本屋に行っても、最近読みたいと思える本があんまりない。
いまもっとも気になっているのは梯久美子の『狂うひと』なのだが、この本を読むにはやはり島尾敏雄の『死の棘』を読まないとなと思い、新潮文庫の棚の前でしばらく迷うが、やはりあの分厚さと、それと長い小説の間中ずっと主人公が奥さんに責められ続けるのだろうと思うと、どうも勇気が出ない。やはり奥さんに責められるのはいやだ。
そして『死の棘』を読んだあとに『「死の棘」日記』でさらに奥さんに責められるのだろうと思うとまたいやになる。
これは死ぬまで読めないかもしれないな。奥さんに責められるの、いやだしな。
梯久美子の『狂うひと』が文庫になったときにまた考えよう。
それで代わりに沢木耕太郎でも読もうかと思っている。
『流星ひとつ』とか『檀』とか、読んだことのあるものの再読から始めて、未読の、評価の高い『敗れざる者たち』とか『一瞬の夏』とか読んだらいいかな(しかしスポーツにあまり興味がないんだな、とくにボクシング、と思いながら)、そしてやはり『深夜特急』を読まないわけにはいかないだろうな、と思う。
しかしずっと以前にも書いたような気がするが、『深夜特急』はまだ字が大きくなっていない。文庫の字が大きくなってから読もうと思っているのになかなか大きくならない。
ちょっと前に色川武大の『私の旧約聖書』を読んだので、ふと阿佐田哲也の『麻雀放浪記』を再読するのもいいかなと思っている。
しかし、今さら読んでおもしろいのだろうか、とも思う。
あとは三浦しをんの『まほろ駅前多田便利軒』シリーズが気になっている。
これが一番読みやすそう。
読みたい本がない中で、読むとしたらこのくらい。
いまもっとも気になっているのは梯久美子の『狂うひと』なのだが、この本を読むにはやはり島尾敏雄の『死の棘』を読まないとなと思い、新潮文庫の棚の前でしばらく迷うが、やはりあの分厚さと、それと長い小説の間中ずっと主人公が奥さんに責められ続けるのだろうと思うと、どうも勇気が出ない。やはり奥さんに責められるのはいやだ。
そして『死の棘』を読んだあとに『「死の棘」日記』でさらに奥さんに責められるのだろうと思うとまたいやになる。
これは死ぬまで読めないかもしれないな。奥さんに責められるの、いやだしな。
梯久美子の『狂うひと』が文庫になったときにまた考えよう。
それで代わりに沢木耕太郎でも読もうかと思っている。
『流星ひとつ』とか『檀』とか、読んだことのあるものの再読から始めて、未読の、評価の高い『敗れざる者たち』とか『一瞬の夏』とか読んだらいいかな(しかしスポーツにあまり興味がないんだな、とくにボクシング、と思いながら)、そしてやはり『深夜特急』を読まないわけにはいかないだろうな、と思う。
しかしずっと以前にも書いたような気がするが、『深夜特急』はまだ字が大きくなっていない。文庫の字が大きくなってから読もうと思っているのになかなか大きくならない。
ちょっと前に色川武大の『私の旧約聖書』を読んだので、ふと阿佐田哲也の『麻雀放浪記』を再読するのもいいかなと思っている。
しかし、今さら読んでおもしろいのだろうか、とも思う。
あとは三浦しをんの『まほろ駅前多田便利軒』シリーズが気になっている。
これが一番読みやすそう。
読みたい本がない中で、読むとしたらこのくらい。