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ブラッド・バード監督『インクレディブル・ファミリー』

2018年12月30日 21時13分24秒 | 映画
年末年始は案外することもないので子どもといっしょにブラッド・バード監督『インクレディブル・ファミリー』を見る。
前作『Mr.インクレディブル』はとても好きな映画で、それを超えることはなく過去を振り返るだけの映画かもしれないと思っていたらそんなことはなくて前作以上におもしろかった。傑作。
前作のすぐ直後から話が始まって、長いブランクを感じさせない。
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ジョシュア・ベッカー『より少ない生き方 ものを手放して豊かになる』

2018年12月28日 00時43分06秒 | 文学
久しぶりにNHKの「SWITCHインタビュー 達人達」の録画を見る。
出演は柳楽優弥と藤田貴大で、柳楽優弥には前々から興味がある(というほど出演作品を見ていないが)し、藤田貴大は最近よく名前を聞く演出家で気になっている。
柳楽優弥は藤田貴大へのインタビューを番組が用意したカンペを読んでいて、そこが気になった。この番組は交代に一方が相手にインタビューするという番組ではないのか。なんとなく柳楽優弥が気もそぞろに藤田貴大の話を聞いているように見えた。
後半の藤田貴大から柳楽優弥へのインタビューのほうがおもしろかった。
藤田貴大の次回作は柳楽優弥が出演らしい。それでか、と思った。
藤田貴大のお芝居はおもしろいのだろうか。録画しているものがあるのでいつか見てみたい。
藤田貴大が『誰も知らない』を劇場で三回も見たと語っていて、そんなにならば見なければならぬ、と思った。

ジョシュア・ベッカー『より少ない生き方 ものを手放して豊かになる』(かんき出版)を図書館で借りて読んだ。
佐々木典士の本を読んでから、ミニマリズムについては気になっている。
子どもの物を置くために本を整理していて、ものすごい量の本を近所の古本屋に売りに行った。ものが減るとなんだかうれしい。
もともと物にはあまり執着のないほうだと思っているが、それでも本はだいぶ溜まっている。もう読まない本、古くなって読めない本などをどんどん捨てて、まだそれでも減らないのでこの作家、あの作家、という感じで抹消する作家を決めていっている。いまは沢木耕太郎や原りょうとかで迷っている。原りょうは新作が出たからまた昔の作品を読み返すこともあるかな、などと考えていると捨てられなくなる。
本をたくさん家に持っていることが私の知識の証明にはならない、と頭では分かるのだが、やはり心のどこかで自分のプライドの拠り所にしているのだろうな。
たぶん、そうやって本を整理しているせいで、ちょっとでもおもしろくない本は読めなくなっている。どういう心理状態かはっきりしないが、「どうせ捨てる本だ」とか「もっと大切なことがある」とか「あんなにたくさん読んだのに何一つ憶えていない。そして捨てた。どうせこの本も苦労して読んだって同じだ」みたいなことを考えているのだろう。
ゴダールの『ゴダール映画史』と河盛好蔵の『藤村のパリ』とグレイス・ペイリーの『最後の瞬間のすごく大きな変化』が途中やめになっている。たぶん最後まで読めない。

ジョシュア・ベッカーの『より少ない生き方 ものを手放して豊かになる』はミニマリズムを実践することで、キリスト教的な他人への愛に目覚めるというような大袈裟な話に最後のほうはなっていて、「ほう」と思った。やはり牧師だからだろう。
たしかに他人のために生きるというのは大切なことだと思うが、物を減らすことでそこにつながるというのがよく分からない。
しかし何事も実践するまで何も分かりはしないのだから、彼の言うことも本当なのかもしれない。
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フランク・キャプラ監督『素晴らしき哉、人生!』

2018年12月25日 23時09分07秒 | 映画
録画していたフランク・キャプラ監督『素晴らしき哉、人生!』を見る。
絶望して、自分なんかいなければ良かったと思い、天使に自分のいなかった世の中を見せられて、素晴らしい人生だったんだと気付く話だった。

叔父さんがお金をなくして絶望したジェームズ・スチュワートが子どもを怒る場面がとてもつらい場面だった。
機嫌の悪いときにピアノの練習をしている娘に怒鳴り散らしたり、いろいろ聞いてくる子どもをうるさいと言ったりって、ありそうだ。自分にもありそうなのでとても見ていて苦しい場面だった。
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水野敬也『運命の恋をかなえるスタンダール』

2018年12月24日 00時05分33秒 | 文学
水野敬也『運命の恋をかなえるスタンダール』(文響社)を読んだ。
『恋愛論』のなかからスタンダールが登場して恋愛指南をモテない女性にしてくれるという話で、非常に期待して読んだ。
スタンダールの『恋愛論』は長いし、たいしたこと書いてなさそうな気がして読まないだろうけれど、この本を読んだら読んだ気になる、もしかしたら読みたくなるのではないかと思った。
が、そういうことにはならなかった。
ああそういう話か、と思った。あまり深い感動もなかった。こんな女性いるかなと思った。
スタンダールの『恋愛論』についてはよくわからなかった。

テレビドラマの『私結婚できないんじゃなくて、しないんです』がものすごく好きだったが、水野敬也はこのドラマの原作者で、そういう期待もあったが、本で読むのとテレビドラマで見るのとはやはり違うなと思った。
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ポール・アンドリュー・ウィリアムズ監督『アンコール!!』

2018年12月17日 21時10分11秒 | 映画
録画していたポール・アンドリュー・ウィリアムズ監督『アンコール!!』を見る。
なんだかいらいらして妻や子どもに厳しい言葉を言ってしまうことが僕にはあるのだが、そういう老人を主人公にした映画だった。
性格というのは厄介で、なかなか変えることが出来ない。
愛する妻が死んでしまうと、息子とどのように接したらよいのかわからない。自分が間違っていても謝ることが出来ない。
そういう老人が最後に亡き妻のために歌を歌うというもので、とても感動する予感はしたのだが、予想したほど大きな感動はなかった。最後を音楽で締めるということは、かなりその音楽に期待してしまうのだが、テレンス・スタンプの歌は僕にそこまで感動させなかった。

『オーケストラ!』や『コーラス』は曲や歌が良かったので感動させられて、そういうものを期待したのだが、まあまあだった。
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『西郷どん』最終回

2018年12月16日 22時41分55秒 | テレビ
NHK大河ドラマ『西郷どん』の最終回を見た。
一年間最初から最後まで見ることが出来た。
西郷隆盛の印象はあまり良くなかったのだが、ドラマを見て印象は良くなった。しかし最終回の西南戦争はちょっと長いなと感じた。通常よりも放送時間を長くして描くような内容はなかったと思う。
西郷隆盛は何のために西南戦争を起こしたのか、やはりドラマを見てもよくわからなかった。侍の世の中を終わらせるために、自分が最後の侍になって死ぬ、というような話になっていたようだが、ほんとうにそんなふうに思って死んだのだろうか。
よくわからない。
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「続・いまさら観てないとは言えない映画。」

2018年12月15日 23時30分17秒 | 映画
雑誌「BRUTUS」の「続・いまさら観てないとは言えない映画。」号を図書館で借りて読む。
「いまさら観てないとは言えない映画。」号がおもしろかったので今回も読んでみる。
黒木華のインタビューで紹介された『ブルーバレンタイン』と『(500)日のサマー』に興味を持った。『(500)日のサマー』は以前にも何度か誰かがどこかで言及するのを聞いたような記憶があるのでたぶんおもしろいのだろう。いつか見たい。
柳楽優弥は『スター・ウォーズ』を見ていないらしいが見る必要はないと思う。もう時代にあっていなくて見てもおもしろくも何ともないんじゃないかと思う。字幕翻訳家の戸田奈津子が『第三の男』を五十回見たと言っていたが、そのようなものだと思う。いま見てもおもしろさがさっぱりわからない(当社比)。
その他雑誌を見て観たくなった映画は『スティーブ・ジョブズ』2本。スティーブ・ジョブズの伝記映画が2つもあることを知らなかった。スティーブ・ジョブズがろくでもない人間らしく、そこが見てみたい。
あとは『SUNNY 強い気持ち・強い愛』にも興味がある。
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『THIS IS US 36歳、これから』第三話

2018年12月13日 23時34分11秒 | テレビ
テレビドラマ『THIS IS US 36歳、これから』の第三話を見る。
このドラマは再放送らしいのだが、全く知らなかった。非常におもしろい。
今後もずっと見るだろう。
過去と現在を行き来して描き、どうして現在こうなっているのかもだんだんと分かるようになっている。
第三話では、なぜ三人兄弟の父親はいないのかが明かされなかった。過去ではとても夫婦仲が良いように描かれるのだが、現在その父親はいなくて、代わりに父親の友人が母親のパートナーとして存在している。
とてもおもしろいと思いながら毎週見ている。
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佐々木典士『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』

2018年12月12日 00時46分14秒 | 文学
佐々木典士『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(ワニブックス)を図書館で借りて読んだ。
佐々木典士はスティーブ・ジョブズが好きだ、ということがよくわかった。
モノを捨てて人と比べなくなったというが、ジョブズとも比べていないのだろうか。
しかし、ほんとうに確かにいろいろと物を持ちすぎていると感じているので少し整理したいものだ。
ちょうど娘が来年小学校に上がるので学習机を部屋に置かないといけないのだが、そのために本を整理した。あれもいらない、これもいらない、と分類して、だいぶ減ったがまだ減らさないといけない。ほんとうに本は場所を取る。
いま読んでいる本と次に読む本以外はほんとうは全部捨てれば良いのだけれど、やはりせっかく読んだプルーストは置いておきたいし、夏目漱石も、太宰治も、小林秀雄も、となるとだいぶ場所を取る。
吉川英治の『三国志』(全五巻)を、映画『レッドクリフ』公開時に購入し、結局本も読んでいないし映画も見ていないのだが、いまだに家にある。今回捨てようと思ったが、まだきれいなのでもうしばらく残留。
本を整理したついでに、テレビの録画予約もだいぶ減らす。
『セブンルール』も『サラメシ』も『アナザースカイ』も『刑事コロンボ』ももうやめる。
いまは大河ドラマと、この間から見始めた『THIS IS US 36歳、これから』だけを残す。テレビは少しだけ、と思って見ると、ついでに他のものも見てしまうのでいけない。
ブラウザのホームページもヤフー!からグーグルに変える。ヤフーニュースは馬鹿馬鹿しいと思いながら見てしまうので、もう見ないようにしたい。上沼恵美子が激怒したかどうかなぞどうでもいいのだ。

最近書店では美智子皇后の愛読書ということでP・G・ウッドハウスの本を宣伝しているが、私はいまカルロス・ゴーンが独房で読んでいるというジェフリー・アーチャーの本に興味を持っている。新潮文庫はポップを作って宣伝すべきだ。
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山田洋次監督『男はつらいよ ぼくの伯父さん』

2018年12月11日 00時39分02秒 | 映画
録画していた山田洋次監督『男はつらいよ ぼくの伯父さん』を見る。
寅さんはもう恋をしない。ちょっとだけそんなふうな素振りもするが、本気ではない。
甥の満男の恋の相談を受け、甥の弁護もして結構まともだ。
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