ダブログ宣言!

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療養中のテレビ・ラジオ

2022年12月31日 11時24分46秒 | テレビ
コロナ療養中はテレビをよく見ていた。携帯電話(iPhone)でラジオも聴いていた。
目が悪いのでメガネを掛けて横になって電気をつけてテレビを見るのも熱があると結構面倒なので、熱が高い間はラジオを聴いた。でもあまり面白い番組はなく、ネットで高橋源一郎のインタビューやなんかを探して聴いていた。古舘伊知郎とヒコロヒーの特別番組はおもしろかった。
また、家族とは離れて別の部屋で寝ていて、うちにはテレビは一台しかないのでタブレットでNHKプラスを見た。
大河ドラマ関連の番組や、紅白歌合戦関連の番組などを見ていたが、いいものはあまりなかった。このところ年末に楽しみにしている『岸辺露伴は動かない』は途中まで見ようとしたが、頭が痛いのできちんと作り込んだドラマは大儀になって見られなかった。松本清張の帝銀事件のドラマは見た。
ちょうど『このドキュメンタリーがヤバい!』という番組をやっていて、ラジオでヒコロヒーがドキュメンタリー番組について詳しく語っていたのはこの番組の予習の成果だったのかと思ったのだが、見ていると興味を惹かれたので取り上げられた番組を結構見た。
『ドキュメント20min.「文字メンタリー-あなたにしみこむ31音-」』
『Dearにっぽん「ひとりたどり着いた山里で~和歌山・田辺~」』
『ふたりのディスタンス「爆笑問題 太田光と妻・光代」』
上の三作品を見たが、どれもおもしろかった。
ひとはひとを求めているのだなと思った。私がひとを求めているだけなのかもしれない。
『Dearにっぽん』は泣いた。
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コロナ罹患

2022年12月30日 21時48分05秒 | 衣食住
12月27日(火)の夜に発熱(38度以上)、28日(水)の朝に抗原検査キットで調べて新型コロナウィルスということがわかり(たぶんそうだと思ったけど)、ずっと寝込んでいた。
30日(金)の今日、やっと熱が下がった。
今年はコロナの年末年始だなあ。
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『シャーロック・ホームズ傑作短編集』

2022年12月26日 19時43分06秒 | 英語
『シャーロック・ホームズ傑作短編集[改訂版] From the Files of Sherlock Holmes (ラダーシリーズ Level 3)』(IBCパブリッシング )を図書館で借りて読んだ。
『ライゲートの謎』と『悪魔の足』は読んだが、『金縁の鼻眼鏡』は最後まで読めなかった。
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松本清張「石の骨」「或る「小倉日記」伝」

2022年12月25日 22時54分21秒 | 文学
NHKのテレビ番組で福岡伸一が松本清張の「石の骨」という小説について語っていて、興味を惹かれたので図書館で本(新潮文庫『或る「小倉日記」伝』)を借りてきて読んでみた。ついでに、前々から気になっていた「或る「小倉日記」伝」も読んでみた。
松本清張は自身の劣等感からくるインテリの人たちへの反発を描くものという話をよく聞くので、そういうものかと思ってあまり読まないのだが、どちらもとてもおもしろかった。とくに「或る「小倉日記」伝」はおもしろかった。
森鴎外の「二人の友」「独身」「鶏」が出てくるが、こういうものをうちにある森鴎外全集から拾って読んでみたいと思った。「小倉日記」も持っているが読んだことはない。

松本清張の短篇小説を読みながら日本の津々浦々を旅したら楽しいだろうなと空想した。
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内田百閒「サラサーテの盤」

2022年12月24日 23時44分25秒 | 文学
内田百閒の「サラサーテの盤」を読んでみた。(『小川洋子と読む 内田百閒アンソロジー』(ちくま文庫)所収)
少し前にテレビで角田光代がすすめていて、最近の女流作家はみんな内田百閒が好きなのだな、あるいは好きと言いたいんだなと思い、読んでみることにした。
確かにおもしろいかもしれないと思った。この本は図書館で借りてきたのだが、うちに置いておいてもいいかもしれぬと思った。
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プラトン『ソクラテスの弁明』

2022年12月24日 13時59分42秒 | 文学
プラトン『ソクラテスの弁明』(光文社古典新訳文庫)を読んだ。
誰かと話すわけじゃなく、一人芝居のように語り続ける。
死ぬよりも、正しく生きられないほうが嫌とは私は言えないなと思う。
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プラトン『メノン―徳(アレテー)について』

2022年12月21日 23時41分21秒 | 文学
プラトン『メノン―徳(アレテー)について』(光文社古典新訳文庫)を読んだ。
『プロタゴラス』ほどはおもしろくなかった。
結局は徳(アレテー)が教えられるものかどうか今回もわからない。知識であるならば教えられる、という限定付き。そして、神的な運命によってわれわれに備わる、という意味不明な言葉も添えられる。
部分に分けて語るな、一言でスパっと言えよ、とメノンに偉そうに語るわりには、一言で言ってくれない。
ソクラテスはなかなかの曲者だ。

あまり感心しなかったので長い解説は読まない。
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ジャレド・ダイアモンド『第三のチンパンジー 完全版 人類進化の栄光と翳り』

2022年12月20日 23時25分57秒 | 文学

ジャレド・ダイアモンド『第三のチンパンジー 完全版 人類進化の栄光と翳り』(日経ビジネス人文庫)を読んだ。
『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』が意外とおもしろかったのでこちらも読んでみた。が長かった。
最後のほうは読めなかった。
長かったせいもあるが、ジェノサイドと動物種の絶滅の話で気分が乗らない。
途中の、男が体に悪いことをするのは、自分が強いことを見せたいから、というあたりまではおもしろかった。なんだか男のすべての謎が解明される気がした。
小学六年のときの担任の先生(男性)が、「自分はだいたい体が丈夫だからタバコを吸って体を悪くするくらいで丁度いいのだ」というようなことを言っていたなと思い出した。
尾崎豊と槇原敬之も言うように、男はいつも自分がどれだけ強いか知りたいし、この中でだれが一番だなんて争っている。
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テレビドラマ

2022年12月19日 23時33分40秒 | テレビ
テレビドラマの話。
岡田将生と中井貴一出演の『ザ・トラベルナース』は最初から最後まで見て、おもしろくないこともないがとってもおもしろいというほどでもない。シーズン2がもしあっても見ない。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』も最初から最後まで見た。おもしろかった。
源義経(菅田将暉)と源頼家(金子大地)と源実朝(柿澤勇人)という若い男の子が順番に登場し、退場していく印象だった。一年間一人の人物を追いかけるという感じではなく、少しずつ入れ替わるという印象があり、飽きずに見られたように思う。
長澤まさみと眞栄田郷敦出演の『エルピス』、すごい。来週最終回。
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プラトン『プロタゴラス―あるソフィストとの対話』

2022年12月19日 00時02分05秒 | 文学
プラトン『プロタゴラス―あるソフィストとの対話』(光文社古典新訳文庫)を読んだ。
読みやすかった。
どうしてもこういうものは岩波文庫で読まなければ駄目だろうと思っていたが、読みやすくてよいと思った。はっきりと理解できる。光文社古典新訳文庫のプラトンはすべて読むことに決めた。
以前岩波文庫でも読んだことはあるはずだが、一部思い出すところはあるものの、ほぼ憶えていなかった。これは私の理解不足ということももちろんあるが、話が結局の所、よくわからないということにも原因があると思う。一番のテーマである、徳(アレテー)が教えられるものかどうかすら、最後まで読んでもはっきりとは語られない。
しかしおもしろかった。対話篇というものはこういうものなのだということがわかった気がする。
ソクラテスと話すプロタゴラスのイライラも共有できた気がする。
どちらかといえば、プロタゴラス側として読んでいたように思う。「おいおい、お前(ソクラテス)は俺に勝ちたいだけだろっ!」と思いながら読んだ。
このように思ってイライラする事はいまでもたまにある。

光文社古典新訳文庫でドストエフスキーも読み直すべきだなと思う。
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