ダブログ宣言!

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41歳の微熱

2016年09月29日 22時14分38秒 | テレビ
微熱が続くので耳鼻科に行き、蓄膿(副鼻腔炎)の薬をもらって帰る。だいぶ楽になる。
最近よく蓄膿になる気がする。年のせいかもしれない。

会社を休んだのでテレビを見ていると、ベッキーの「背中ヌード」の広告についてやっていたが、一度不倫をしたことをここまで長く言われるのはなぜなんだろう、と思った。
このところ不倫で報道される人はたくさんいるのだが、ベッキーだけが悪く言われている気がする。女のくせに不倫をするな、という気持ちが男にも女にもあるのかもしれないなと思う。
そんなに悪いことかなと思う。当事者以外には関係のない話なのではないかと思っている。

そろそろ紅白歌合戦の話題の季節になってきたが、今年は、
・宇多田ヒカルが出る。
・尾崎裕哉が尾崎豊(の映像)と共演する。(歌うのは「I LOVE YOU」以外がいいが、たぶん「I LOVE YOU」だろう。しかたない。)
のどちらかが実現すれば見るだろう。イエモンが出ても見るかもしれない。
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野田秀樹作・演出『エッグ』

2016年09月27日 11時01分24秒 | 舞台
録画していた野田秀樹作・演出の『エッグ』を見た。
野田秀樹はすごいなあと思わせながら、ぜんぜん理解できない気持ちにさせるのがさらにすごい。
行われていることは全部嘘ですよと言いながら、ところどころではっと驚かされるような真実の言葉を言われる。
舞台の上ではものすごく感動的な場面が描かれているのだが、そこに自分の感情が入り込めていないことを感じる。これはテレビで見ているからで、もしかしたら客席にいたらもっと感情移入できるものなのかもしれないが、野田秀樹の舞台はだいだいそうである気もする。
観客が舞台の上の登場人物の感情の動きに寄り添うことが出来ない。
それは野田秀樹の気持ちに私が寄り添えないことを表しているのかもしれない。

過去の戦争の歴史から早く逃げ切ってしまえば、そのうちノスタルジーになってしまうのだ、というのが痛烈だと思った。真実は噂によって作られるというような思想もさすがと思った。

深津絵里が歌が上手なのと仲村トオルの胸筋がすごいのが印象に残った。
あとはオーナー役の秋山菜津子の顔が印象に残った。
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英語学習再開

2016年09月26日 22時28分35秒 | 英語
昨日から英語の勉強をしている。
もうほんとうに続かないので、何が何でも続けるようにしたい。
何が原因か分からないがやらなくなってしまうのが英語の勉強だ。ただただ続けて、3年続けたい。
やはり成長が見えないのと、何のためにこんなことをやっているのか分からなくなってくるのが原因なのだろう。
それと音読している自分の発音が駄目なのではないかという疑念を持ち始めて他の勉強を始めてしまうのがよくない。
茂木健一郎も言うように、下手な時期を過ごさなければ上手にならない。
勝間和代も言うように、発音がいくら下手でも通じるのだ。勝間和代程度の発音でいいのだと諦めて(勝間和代さま、ごめんなさい)、やっていこう。

3年後には会社が潰れるのだと考えて、そのくらいの覚悟で勉強していきたい。勉強しておかなくては家族が路頭に迷うのだ。
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小熊弥生『TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール』

2016年09月25日 20時39分13秒 | 文学
小熊弥生『TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール』(幻冬舎)を図書館で借りて読む。
英語を勉強するにはすべてを捨てて英語にむかわなければならないようなところがあり、そのプレッシャーが長続きしない原因のような気がしている。
このひともものすごくがんばって英語を勉強したことがわかる。
そこまでの気持ちが私にあるかと言うと、もちろんないので英語の勉強は大変なんだろうなと思ってしまう。同時通訳になろうなどと思ってないし、何か英語を勉強して転職しようとも思っていない。
どの本を読んでも、英語を勉強してどうしたいのかを明確にせよというようなことが書かれているのだが、そこまでの気持ちを持って臨まないとやれない趣味ってすごいなと思う。料理をするのもテニスをするのも水泳をするのも筋トレをするのも読書をするのもそこまでの気持ちを持たなくてもできた。例えば料理人になるくらいの気持ちを持ってないと料理は趣味に出来ないというようなことはない。
英語がどれだけむずかしいのかがよくわかる。

TOEICは受けたことはないのだが、読んだ本はどの本を読んでもTOEICの勉強は実際に英語が使えるようになる勉強とは違うと書いてある。
点数もちょっと勉強すればすぐに800〜900点くらいになれるというようなものばかり読んだので、どこかで馬鹿にしてしまっている。実際に自分が受けて300点くらいしか取れなければ相当にショックを受けるだろう。そのためにも受けてもいいかもしれない。
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勝間和代『最後の英語やり直し!』

2016年09月24日 22時58分34秒 | 文学
勝間和代『最後の英語やり直し!』(毎日新聞社)を図書館で借りて読む。
ほんとうに私自身の、「最後の英語やり直し!」をしなければならないなと感じている。
書いてあることは当たり前なのだが、勝間和代って、自分の実感できちんと本を書いているなと感じた。もっといい加減に本を書いていたような、そんな印象があったが、ちょっと本が売れなくなってきちんとやりだしたのかなと思った。
勝間和代と言えば、外資系の会社に入っていたことを売りにしていたように記憶するが、今回読んでいるとそれは入れる会社がなかったし女性が不利だったからという理由になっていた。デビューのときは仕方なく売りにしていたけれど、それは実はマイナス面のことだったという話はよくあることなのかもしれない。
(ちょっとここで誰か、デビュー時に何かを売りにして、実はそれがマイナス面だったかもしれないようなひとの例を出そうと思ったのだけれど、小椋佳くらいしか思い浮かばない。)

勝間和代らしく、数字を示すのだが、1000時間勉強しろ、それは1日1時間で3年だ、というのは具体的でよいと思った。
1日1時間で3年というのは続けられそうな気がする。

あと何冊か英語学習の本を読んで英語の勉強をしようと思う。
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永井愛作・演出『鴎外の怪談』

2016年09月23日 22時15分07秒 | 舞台
ずうっと前にテレビで放送したのを録画していた永井愛作・演出の舞台『鴎外の怪談』を風邪を引いて寝ていたので見た。
ひさしぶりに舞台を見るがとてもおもしろかった。
大逆事件が森鴎外にどのように影響を与えたかが描かれている。永井荷風にも影響を与えた。永井荷風が戯作者を自称し始めたのはこの事件がきっかけだったということを知った。
森鴎外が妻と母親の対立に苦労していたというのは知っていたが、山縣有朋に呼ばれて大逆事件についての相談会に出席し、そこで何も発言しなかったために幸徳秋水らが死刑になってしまった。そのことを悔いているというような話は全く知らない。何も発言しないことが政治的な意思表明を結局はすることになってしまうという話は、このところよく聞く話で、とても今の時代をとらえた舞台だと思った。
だから、政治的な意見をきちんと表明すべきである、とそんな話にもなっていない。
永井愛はすばらしい。

賀古鶴所は鴎外の伝記などを読んでいると(といってあんまり読んだことはないのだが)、たまに出てくるがこんなふうなおじさんか、と印象が悪くなった。
たぶん賀古鶴所について今後研究することはないだろうからこの印象は一生変わらないだろう。
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茂木健一郎『幸福になる「脳の使い方」』

2016年09月22日 21時02分05秒 | 文学
茂木健一郎『幸福になる「脳の使い方」』(PHP新書)を図書館で借りて読む。
茂木健一郎がいまとは違って、昔は学歴に固執していたり、人前に出るのが恥ずかしかったりしていたという話が中心だった。
しかしどのようにして今のように変化できたかというのはあまり明確な記載はなかったように思う。おそらく、そういうのは自分でも分からないのだろう。僕も学生時代に比べればずいぶん変化したように思うが、どうして変化できたかは、言おうと思えば言えるような気もするがそれが本当に正しいのかどうかは分からないことだ。

村上春樹がマニアな人たちの人気があっただけなのに、世界に認められて日本でも認められるようになったというのは事実誤認ではないかと思う。
茂木健一郎が認識していなかっただけで日本で既に人気があったと思う。吉本隆明も竹田青嗣も加藤典洋も評価していた。江藤淳や蓮實重彦が評価していなかったということはあるが、あまり人気がなかったなどというようなことはなかった。僕などはあの時期村上春樹以外にいったい日本のどの作家を読めばいいのだろうと思っていた。
茂木健一郎の村上春樹への評価は変化したのだなと思う。そんなに評価していなかったはずなのに最近こっそり評価しているように思う。

あとがきに『赤毛のアン』について書いてあり、読みたくなった。

何はともあれ、最近の茂木健一郎の本のなかではおもしろかった。
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須賀敦子『須賀敦子全集 第1巻』

2016年09月16日 23時26分24秒 | 文学
須賀敦子『須賀敦子全集 第1巻』(河出文庫)を読んだ。
『ミラノ 霧の風景』、『コルシア書店の仲間たち』、『旅のあいまに』が入っている。
全集の第2巻はわりとおもしろく読んだ記憶があるが、この巻はあまり印象に残らなかった。
短いものなのに、誰の話をしているのか分からなくなって読み直すことが何度かあった。それは自分のそのときの注意力のせいもあるのだろうけれど、須賀敦子の書き方のせいももしかしたらあるのかもしれない。
第1巻よりも第2巻のほうが巧みになったのかもしれない、と思う。
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トルストイ『戦争と平和(一)』

2016年09月14日 23時05分46秒 | 文学
トルストイ『戦争と平和(一)』(新潮文庫)を読んだ。
平和の場面(社交界の場面)と戦争(戦場)の場面が交互に描かれるのだが、戦場の場面がなかなか読みづらい。だいぶ慣れてきたが、やはりこの、ごちゃごちゃしている感じがして、興味をなくしてしまう。司馬遼太郎の小説でも戦場の場面になるととたんに興味を失ってしまうことがよくあった。
おそらく司馬遼太郎は『坂の上の雲』で『戦争と平和』をやろうとしたのではないかと思うが、そうだとすると思った通りになっていると思う。読んでいる感じがよく似ている。途中で挫折しそうになる感じもよく似ている。
『坂の上の雲』は挫折したが、『戦争と平和』は今度こそ最後まで読みたい。

アンドレイ・ボルコンスキイ公爵が負傷してナポレオンに出会い、捕虜になってもう一度ナポレオンに出会う。
ナポレオンは遠くから眺めるだけで、しゃべらないのだろうと(そのように、昭和天皇のように描かれるのだろうと)思っていたが、そうではなくてきちんとしゃべった。
アンドレイは負傷して空を眺めていて、そこにナポレオンが現れて、その空に比べるとナポレオンなどは小さいという印象を受ける。
たぶん、いま、この時点ではアンドレイが主人公だ。

須賀敦子の本も読んでいるのだが、彼女がイタリア語に翻訳したという話を聞いて、川端康成の『山の音』に興味を持っている。
高校生のころに読んだと思うのだが、どんな話だがまるで思い出せない。山の音が聞こえると死ぬということ、とかそんな話だったように記憶する。
いま読むと、初老の男の気持ちがよくわかるかもしれない。
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茂木健一郎『最強英語脳を作る』

2016年09月14日 06時01分19秒 | 文学
茂木健一郎『最強英語脳を作る』(ベスト新書)を図書館で借りて読む。
ひさしぶりに茂木健一郎の本でいいなと思った。
言っていることは英語についてなのだが、いろいろなことに当てはめることが出来る。
最初は下手なので、下手な時期を通過しなければならない、というのはその通りなのだろうなと思った。自分が下手であるという時期をやり過ごすことがなかなかむずかしい。
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