしい)たちがどこかの飲食店で、ホットケーキにコーラをかけて食べているニュースを見た。ホットケーキにコーラをかけて食べる場面が村上春樹の小説に登場することを寡聞にして知らなかった。『風の歌を聴け』に登場するらしい。
村上春樹の小説の主人公はよく料理を作っていたような気がするが、いま思うとどんな料理を作っていたかさっぱり思い出せない。何かの小説で野菜をいためて最後にビールをかけて出来上がり、みたいな料理をつくっていたような、そしてそれは若いころよく作った料理であるというような場面があったような気がする。そのくらいしか思い出せない。
キッチンのシンクでスニーカーを洗うシーンはよく出てきた気がするけれど。
で、テレビでハルキストたちを見ながら、この人たちは本当に村上春樹のファンなのだろうかと思った。村上春樹のファンならば、ノーベル賞なんてとってもとらなくてもいいよ、というような気持ちじゃなければ嘘じゃないかなと思った。
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朝ドラ「ごちそうさん」

2013年10月02日 00時12分25秒 | テレビ
NHKの朝ドラ「あまちゃん」が終わったので、続いて始まった「ごちそうさん」を見ている。2話まで見た。
子役が苦手なのだが、やはり苦手で、でもまあ見ている。
主人公のお父さんの作る洋食がおいしそうで、見るとすればいまのところここしか見るべきものはないな、という感じ。
主人公の子供時代から描いて年取っていく姿を描くというのは、人間というのは生まれたときからずうっとおんなじ人間であるというフィクションを受け入れてくださいと言っているのだなと思う。
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