チェーホフ『ワーニャ伯父さん/三人姉妹』(光文社古典新訳文庫)。
『三人姉妹』も読んだ。
『ワーニャ伯父さん』よりも分かりにくい作品だった。
もう私たちにはなんにもなくなってしまって、残り滓みたいな人生だけれど、それでも生きていこう、というところが同じ雰囲気だった。
登場人物がわりとたくさんいるのだが、舞台上にいるのに何もしゃべらない人もいて、しばらくしてから突然話し始め、「いつのまにこの人は舞台にいたのだろう」と思うことが多かった。戯曲を読むときはそういうことがある。その辺が読みにくいところかもしれない。
チェスの駒でも用意して、この駒はアンドレイで、この駒はオリガで、とボードの上に乗せたり降ろしたりしていればいま読んでいるところの状況把握がしやすいかもしれない。が、残念ながらうちにはチェスのセットがない。
と書いていたら、アニメの『デスノート』でニアがおもちゃを使って戦略を立てていた場面を思い出した。(だからどうしたということもない。)
『デスノート』と言えば、最近よく見ているテレビドラマの『スペック』はなんとなく雰囲気が『デスノート』に似ていて、そのへんが好きなのかなあと思う。たんにミサミサ(戸田恵梨香)が出ているからそう思うのかもしれない。
『三人姉妹』も読んだ。
『ワーニャ伯父さん』よりも分かりにくい作品だった。
もう私たちにはなんにもなくなってしまって、残り滓みたいな人生だけれど、それでも生きていこう、というところが同じ雰囲気だった。
登場人物がわりとたくさんいるのだが、舞台上にいるのに何もしゃべらない人もいて、しばらくしてから突然話し始め、「いつのまにこの人は舞台にいたのだろう」と思うことが多かった。戯曲を読むときはそういうことがある。その辺が読みにくいところかもしれない。
チェスの駒でも用意して、この駒はアンドレイで、この駒はオリガで、とボードの上に乗せたり降ろしたりしていればいま読んでいるところの状況把握がしやすいかもしれない。が、残念ながらうちにはチェスのセットがない。
と書いていたら、アニメの『デスノート』でニアがおもちゃを使って戦略を立てていた場面を思い出した。(だからどうしたということもない。)
『デスノート』と言えば、最近よく見ているテレビドラマの『スペック』はなんとなく雰囲気が『デスノート』に似ていて、そのへんが好きなのかなあと思う。たんにミサミサ(戸田恵梨香)が出ているからそう思うのかもしれない。