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クロール、李相日、イケメン

2010年09月28日 00時07分14秒 | テレビ
このところ泳ぎに行っているが、ちょっと参考にしたいと思い本を買った。『誰でもラクに美しく泳げる カンタン・スイミング』という本を買った。
がむしゃらに泳がない泳ぎ方を推奨している本だ。
クロールで泳ぐときに、クロールらしく泳げているか、力強くバタ足ができているか、息継ぎは綺麗に出来ているか、というようなことがまず頭にあるように思う。前に進むことよりも、そっちのほうが重要になっている気がする。少なくとも僕は。
疲れない泳ぎ方を練習しようと思う。
少し本を読んで、昨日ちょっと意識して泳いでみて感じたのは、普段よりも少し深いところを泳ごうとするのがポイントかもしれないと思った。水面ギリギリの頭が出てるような位置じゃなく、ちょっと潜ったところを泳ぐ。
それから、これは昔クロールを習いたての時は意識していたけれど、最近忘れていたことで、意識して左右に身体を向けること。
今後意識して泳ぎ方を変えていきたい。
私のクロールは「こう」で、このやり方を上達させるのだ、それしかないのだ、とは思わずに柔軟に変えていきたいものだと思う。

録画していたNHKの番組「トップランナー」を見た。映画監督の李相日(リ・サンイル)。
言葉で説明すると、そこだけを変えようとするから俳優に言葉で演技指導しない、というところに感心した。
水泳の話と多少矛盾するわけだが、一本スジの通った考え方を貫いている人は素晴らしい。李相日は良い映画監督なのだろうと思う。

NHKといえば、来月から一年間、BSの番組モニターになるので連絡が来た。
10月はどの番組をみるか検討した。
新番組が多いのでどんな番組かよくわからない。
「男前列伝」という不思議なタイトルの番組があった。
最近新聞のテレビ欄で「イケメン」という言葉を見ない日がない。男前ブームなのだろう。
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レイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』感想

2010年09月26日 15時11分18秒 | 文学
レイモンド・チャンドラーの『ロング・グッドバイ』(ハヤカワ文庫)を読んだ。
ちょっと長いな。
のめりこむほどは楽しめなかった。原のほうが好きだ。
おもしろければ他のチャンドラーの小説(村上春樹訳)も読もうかと思っていたが、文庫になるのを待ってからでよいだろう。
印象としては、村上春樹訳の『グレート・ギャツビー』と同じ感じ。どこがそんなにおもしろいと言われているのかよくわからない。
村上春樹の訳者あとがきで自我について語っているところが最もおもしろいところだったかもしれない。
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チャンドラーとベルクソン

2010年09月24日 00時44分27秒 | 文学
レイモンド・チャンドラーの『ロング・グッドバイ』がなかなか読み終えれない。
たしかずっと昔旧訳(『長いお別れ』)を読もうとしたけれど、最後まで読み終えられなかったはず。村上春樹訳だから読めるかと思っていたが、たしかに読みやすいとは思うが、長い気がする。
もともと推理小説が苦手なせいかもしれない。
主人公の探偵がどういう経緯でいまの行動をとっているのかをすぐに忘れてしまう。脈絡のない行動をとっているように思えるから興味がなくなってしまうのだ。

もう一冊ベルクソンの『創造的進化』も読んでいる。
ひさしぶりのベルクソン。
こっちはちびちび読む。

今日もプールで泳いだ。そろそろ習慣となりつつある。できるかぎり続けたい。

テレビで「キングオブコント」を見る。初めて見た。
ジャルジャルの「おばはん」がなんだかとっても可笑しかった。
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釈徹宗・内田樹・名越康文『現代人の祈り』

2010年09月19日 09時07分09秒 | 文学
釈徹宗と内田樹と名越康文の『現代人の祈り 呪いと祝い』(サンガ)を図書館で借りて読んだ。釈徹宗がほかの二人と鼎談したり対談したりする本。
以前『若者よ、マルクスを読もう!』を読んだときも同じなのだが、僕が内田樹目当てで本を読んでいるせいか、内田樹が登場しないとおもしろくなく、興味が持てない。ほかのひとだけで話していると、筑紫哲也のいない「NEWS23」のような感じに思えてしまう。
鼎談「顔と人格」でも、内田樹が「どうしたの?」と思うくらいあまりしゃべらないのでつまらなかった。
たんなる内田樹のファンになってしまっている。
特別におもしろかったところはなく、いつものとおり「そうだよなあ」と思いながら読み、読んだら忘れてしまっている。
対談、鼎談であると、内田樹ひとりで語っているのとは違い、親しい釈徹宗から「内田さん、この間はこう言ってたじゃないの」という突っ込みがあり、当り前なのだが内田樹も完璧でないことが分かる。
内田樹も結構思い込みでしゃべっている、しかしその語り方がおもしろい、論理的に完璧であることを期待しては駄目、というようなことは思い入れのある作家の本を読むときには気を付けておくべきことだと思う。
いつのまにか、夏目漱石や村上春樹のことは完璧だと思ってしまっている。しまいがちである。
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マルクス・アウレーリウス『自省録』

2010年09月18日 23時59分01秒 | 文学
マルクス・アウレーリウスの『自省録』(岩波文庫)読了。
自分の中のダイモーンだかト・ヘーゲモニコン(指導理性)だかの声に耳を傾けて、真摯に生きていこうと思った。
アランの『幸福論』ほどではないが、好きな本だ。
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ジョン・メイヤーに注目

2010年09月16日 22時00分47秒 | 音楽
ジョン・メイヤー(John Mayer)のアルバム『ルーム・フォー・スクエア』を借りてくる。
NHKの衛星放送で、伝説のギタリストについての番組をやっていて、番組そのものは見ていないのだが番組の宣伝で一瞬だけジョン・メイヤーが登場し、なんか聴いたことあるようで好きな感じのような気がし(かなり曖昧な記憶なのだが)、それで借りてきた。
以前にも一度、ジョン・メイヤーが気になったことがあるような気がするのだが、そんな気がするだけかもしれない。過去のブログを検索しても引っかからないので、偽の記憶かもしれない。
気になったことはたとえどんな小さなことでも書き留めておくことにしたいものだ。
ギター一本でひとりで歌を歌うというスタイルのシングルシンガーソングライター(造語です)はわりと好きで、たぶん尾崎豊が好きなせいなのだが、他にもブライアン・アダムス(Bryan Adams)とか、好きだった。
ジョン・メイヤーは相当良いように思うので、しばらく聴きたい。
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読書の秋

2010年09月15日 23時06分58秒 | 文学
このところ、ずーっと家にいるときは麻雀ゲームをしたり、近所の体育館に泳ぎに行ったりしていたので、ほとんど本を読んでいなかった。
会社の往き帰りにマルクス・アウレーリウスの『自省録』を読んでいるだけだった。
『自省録』はマルクス・アウレーリウスが自分のために書いたメモをまとめたような本で、細切れの時間に読むのにちょうどよい。こういう本はまとめて読んでも頭に残りにくいのでバスに乗る10分とかそういう時間で毎日読むほうがいいように思った。生き方の習慣を変えるのは時間がかかる。
マルクス・アウレーリウスは、誠実に、節制して、真摯に、生きることを勧める。なぜならそれが自然なことだから。人間は自然の一部なのだから、自然に従うことが間違っているはずがない、という強い信念を持っている。
それから、無駄に想像することを禁じる。何か悪いことがあったら、そういうことがあったと済ませるべきで、なぜそのようなことが起きたかまでを想像すべきではない。
あと、人間はすぐに死ぬものなので、嘆き悲しむことはない。それは世界からみたら小さなことだ。
そのようなことを繰り返し語る。
わりと好きな思想なのでおもしろい。

少し涼しくなったので、本を読もうと思い、レイモンド・チャンドラーの『ロング・グッドバイ』(ハヤカワ文庫)とアンリ・ベルクソンの『創造的進化』(ちくま学芸文庫)を購入。
プルーストの『失われた時を求めて』の新訳(光文社古典新訳文庫)をぱらぱらめくる。写真付きでいいと思う。読んでいると気になる絵画とかがあるが、調べてみるほどではないことも多いので。岩波文庫の新訳が出るのを待ってどちらかを買ってしまうかもしれない。
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『ニューヨーク, アイラブユー』感想

2010年09月12日 23時29分44秒 | 映画
この作品の前作の『パリ、ジュテーム』がわりと好きなのと、監督に岩井俊二が入っているので岩井俊二ファンとしては見ておこうと思い、『ニューヨーク, アイラブユー』を見た。
『パリ、ジュテーム』のほうがおもしろかった。
岩井俊二の『Love Letter』はプルーストの『失われた時を求めて』が題材に使われるのだが、今回の『ニューヨーク, アイラブユー』の岩井俊二の監督部分ではドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を使っていた。
最後に女性が『カラマーゾフの兄弟』(たぶん)の分厚い本を持っている場面は、『Love Letter』で中山美穂が最後に『失われた時を求めて』を持っている場面を思い出させた。
分厚い長編小説を題材にした映画は、とりたてて理由もなく好きだ。
『ニューヨーク, アイラブユー』のDVDに宣伝の入っていた、ダスティン・ホフマン主演の『新しい人生のはじめかた』も、女性主人公が本を読んでいるというだけで見てみたい。何を読んでいるのか知りたい。
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ノーラ・エフロン監督『ジュリー&ジュリア』

2010年09月11日 19時16分34秒 | 映画
アカデミー賞にノミネートされていたのを見て気になっていたノーラ・エフロン監督の『ジュリー&ジュリア』を見た。
どこが気になっていたかというと、メリル・ストリープがフランス語で「ボーナ・ペティー」と言うところが気になっていた。どうして気になったのかはうまく言えない。なんだか独特な言い方のように思った。
料理の映画も好きで、メリル・ストリープも好きで、ラブコメも好きなので、おもしろい映画だった。
過去と現在が重なるという面で少し『めぐりあう時間たち』を思い出した。
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『フランクリン自伝』感想

2010年09月09日 20時42分27秒 | 文学
『フランクリン自伝』(岩波文庫)を読んだ。
マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を読んで興味を持った。もっと資本主義の精神について語られる自伝かと思っていたが、普通の自伝だった。
付録になっている「富に至る道」は勤勉に生きることを勧めていた。
ついでに、似たような本だろうと思っている渋沢栄一の『論語と算盤』も読もうかとも思う。
書店で平積みしているのを見かけた吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』にも興味がある。
最近、どう生きるかを考える本に興味がある。
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