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憮然の誤用が多くて憮然としてしまう

2022年11月27日 20時55分44秒 | 文学
山田詠美の『風味絶佳』を読んでいる。半分くらい読んだ。
もともとは、ドラマになるということで彼女の『A2Z』を読もうとしたのだが、長篇を読むのもちょっと億劫だったので短篇集を読んでみることにした。
内容どうこうよりも、やはり「憮然」の誤用が気になってしまう。やはり彼女も「憮然」誤用作家の例に漏れず、間違っているくせによく使う。本来の意味で言えばひとが憮然とする場面はそんなに多くはない。
なぜ、こんなに長くやっている作家で誤用が続くのだろうか。校正者はいないのだろうか。まさか校正者が気が付かないわけもないだろうから、気を使って言えないということなのだろうか。言っても、作家が忘れる、または、それが私流だ、と思って変えないのだろうか。
「砂糖」と言うべきところを「胡椒」と書いていたら、意味が通じない。
ファンはこのひとが「胡椒」と書いているところは「砂糖」といつも読み替えるのだとして読んでくれるかもしれないが、ファンでない人間にはストレスでしかない。
私には「憮然」の誤用がそのくらいのストレスです。
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『マイケル・ジャクソン・ストーリー』

2022年11月27日 00時26分18秒 | 英語
『マイケル・ジャクソン・ストーリー The Michael Jackson Story (ラダーシリーズ Level 3)』(IBCパブリッシング )を図書館で借りて読んだ。
マイケル・ジャクソンの歌をよく聴いていた時期があり、懐かしく読んだ。
基本的には可愛そうなひとだったなと思う。そして歌とダンスが素晴らしい。
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エリザベス・ストラウト『私の名前はルーシー・バートン』

2022年11月24日 21時48分54秒 | 文学
書店に行くたびに気になっていたので、エリザベス・ストラウト『私の名前はルーシー・バートン』(ハヤカワepi文庫)を読んだ。
表紙とタイトルに惹かれた。
そして読み始めて最初は、これからとっても切ない物語が始まるのだという思いで期待した。
が、それほどでもなかった。
なんとなく創作教室で覚えた書き方で書いた小説という感じがしてしまう。実際にそうなのかわからないし、どういうところがそうなのかとかは言えないが、そんな気がすることがたまにある。なんかどこかで読んだことある感じだな、という感じ。
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『怪盗ルパン傑作短編集』

2022年11月23日 12時46分57秒 | 英語
『怪盗ルパン傑作短編集 The Adventures of Arsène Lupin, Gentleman-Thief (ラダーシリーズ Level 3)』(IBCパブリッシング )を図書館で借りて読んだ。
とってもおもしろかった。英語であるということを意識しないでおもしろく読めたように思う。
これは私が英語になれたせいだろうか、それとも本が良かったのだろうか。
ただ「ハートの7」だけはよくわからず、おもしろくなかった。
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ドラマ『エルピス』

2022年11月22日 20時37分16秒 | テレビ
ドラマ『エルピス』はとてもおもしろい。
いちばんおもしろい。
このドラマ以外にいま見るドラマなんてあるのだろうか。

いろいろなところに、
「21日にOAされた第5話のエンディング映像にて、主題歌「Mirage」を歌っている男性ヴォーカルがYONCE(Suchmos)であることが判明した。」
と書いてあるけど、嘘じゃないだろうか。
録画しているので見直したが、ボーカルが判明する場面などない。
TVer(ティーバー)でも見たが同じだった。
第5話じゃなくて、来週の第6話なんじゃないかな。第5話はカメラマンが映り、次回はボーカルが映るのだろう。エンディングで歌が無かった回が一度あった気がするので、それでボーカルが判明するのが一週延びたと想像する。

YONCEが映ろうがどうでもいいが、来週も楽しみなドラマだ。
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水野敬也『夢をかなえるゾウ』

2022年11月20日 18時08分09秒 | 文学
水野敬也『夢をかなえるゾウ』(飛鳥新社)を図書館で借りて読んだ。
もっとおもしろいかと期待したが、途中で読むのをやめようかとも思った。笑えるところがなかった。
ガネーシャの課題は実際に実践したらいいことのように思った。(できないが。)
課題を一つ言うために、小話を聞かされる感じが、途中から退屈になった。
『7つの習慣』で言っていたようなことも書かれていたが、参考文献にはあがっていなかった。
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スティーブン・R・コヴィー『完訳 7つの習慣』

2022年11月18日 22時29分29秒 | 文学
スティーブン・R・コヴィー『完訳 7つの習慣』(キングベアー出版)を読んだ。家にあったものを再読。
十年ぶりくらいに読むが、いろいろ読んだ自己啓発書のなかでは一番良いと思う。
第1の習慣と第5の習慣と第7の習慣は肝に銘じて生きていきたい。
7つは多いので、すぐに忘れる。3つでも忘れてしまうだろう。

読みながらのメモ書き。
第1の習慣
・自分の影響の及ぶ範囲のものにのみ取り組み、達成する。
・30日間、自分の主体性を試す。
第2の習慣
・ミッション・ステートメントを書いて、たまに海岸に行って書き直すとか、できそうもない。
・原則中心の生き方、というあたりがよくわからない。嘘くさい感じ。
・会社のミッション・ステートメントを働く人達全員で作成するというようなことができるとは到底思えない。そういうものは毎朝、会社の朝礼で社員が声を合わせて言うイメージでしかない。
第3の習慣
・スケジュールを立てる。
第4の習慣
・Win-Winというのがどういうものかいまいちぴんとこない。Win-Winという考えそのものが、そもそも勝ち負けにこだわりすぎているんじゃなかろうかとすら思う。
第5の習慣
・「まず理解に徹し」というところにひどく心を撃たれる。私は、「まず理解に徹し」が完全にできていない。妻に対しても、子供に対してもできていないと感じる。自分の自叙伝ですぐに判断し、口を出している。
・第1の習慣以降、あんまりもうこの本から得られるものはないのではないかと感じていたが、ここにきてものすごく撃たれる。まず理解に徹するべきだ。しかし具体的にどうしたらいいのかわからない。もうずっとこのようにして生きてきた。なかなか変えられない。
第6の習慣
・シナジーとは相乗効果。1+1は2以上になるという話。そうだろうと思うが、あまり具体的ではなく感じる。
第7の習慣
・身体を鍛える。
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『ジキルとハイド』

2022年11月17日 22時07分26秒 | 英語
『ジキルとハイド [新版] Dr. Jekyll and Mr. Hyde (ラダーシリーズ Level 2)』(IBCパブリッシング )を図書館で借りて読んだ。
英語で読む本は動きのある話のほうがいいようにずっと感じている。
『ジキルとハイド』の最後の方はジキルの手紙になっていて、あまり話に動きがなく面白みに欠ける。
ちょっとよくわからない部分も多かった。塩がどうこうって言っている部分が理解できなかった。塩を舐めると、ハイドからジキルに戻れるって言っていたのかな。よくわからなかった。
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『幸福な王子』

2022年11月11日 21時39分41秒 | 英語
『幸福な王子 The Happy Prince and Other Stories (ラダーシリーズ Level 2)』(IBCパブリッシング )を図書館で借りて読んだ。
最後の「若い王」は読めなかった。
オスカー・ワイルドの本をまともに読んだことがない。初めて読んだ。
「忠実な友達」はひどい話だった。ひどい話というのはまるっきり嘘っぽければ何も感じるものはないはずだが、こういう事有りそう、あった、みたいな部分があり、腹立たしい気持ちになる。友達っていうのはこういうもんだと言われながら、ひとのいい人が搾取される。
他の話もあまり”良い話”というものはなかった気がする。
オスカー・ワイルドはクセのある人だなという気がする。オー・ヘンリーのほうが読み心地が良い。
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アニー・エルノー『シンプルな情熱』

2022年11月11日 18時43分00秒 | 文学
ノーベル文学賞を受賞して書店にたくさん並んでいた、アニー・エルノー『シンプルな情熱』(ハヤカワepi文庫)を読んだ。
こう言うと意味深な言い方になってしまうが、いま不倫に興味があり、この本も不倫をテーマにしているようでおもしろいのではないかと期待して読んだ。短いのですぐに読めた。そこが良い。おもしろいかおもしろくないかとか思い始める前に読み終わる。
まあおもしろくないこともないが、とてもおもしろいということもない。
デュラスの『愛人(ラマン)』になんとなく似ている。

斉藤由貴が解説を書いていて、たしかに不倫と言ったら斉藤由貴かもしれないと思った。
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