ダブログ宣言!

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☆吉川英治「三国志」第一巻

2008年10月30日 01時25分47秒 | 文学
テレビばかりを見て過ごす。
今週の「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見て、
・アメリカに暮らしたい。
・会社のリーダーになることがあれば、週一回はみんなで朝食を食べるようにしよう。
そんな感想を持ちました。
今日は録画していた押井守のインタビューを見た。宮崎駿に比べると、押井守は(意外にも)優しいのだ。
バナナをあげたり、みんなとタメグチで話したりしていた。
自分が働くならそういうほうが好きだ。
「スカイ・クロラ」はDVDで見る。

三国志 1 新装版 (1) (講談社文庫 よ 1-23)忘れてしまわないように毎日ちょっとずつでも読んでおこうと思い読んでいる、吉川英治の「三国志」の第一巻を読み終えた。
映画「レッドクリフ」に便乗して出版された新装版で、全部で五冊で終わる。
しかし分厚くて手が疲れる。
呂布って早く死ねばいいのに。
そんなことを思いながら読んでいると、劉備のお人よしぶりに驚く。
そうか、そうだよな。ひとのことを「死んだらええのに」なんて思ってるうちは英雄にはなれないよなあ。
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☆ピアノリサイタル初体験

2008年10月26日 23時49分26秒 | 音楽
今日はクラシック音楽のピアノコンサートに行く。
初めてだったが、もう行かない。
なんだか合わねえな(北大路欣也の勝海舟の口調)と思った。
やはりもっとクラシック音楽に詳しくなって、「次はこう来るんだろうな、いや、そう来たか」みたいなことがないと面白くないんだろう。
しかしそのようなことにはいまのところなりそうもない。
劇場でやることで、これまで見に行ったもので最もおもしろいのは後藤ひろひと等の芝居で、次がユーミンのコンサートで、最後がクラシック音楽のコンサートだ。落語はまだ未経験。(あ、そういえばこの間ミュージカルも見たがこれも合わなかった。)
なぜユーミンが一番でないかといえば、歌ってる時に席を立つのが嫌なのと(座って聴いときたいので)、あとはアンコールって必要かなあと疑問に思うことがあるので。
どっちもわがままな理由です。
なんかアンコールって、二次会の場所がなかなか決まらなくて一次会の店の前でだらだらやってる感じがするんだよなあ。
芝居にはカーテンコールはあるがアンコールはない。
どんなに素晴らしい芝居が行われたとしても、短めの芝居をもうちょっとだけやってよという要求は誰も出さない。出されても困る。
そこが素晴らしいところだ。
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☆西川美和監督「ゆれる」感想

2008年10月25日 23時57分58秒 | 映画
ゆれる録画していた西川美和監督の「ゆれる」を見た。
相手のことを悪い人だと思ったり、良い人だと思ったりするのはよくあることだけれど、それは実体として相手が悪いわけでも良いわけでもなく、そのときのお互いの感情による。感情によってゆれる。
そんなような映画だった。
裁判で争われているのは、ある出来事があって、それが犯罪かどうかということを争っているのではなく、弟(オダギリジョー)にとって兄(香川照之)がどういう存在であるかということを考える場という感じだった。
評判だった映画だが、期待したほどではなくて、まあまあだった。
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☆ハイデガー「存在と時間」上巻

2008年10月23日 00時58分05秒 | 文学
結婚記念日で近所の店でフランス料理のフルコースを食べる。
スープも肉も魚もあって、食べ過ぎた。
フランス料理店はいまではたくさんあるし、食べたことないわけでもなくどちらかと言えばよく食べる方なんだけど、「フランス料理のフルコースを食べた」と書くのは何となく恥ずかしい。
この恥ずかしさはたぶん「百万円」とか「ハワイ」とかと同じ恥ずかしさだ。
昭和的恥ずかしさとも呼べる。

存在と時間〈上〉 (ちくま学芸文庫)ハイデガーの「存在と時間」の上巻を読んだ。
最初っから最後まで何の進展もなく、同じ話をえんえんと聞かされたような気分。
しかしそんなに飽きることもなく、楽しく読んでいる。
内容をまとめようと思ったのだが、なかなか難しいので、また今度にする。
下巻ではやっと時間の話になるようなのでうれしい。
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☆三国志スタート

2008年10月22日 00時43分12秒 | 文学
吉川英治の「三国志」の第一巻を200ページほど読む。
すらすら読める。
劉備が張飛と関羽に出会い、たまたま歩いてた人から馬とお金をもらい、私設軍隊のようなものを作り、賊軍と戦っている。
ここまでの感想としては、
・すごい人物のすごさを表すために、占い師を登場させて「こいつは、すごい」と言わせるのを読むのは一体何度目だ。「源氏物語」も「蒼穹の昴」もそうだった。
・劉備ママ、せっかく買ってきたお茶を捨てるなんてひどい。
・官僚体質ってやだなあ。
・しかし張飛もうざい。いちいちきれやすいやつだ。
というくらいです。
英語で読んでいるロバート・B・パーカーの本と変わらないくらいの、内容の理解度だ。
内容薄めの本を読むのは楽しい。

内容濃いめのハイデガーの「存在と時間」はもうすぐ上巻が終わる。
時間について知りたいのに、まだ「存在」と「存在者」と「現存在」と「世界=内=存在」の話が続く。いまは不安について詳細に語っている。
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☆試験終了

2008年10月20日 00時20分43秒 | 文学
やっと試験が終わった。
ひさしぶりに文字をたくさん書いて手が疲れた。
もう試験勉強しなくてよいと思うと嬉しい。
しばらくは英語の勉強と水泳だけして暮らそう。
吉川英治の「三国志」が新たに文庫になっていてこれを購入したのでこれもよまなければいけない。
ジョン・ウーの映画「レッドクリフ」も気になっていたのだが、パート1であることを先週の「スマステーション」で知り、見る気を失う。
全部でいくつに分かれているのだろうか。
ウィキペディアによると2部構成らしい。
だったらDVDで見ようかな。
録画している映画もたくさんたまっているので、これも見ないといけない。
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☆「風のガーデン」、「流星の絆」

2008年10月18日 01時02分21秒 | テレビ
なんとなく忙しくて眠くて更新してませんでした。
勉強はあまりしておりません。
とうとうこの日曜日に迫った資格試験。
勉強するぞ、
勉強するぞ、
勉強するぞ、
と、かつての「修行するぞ」のように唱えてみる。
こまったときの新興宗教だのみ。

眠いのに、または、眠いから、テレビばかり見てた。
ドラマ「風のガーデン」の第二回を見た。
一回目よりも興味深く見れた。
なんで中井貴一は自分のところの病院で診てもらわないんだろう。
スーパーで働いてるおばさんが「うちの弁当は絶対食べちゃだめ」って知り合いにこっそり教えるようなものだろうか。
富良野のモデルは大江健三郎なんだろうなあ。
あとライブドアも出てきた。
おしゃべりが上手くて気さくで人気のある医師の中井貴一が癌になったことを誰にも言えずにいる。そんなわけねえだろうと思いながら、いやそんなことあるかもとちょっと考えさせられる。

宮藤官九郎が好きなので「流星の絆」も見た。
犯人の似顔絵が誰なのだろうとずっと考えていたのだが、わからなかった。柄本明だったのか。
東野圭吾というよりもやはり宮藤官九郎のドラマだった。
毎回詐欺をするドラマなんだろうか。
三浦友和がチョコレートを好きなのは昔のコマーシャルのほのめかしなんだろうか。
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☆英語ミステリ

2008年10月11日 19時27分09秒 | 文学
ミステリではじめる英語100万語図書館で「ミステリではじめる英語100万語」(酒井邦秀、佐藤まりあ共著)という本を借りてきて、どの本が読みやすいか検討する。
ジャン・バーク(Jan Burke)のIrene Kellyシリーズというのが読みやすそう。「シェルダンよりもわかりやすく」と紹介されてあるところに魅力を感じた。
シドニィ・シェルダンは「The Sky Is Falling」というのを一冊だけ読んだのだが、結構分かりにくかった。最後のあたりで、たしか地下研究室だったか、地下シェルターのようなものが登場したと思う。
そういえば最近核シェルターの話をあまり聞かなくなった。
核への恐怖はもうなくなったのだろうか。大江健三郎の時代は終わったなあ。

あとは、ジェフリー・ディーヴァー(Jeffery Deaver)のRune三部作もおもしろそう。
今日たまたま本屋でジェフリー・ディーヴァーの「魔術師」という本が面白そうだなと思ったので、この本も日本語では読まずいつか英語で読むことにする。
ロバート・B・パーカーが終わったらそのへんを読もう。
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☆高田雅博監督「ハチミツとクローバー」感想

2008年10月11日 01時51分49秒 | 映画
ハチミツとクローバー スペシャル・エディション (初回限定生産)録画していた映画「ハチミツとクローバー」を見た。
原作の漫画も以前読んだのだが、漫画よりもたのしめた。
漫画よりもコンパクトにこぢんまりと小さくまとまっているのが良かったのだろう。
櫻井翔が意外とよかった。普通っぽくて。
テレビの司会の仕方が先輩の中居正広をコピーしたような感じであまり好きではないのだが。
蒼井優と堺雅人がいたにもかかわらず、最も好感が持てた。
伊勢谷友介の部屋が汚くて臭い。
彼はCMの影響で口がものすごく臭い人という印象があるので、さもありなんという感じ。
仕事選びはとても大事なことだと思う。
福山雅治はいい匂いのイメージなのに、伊勢谷友介はものすごく臭いイメージになっている。

緒形拳が死んだので、倉本聰のドラマ「風のガーデン」を昨夜は見た。
つまんなかった。
緒形拳のことはよく知っているようでいて、いったい何のドラマ(映画)を見て知っている気になっているのかわからない。
岡本喜八の映画「大誘拐」くらいは見たが、それ以前から知っていたと思う。
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☆英語と時間

2008年10月08日 02時12分43秒 | 文学
アマゾンでロバート・B・パーカーのサニー・ランドルシリーズを二冊(洋書)注文する。
洋書を買うのは久しぶり。
ロバート・B・パーカーという推理小説家は名前は知っているが読んだことはなくて、スペンサーシリーズもサニー・ランドルシリーズも全く知らないのだが、書店でこの作家の別の作品をぱらぱらとめくってみて会話文が多い、というかほぼ会話文で出来た小説なんじゃないかという印象で、読みやすそうなので読んでみることにする。
たぶん、赤川次郎とか山村美紗のようなものだろう。
察しの良い人はお分かりだと思うけれど、赤川次郎と山村美紗を僕は読んだことありません。
読んだことないけど、なんとなく馬鹿にしてます。人生で必要なことをすべて赤川次郎に学んだ人はいないだろうと思っている。
洋書を買うときは日本語では絶対に馬鹿にして読まないだろうというような本を買って読むようにしている。
好きな作家の本だと最初から最後まで一字も読み逃さずにおこうと気合いが入ってしまって、それだと疲れて読むのが嫌になるので、読んだって読まなくたってたいして違いはない、英語くらいしか学ぶことがないだろうというような本を選ぶ。
最終的には好きな作家の本を読みたいなあとは思ってはいるけれど、まだまだそんな段階じゃないのです。
しばらく英語の簡単な本を読んでいくつもり。

日本語の本ではハイデガーの「存在と時間」を通勤時にぼちぼち読んでいる。
(ハイデガーかハイデッガーか、それが問題だ。しかし、めんどくさいのでここではハイデガーで統一する。)
この本はおそらく傑作だ。
昔読んだ時は「存在者」とか「存在」という言葉につまづいて放り投げていたのだが、いま読むとかなりおもしろい。
英語とハイデガーにいま惹かれるのは、時間というものに興味を持っているからだと思う。
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