「風々院風々風々居士―山田風太郎に聞く」を図書館で借りて読む。
森まゆみが聞き手になって山田風太郎の話を聞く。
関川夏央の「戦中派天才老人・山田風太郎」よりも山田風太郎のひとの良さのようなものが出ていて好感が持てた。森まゆみたちが帰ろうとすると、「漱石の手紙を見せる」と言って引き止めるところとか、良かった。普段はずっとひとりで平気でも、賑やかになったあとに急にみんなが帰るとなると、淋しくなって「えっ帰るの? みんないっしょに?」みたいな気持ちになることってあるもんな。
しゃべっている内容は「戦中派天才老人・山田風太郎」とほとんどいっしょだった。
山田風太郎が明治時代で好きな人物は勝海舟と福沢諭吉と夏目漱石、と言っている部分があって、まるで江藤淳と一緒じゃないかと思った。同世代だからかなあ。
山田風太郎(1922年~2001年)
江藤淳(1932年~1999年)
10歳違いか。
「風々院風々風々居士」のインタビューは三つに分かれているが、最後の「明治小説の舞台うら」と題したインタビューは「山田風太郎明治小説全集」の愛蔵版につけられたものをまとめたものだそうで、それぞれの作品について語られていた。
おもしろそうだが、「山田風太郎明治小説全集」を購入するかどうかいまだに迷い中。
森まゆみが聞き手になって山田風太郎の話を聞く。
関川夏央の「戦中派天才老人・山田風太郎」よりも山田風太郎のひとの良さのようなものが出ていて好感が持てた。森まゆみたちが帰ろうとすると、「漱石の手紙を見せる」と言って引き止めるところとか、良かった。普段はずっとひとりで平気でも、賑やかになったあとに急にみんなが帰るとなると、淋しくなって「えっ帰るの? みんないっしょに?」みたいな気持ちになることってあるもんな。
しゃべっている内容は「戦中派天才老人・山田風太郎」とほとんどいっしょだった。
山田風太郎が明治時代で好きな人物は勝海舟と福沢諭吉と夏目漱石、と言っている部分があって、まるで江藤淳と一緒じゃないかと思った。同世代だからかなあ。
山田風太郎(1922年~2001年)
江藤淳(1932年~1999年)
10歳違いか。
「風々院風々風々居士」のインタビューは三つに分かれているが、最後の「明治小説の舞台うら」と題したインタビューは「山田風太郎明治小説全集」の愛蔵版につけられたものをまとめたものだそうで、それぞれの作品について語られていた。
おもしろそうだが、「山田風太郎明治小説全集」を購入するかどうかいまだに迷い中。