山田詠美の『風味絶佳』を読んでいる。半分くらい読んだ。
もともとは、ドラマになるということで彼女の『A2Z』を読もうとしたのだが、長篇を読むのもちょっと億劫だったので短篇集を読んでみることにした。
内容どうこうよりも、やはり「憮然」の誤用が気になってしまう。やはり彼女も「憮然」誤用作家の例に漏れず、間違っているくせによく使う。本来の意味で言えばひとが憮然とする場面はそんなに多くはない。
なぜ、こんなに長くやっている作家で誤用が続くのだろうか。校正者はいないのだろうか。まさか校正者が気が付かないわけもないだろうから、気を使って言えないということなのだろうか。言っても、作家が忘れる、または、それが私流だ、と思って変えないのだろうか。
「砂糖」と言うべきところを「胡椒」と書いていたら、意味が通じない。
ファンはこのひとが「胡椒」と書いているところは「砂糖」といつも読み替えるのだとして読んでくれるかもしれないが、ファンでない人間にはストレスでしかない。
私には「憮然」の誤用がそのくらいのストレスです。
もともとは、ドラマになるということで彼女の『A2Z』を読もうとしたのだが、長篇を読むのもちょっと億劫だったので短篇集を読んでみることにした。
内容どうこうよりも、やはり「憮然」の誤用が気になってしまう。やはり彼女も「憮然」誤用作家の例に漏れず、間違っているくせによく使う。本来の意味で言えばひとが憮然とする場面はそんなに多くはない。
なぜ、こんなに長くやっている作家で誤用が続くのだろうか。校正者はいないのだろうか。まさか校正者が気が付かないわけもないだろうから、気を使って言えないということなのだろうか。言っても、作家が忘れる、または、それが私流だ、と思って変えないのだろうか。
「砂糖」と言うべきところを「胡椒」と書いていたら、意味が通じない。
ファンはこのひとが「胡椒」と書いているところは「砂糖」といつも読み替えるのだとして読んでくれるかもしれないが、ファンでない人間にはストレスでしかない。
私には「憮然」の誤用がそのくらいのストレスです。