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☆関川夏央「戦中派天才老人・山田風太郎」感想

2006年06月09日 01時31分56秒 | 文学
戦中派天才老人・山田風太郎関川夏央の「戦中派天才老人・山田風太郎」を図書館で借りて読む。
この本はインタビューという体裁をとっているが、関川夏央の「物語」であるらしい。つまりインタビューそのままではなく、取材をもとにインタビュー形式の記述で書かれたものらしい。
関川夏央の本を読むのは初めて。テレビでたまに見ることはあるけれど、普通にしゃべっているときも原稿を読むようにしゃべるひとだなという印象がある。あと、社会科の先生みたいな顔してるな、って僕は思うんだけど、これはそんな先生がいたということではなく、そんな雰囲気ということです。
昔、NHKで鶴見俊輔にインタビューしていたこともあったけれど、お年寄りに話を聞くのが好きなんだなあ。僕は嫌いです。
話しているのをテレビで見るぶんにはいいけれど、というかどちらかといえば好きなほうだけど、実際には聞きたくない。苦手です。

この本は、初めは面白かったけれど、だんだんと飽きてきました。
戒名は自分でつけていいということを知った。
それと、江戸川乱歩は十年でネタが尽きて、あとは自己模倣でやっていた、ということって言っちゃいけないことかと思ってたら、山田風太郎が言ってくれててすっきりした。

山田風太郎には興味が持てたが、関川夏央にはあまり興味が持てなかった。
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