ダブログ宣言!

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☆星の王子ストレートフラッシュ

2006年03月31日 12時56分00秒 | 文学
岩波新潮中公筑摩コアマガジン

映画「Love Letter」の「藤井樹ストレートフラッシュ」みたいに、「星の王子さま」を集めて「星の王子ストレートフラッシュ」をやってみた。ストレートフラッシュではなくてフルハウスみたいになった。
左から、岩波、新潮、中公、筑摩、コアマガジンの順。
ババのように存在する、辛酸なめ子のコアマガジン版を除いてすべて文庫です。ほかにもあるけど5つ集めてみた。
おもしろいかと思ったけど、疲れただけだった。
あなたの王子様はだれですか? というメルヘンな言葉でこの話題は終わる。

ある日突然、手からビブーティがあふれ出して止まらなくなったらどうしようと考えると怖くて夜も眠れない。
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☆注目テレビ

2006年03月31日 09時47分13秒 | テレビ
4月24日(月)の「オーラの泉」スペシャルには、フジ子・ヘミングが出るらしい。
最近興味を惹かれるゲストがあまり出ないな、と思っていたから嬉しい。
フジ子・ヘミングを見ると、このひと頑固なんだろうな(いい意味でも悪い意味でもなく)、と思う。
本業よりも、テレビで何をしゃべるかに注目してしまう人たちがいる。
フジ子・ヘミングもそうだけど、あとは井上陽水と瀬戸内寂聴。

寂聴の、
「男女間のことはフィフティー・フィフティー。(どちらにも責任がある。)」
という発言は、我が家での合言葉。
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☆オースティン「マンスフィールド・パーク」感想

2006年03月30日 23時01分52秒 | 文学
「そりゃないぜ、セニョリータ」でお馴染みの「セニョリータ」はスペイン語ですが、すべての挨拶を兼ね備えるという無敵の挨拶「チャオ」はイタリア語です。「チャオ」を日本語に訳すとすれば「おはこんばんちは」でしょうね。うほほい。

マンスフィールド・パークジェイン・オースティンの「マンスフィールド・パーク」を読み終わる。
終わってみればすべてが落ち着くところに落ち着いたという感じだけど、2日前に僕が「なんとなく結末が見えてきた」と書いた結末は見事に外された。そこが気持ちいい。
全体の感じとしては谷崎潤一郎の「細雪」を思い出させる。結婚がテーマだからかな。駆け落ちとかもあったし。
ファニーが実家に帰って、自分の父親や母親の性質や、家族の暮らしぶりに対する、恥ずかしいと思う感情と、そんな感情を持ってはいけないという気持ちがとても上手かった。
他の人に対しても、ひとを馬鹿にして自分のほうが優れているんだって思ってしまう気持ちと、そんなことを思ってはいけないという気持ちの流れの描かれ方がほんとうにすごかった。オースティンは正直に書くなあ。

読みながら考えたことを書きます。
会社っていうのは汚くて臭いドブ水の入ったコップです。就職したての新入社員はそんなもの臭くて飲めません。うえってなります。
でもそれを飲めって突き出される。
ちょっとずつ舌をつけたり、水に漬けた指を舐めている間に慣れてきます。
いつの間にかドブ水がごくごく飲めるようになる。
そして気付く。
ドブ水が汚いんじゃなくて、自分のほうがきれいすぎたのかもしれない。

そんなことを考えながら読んでたけど、結末は裏切られた。
いい本です。
チャオ!
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☆101

2006年03月29日 20時00分07秒 | 映画
残念ながら僕は、表紙を見て即座にどこの出版社の「星の王子さま」かが当てられるほどの本好きではない。でも「エマ」くらいなら判る。
オースティンの「エマ」は岩波文庫で読むことにする。

それにしても、スティーブン・ソダーバーグはもう行くところまで行ったほうがいい。中途半端はいけない。
と、「オーシャンズ13」の製作決定のニュースを見て思う。
このまま「オーシャンズ101(ワン・オー・ワン)」までやればいいんだ。「男はつらいよ」シリーズを目指せばいい。
ひとり1分の持ち時間でもすでに101分かかってしまうなんて恐れなくていい。「象印クイズ ヒントでピント」みたいに画面を16分割すればいい。
16分割して映像も音声もいっぺんに流しちゃえば、時間もかからないし、DVDの売り上げも確実に伸びるはず。DVDで何度も確認しないと誰にも話が判らない。
もしも役者が足りなければ、ソニー千葉とショー・コスギを使えばいい。夢の競演。見てみたい。

もうソダーバーグに「セックスと嘘とビデオテープ」のリリカルさを求めるのは間違いなのかな、と少し思う。
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☆小さな心の声に従う

2006年03月28日 23時18分13秒 | 文学
ジェイン・オースティンの「マンスフィールド・パーク」は第三巻に入って、主人公ファニーの結婚問題が持ち上がってからがものすごく面白い。
現在516ページを読んでいる途中で、なんとなく結末が見えてきたが、ここまでの感想を書いておきます。

第一巻はサー・トーマスが不在、第二巻はファニーの従妹のマライアとジュリアがマンスフィールド・パークを離れるのが特徴だと思う。
第三巻でファニーが結婚を申し込まれ、それを拒否し、サー・トーマスに責められるところはほんとうにいい場面だと思う。
思い出すのは、ティム・ロビンスが監督をした「デッドマン・ウォーキング」で、主人公のスーザン・サランドンが、出会った死刑囚(ショーン・ペン)のことをぜんぜん好きにもなれないし、家族にも反対されるし、自分自身でもなんでかは判らないのに、そばについててあげる、そうしたほうが良いような気がする。そういう小さな心の声に従うという場面。
世間が常識とか正義とかで自分を責めるときに、自分でもやっていることがほんとうに正しいのか判らなくなって挫けそうになるけど、そういう小さな心の声に従うという場面はとっても好きだな。

たぶん、僕が大学を出た後にしばらく就職しないでアルバイトしてたころに世間から責められた気がしていたことを思い出すからだと思う。

続きを読まなければ。
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☆声の変質

2006年03月27日 12時52分11秒 | 音楽
ALLY KERRの「Calling Out To You」があったらいいな、と思いつつレンタルビデオ屋に行った。けど、やっぱりなかった。アニメの主題歌になってるらしいからもしかしたら置いてるかと思ったけど、やはりなかった。
★が近くに住んでたら借りられるのにな、と思いつつ、薬師丸ひろ子と松田聖子のベスト版のCDを借りる。もうこの懐古趣味の流れは誰にも止められない。
この間のテレビ番組を見たときは、薬師丸ひろ子の声はぜんぜん変わってないな、と思ったのにCDを聴くとぜんぜん変わってた。子供の声だった。
「あなたを・もっと・知りたくて」の台詞の部分なんてほんとうに角川春樹に騙されて説得されて連れてこられた少女の声だった。驚いたなあ。

「メイン・テーマ」という曲のなかに、「もう20年も」生きたというふうな歌詞があって、ああそういうことよく言ってた時代だったなあ、と思った。
「積木くずし」が流行ったころに「15歳でオバンと言われます」っていう話を聞いて、そのあとチェッカーズが「15で不良」と呼ばれる話を「ギザギザハートの子守唄」で歌っていて、不良の人生って短いもんだなあと子供ながらに思っていた。呼ばれ始めたらすぐにオバンになるんだなって。
そんな短い不良の人生を長く続けている岩城滉一にはほとほと感心します。
それはさておき、ノストラダムスの大予言が現実味を持っていたころは、今よりも人生を短く計算していた気がする。僕も本気で24才までしか生きられないんだなって思っていた時期がある。ノストラダムスの話をしたら泣く女の子とかいたもんね。
すごい時代でした。
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☆Rock'n Rouge

2006年03月26日 15時36分06秒 | 音楽
疲れたときに必要なのは、甘いものと懐かしいもの。それとちょっぴりの愛情。

昨日書いた「松本隆色」について、妻が疑問に思っていたので、一緒になって調べた。
ウィキペディアには松本隆の項目があった。
なんといっても松田聖子の曲は懐かしかった。これぞセピア色。
その中でも特に「Rock'n Rouge」が僕にとっては思い出深かった。そんなに松田聖子を集中的に聴いてた時期はないのに、やはりテレビの影響は大きいなあと思った。(まあユーミンが作曲しているからかもしれないけど。)
「8時だヨ ! 全員集合」のコントの合間に歌手が出てきて歌い始めると退屈したし、笑福亭鶴瓶が司会をしていた「歌謡びんびんハウス」を見ても、歌さえ歌わなければ演歌歌手のひとたちも愉快でいい人たちなのになあって思ってたのに、聴かされ続けてると憶えてしまっていることに驚いた。
そんなに好きでもなかった松田聖子の歌を懐かしがって歌うなんて、まるで岩井俊二の「Love Letter」みたいだなあ、と思いながら懐かしさには逆らえない。
もっともっと歌いたい。
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☆予習

2006年03月25日 23時52分02秒 | 音楽
グラスゴーって結局いったいどこなんだ、と疑問に思いつつ、次回はAlly Kerrをとりあげると聞かされると少しだけ気になって調べたりしてしまう。
ジャケットを見るとなんとなくいい感じがして気になっていた。
心密かに「松本隆色」と呼んでいるセピア色の子供の写った写真の、懐かしい感じのジャケットだった。白黒なのかもしれないが、セピア色に見える。写っている対象のせいかも。
昨夜飲み会の前に少し時間があったのでタワーレコードでつぶす。
試聴コーナーで聴いてみるとなかなか懐かしい感じでいい気がした。
その前、「★禿ロック」の回でとりあげられたCDは僕には合わなかった。
もうひとつは見当たらなかったなあ。
やっぱりジャケットはわりとその音楽の内容をあらわしているものだな、と思った。

店のポップでもグラスゴーと書いてあったけど、そんなに場所によってテイストが同じだったりするものなのかなあ。そこに疑問をもった。
竹下景子と加藤晴彦にさほど共通点があるとは思わないけどなあ。
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☆とことん片岡鶴太郎

2006年03月24日 16時09分14秒 | テレビ
これだけはどうしても言っておきたい。
片岡鶴太郎は知的でおしゃれな画家ではない。
顔が大きくて、あぶらしょうで、マッチとおばちゃまのモノマネが得意で、熱いおでんが苦手なお笑い芸人です。

大学生のブログに、斉藤由貴を知らないと書いてあってびっくりした。
薬師丸ひろ子が現役だとはさすがに言わないが、斉藤由貴は現役だと思っていた。たまげた。
ということは、菊池桃子がラ・ムーのボーカルだったこともご存知ないわけか。

同世代からも「そんなの知らん」って言われる僕はどうなってしまうんだ。
テレビで昔の芸能人の話をしているのを聞いて「エンタツ・アチャコなんか知るか!」とか「白木みのるって誰だ?」って思ってたのに、当の自分が昔懐かしの芸能人の話しかしていないとは。もっと新しいことを言わなければ。うーん。スーパーモンキーズ。

古いことばっかり言わないようにしようと反省しつつ、ここまで読んでくれたひとに懐かしいギャグでお別れ。

あっりがっとさーん。(ピースの状態でさらに薬指も立てる)

「鶴ちゃんのプッツン5(ファイブ)」に出てた、おきゃんぴーのギャグでした。派生のギャグに「おっめでっとさーん」もあり。
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☆ないないない

2006年03月24日 00時00分01秒 | その他
シブがき隊~GOLDEN J-POP/THE BEST年賀状はぜんぜん出さないけど、メールだと必ず返事を書いてしまう。
負けたくないっ! からかもしれない。
年賀状は負けたわけじゃない。初めから勝負してない。
金持ち喧嘩しない。インディアン嘘つかない。
「NAI・NAI 16(シックスティーン)」はシブがき隊。

なんとなく、当分返事が来ない気がしてたので(これは返事なのか?)、僕もしばらくお休みしよう、と決めていた。しばらくは読書ざんまいだって。
お休みしようと決めたら急に気分が軽くなっていた。そうとう疲れてたんだな、と気付いた。
ブログは、やった人は判るかもしれないが実はわりと疲れる。
世間を相手にしてる感じがわりと疲れる。
このブログは相手がいるから楽だと思ったら、この相手を笑わそうと思ってさらに疲れた。墓穴を掘った。
だからもう笑わそうなんて考えないことにしよう。
絶対に、泣かす。
しかも号泣。

ほらほらまたこんなこと書いちゃった。
突然やってきたメールの返事なんてこんなもんです。力があまり入ってない。
まあ、お相手だけはいたします。

教師再教育センターがあることくらい知ってる。
知人の知人で行ってる人がいる。日本の教育界を憂っても仕方がない。
ないないない。そこが危ない。
(僕はもちろん歌ってない)
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