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☆ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟3」感想

2007年10月31日 22時50分34秒 | 文学
カラマーゾフの兄弟3 (光文社古典新訳文庫)ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」(光文社古典新訳文庫)の3巻目を読んだ。
ずいぶん時間がかかった。
ミーチャがお金の出所を隠して自分への疑いをどんどん強くさせる。わざととしか思えない。いらいらした。
結局本当のことを言うなら最初から言えよ、って思う。

でもこの巻の最後あたりでミーチャにものすごく興味を持たせるようになっている。
どんなにたくさんのひとに疑われても、たったひとりでも信じてくれる人がいれば生きていける。そういうメッセージって最近身に沁みるなあ。

突然、雷にうたれたように岡本綺堂の「半七捕物帳」が面白いのではないかと思い、古本屋で買ってくる。シャーロック・ホームズっぽいものらしい。
そういえばシャーロック・ホームズも全部読もうと思ったのに途中で終わってるな。
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☆これから見ます日本映画。2

2007年10月29日 22時00分28秒 | 映画
使っているパソコンの壁紙をひさびさに変える。
ウディ・アレンの映画「タロットカード殺人事件」のスカーレット・ヨハンソンとヒュー・ジャックマンが上下さかさまに配置されカードの絵柄のようになっている壁紙にした。
ウディ・アレンの映画はわりと公開されるたびに気にはなるのだが、劇場に見に行ったことは(たぶん)一度もなく、DVDをレンタルして見ているのかといえばそんなに見ているわけではない。
今回は連続殺人鬼の話ということで特に興味がある。
この間「ゾディアック」も映画館に見に行ったし、連続殺人鬼の話ってわりとツボなんだな、と自分の性癖にいまさら気づく。
ウディ・アレンの前作「マッチポイント」も見てないなと思い、これはちょっと借りようかと思っている。
今日帰りにちらっとビデオ屋に寄って偵察してきたのだが、そのほか「プラダを着た悪魔」(デヴィッド・フランケル監督)を見ようかと思った。

そのほかでは日本映画で「ゆれる」(西川美和監督)と「椿三十郎」(黒澤明監督)を見たいと思っている。
いつかもここに見たい映画を書いたことがあるなと思って過去を振り返ってみると、「☆これから見ます日本映画。」の回で、見たい日本映画のリストを作っている。一年半ほど前に書いたのだが、ここで触れているもので見ているのは、「メゾン・ド・ヒミコ」「パッチギ !」「ALWAYS 三丁目の夕日」「博士の愛した数式」の4本だけ。15分の4。2割から3割か。

この間鴻上尚史が司会をしているテレビ番組「COOL JAPAN」で富士登山の様子を見たのだが、あの人数はすごかった。渋滞していて、富士山沈むんじゃないかというくらいのたくさんのひとが登ってた。結構たくさんのひとが富士山に登っているんだなと素直に驚いた。
しかしあらためて考えるとそれが巡礼というものの正しい姿なのかもしれない。
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☆マンガとゲームの日々

2007年10月28日 01時23分17秒 | ゲーム
ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔やめたろかと思ったが「ドラゴンクエストソード」をクリアした。(「ナニワ金融道」の影響でへんな大阪弁を使ってしまう。他にも、ヘタ打ったらあかんで、とか、手形がとんだ、とか、風呂に沈めたろ、とか、声に出して言いたい印象的な台詞が数々あった。)
ラスボスの魔王ジェイム(? そんな名前)の2回目を倒した。これもお決まりで、クリア後にもまだゲームはなにか続くようであるが、もういいです。ごちそうさま。さようなら。

このゲームはちょっと僕には難しすぎたな。
あと、日本語の乱れ、というか、変化も感じた。
「ガン見(み)」というのはゲームの台詞の程度ではもう使用してもいい日本語なんだな、と思った。
「ガン見」とか「ガン黒」とかいう言葉で使われる「ガン」は、もともと「ガンをつける」という言葉から来ているのだろうと思うが、その「ガン」とはいったいなんなんだろうか。
と思って調べると、「眼(がん)を付ける」らしい。
ということは「ガン見」とは「眼見」なのか。
眼で見るって、わりと普通だなあ。

(追記)
「ガン見」は「眼見」かもしれないけど、「ガン黒」は「顔黒」だろうな、たぶん。
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☆ラスボスはどうしても2回たおさないとだめですか。

2007年10月27日 16時39分42秒 | ゲーム
Wiiのゲームソフト「ドラゴンクエストソード」の最後の敵。
一度倒しても復活してもう一度倒さないといけない。
腕が疲れた。
もういいじゃん、一回で。いつから始まったんだ、この二度倒す習慣は。
「ゴレンジャー」とかそういったたぐいの秘密戦隊ものの影響だろうな。
石森章太郎の責任か!
宮崎駿の「もののけ姫」でも、シシ神がやられてディダラボッチが登場したもんなあ。
結構根は深い。

もうやめようかな。
めんどくさくなってきた。
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☆青木雄二「ナニワ金融道」14巻から19巻

2007年10月27日 12時58分23秒 | 漫画
ナニワ金融道 (14)ナニワ金融道 (15)ナニワ金融道 (16)
ナニワ金融道 (17)ナニワ金融道 (18)ナニワ金融道 (19)
借りてきた「ナニワ金融道」を全巻読み終えた。
漫画は借りても金は借りたらあきまへん。

14巻から19巻は、主にマルチ商法と船舶の話だった。
最後の船舶の話は難しくてよくわからなかった。
帝国金融が自社ビルを持つあたりまでが最も面白かった。そのへんまでで終わっていても良かったように思う。
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☆青木雄二「ナニワ金融道」11巻から13巻

2007年10月24日 00時57分16秒 | 漫画
ナニワ金融道 (11)ナニワ金融道 (12)ナニワ金融道 (13)
青木雄二の「ナニワ金融道」11巻から13巻。
だんだん主人公の灰原があまり登場しなくなってきたな。
肉欲棒太郎が長いあいだ登場した。やくざの世界から足を洗うのは大変だ。

Wiiのドラクエをやっているが難しい。
リモコンがあまりうまく使えない。
オカマ言葉を使うマスクをかぶったマッチョな店主が経営している遊び場でミニゲームをしてみたが難しい。Cの評価しかもらえない。たぶんS、A、B、Cという評価だと思うので、あまり高くない。
決定的になにかの能力が不足しているのだと思うが、Wiiリモコンをうまく使いこなせることが今後の私の人生にどう影響を及ぼすのかと考えてみると、あまりたいしたことないだろうと思うのでまあいいかと思っている。(負け惜しみだ、ちくしょー!)
何度もやめようかと思ったが短いらしいのでもう少しもう少しと思いながらやっている。10時間ほどで終わるらしいのだか、いま6時間半くらいやっていることになっている。あと3時間半くらいで終わるのかなあ。
6章が終わったところ。
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☆青木雄二「ナニワ金融道」4巻から10巻

2007年10月22日 00時31分37秒 | 漫画
ナニワ金融道 (4)ナニワ金融道 (5)ナニワ金融道 (6)ナニワ金融道 (7)
ナニワ金融道 (8)ナニワ金融道 (9)ナニワ金融道 (10)
青木雄二の「ナニワ金融道」、4巻から10巻まで読んだ。今日は一日これだった。
もともと漫画を読むのは時間がかかる上に、この漫画は字が多いのでさらに時間がかかる。
ひとつひとつの話が一冊分くらいかなり丁寧に描かれていて、こうやって表紙の画像を並べると、「ああこのひとはこうだったな」というように思い出される。
暴力団につかまるところと、まぬけな農家がどんどん泥沼にはまり込むところがこの7冊ではすごかった。
まぬけな農家の話は相当つらかったなあ。最後はちょっと救われたけど。
主人公の恋愛も描かれる。

どの話もあまりに救いがなくて、サラ金には絶対に手を出してはいけないと思う。
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☆「ナニワ金融道」2巻と3巻

2007年10月21日 03時23分45秒 | 漫画
ナニワ金融道 (2)ナニワ金融道 (3)
やはりお金の話は悲しい。
青木雄二の「ナニワ金融道」の2巻と3巻を読んだ。4巻の最初まで読んだ。
選挙の話では、2つの話が同時進行してなかなかおもしろいなあ、と結構余裕を持って読めていたが、運送屋の話は相当つらいなあ。
女の人が髪を切る話っていつもつらくなる。
「源氏物語」にその起源があるのだろうか。
主人公の灰原が、わりと普通の感覚を維持したまま地獄を見る様子がきちんと描かれていて、ダンテの「神曲」を、読んだこともないのに思い出した。

金曜日はひさしぶりにボーリングに行き、Wiiスポーツの成果を出した。
3ゲームしたが、2ゲーム目で212点という自己ベストを出した。1ゲーム目は140点台、3ゲーム目は110点台で、あとはたいしたことない。
そのあとお酒を飲んで盛り上がる。
仲が良いかどうかは、そのひとのデータ(生年月日とか血液型とか家族構成とか)をどれだけ知っているか、ということよりも、どれだけ意味のない会話を積み重ねてきたかによるのではないかという気がしている。

昨日の土曜日は結婚記念日のお祝いをした。たぶん7年目。
レストランでシャンパンを飲んで料理を食べる。
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☆「ナニワ金融道」でお金について考える

2007年10月19日 01時12分33秒 | 漫画
ナニワ金融道 (1)一時期、タモリは「テレフォンショッキング」でゲストからもらったものだけで生活しているという噂があったが、いまの僕の生活はそんな感じ。
青木雄二の漫画「ナニワ金融道」(全19巻)を会社の友人に借りて一冊だけ読んだ。
あと、Wiiのゲームソフト「ドラゴンクエストソード」も借りてきた。まだやってない。
時間がない。
今日は疲れていたのか、家に帰ってご飯を食べてからしばらく寝ていた。
Wiiのやりすぎかもしれない。

だいたいお金の話を聞くと悲しくなるので、「ナニワ金融道」も悲しくなるかなと思っていたがそうでもない。物語に起伏があっておもしろい。
お金のやりとりは倫理で考えるものではなくゲームなのだ。
そんなことにはじめて気づいた。
お金をたくさん持っているやつはいいとか、悪いとか、あいつは金儲けのことばかり考えているから駄目だとか、ボランティアとか募金とか、そういう倫理の手垢にまみれたことにしか目がいってなかったように思うが、今後はもうすこしすっきりとした考え方をしていければいいなと思う。

最初から最後まで会社での仕事を題材にしている物語は珍しいように思う。
主人公はずっとスーツ。
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☆内田樹「疲れすぎて眠れぬ夜のために」感想

2007年10月18日 00時07分18秒 | 文学
福山雅治主演のテレビドラマ「ガリレオ」を見たが、まあまあ。
べつに熱心に見るほどのこたぁない。
たぶん見た人はかなりの確率で思うのだろうと思うが、東野圭吾の原作はおもしろいのだろうな、と感じた。
コンビニやファーストフード店は建物がどこも同じで、わりかし速く建つように思うが、それはコンビニセットやマクドナルドセットのような、パーツに分かれた部品が用意されていて、それを持ち込んで組み合わせるとあっという間に建物が出来上がるのではないかと思ってる。おもちゃのレゴのようなイメージ。
最近はドラマを見るたびに「ああ、また、あれか」「またあれをやっている」という既視感におそわれることが本当に多い。
たぶんフジテレビにはフジドラマセットのようなものがあって、それを使うとあっという間に「月9」のドラマが出来上がるのだろう。
ドラマ「ガリレオ」で、今後福山雅治が「おもしろい」と言うたびに「くだらない」と思ってしまいそうだ。

疲れすぎて眠れぬ夜のために最近文庫化されて書店で立ち読みして面白そうだったので、図書館で単行本を借りて内田樹の「疲れすぎて眠れぬ夜のために」(角川書店)を読む。
わりと攻撃的で、なんだかドゲのある文章だったように思う。
最近のものとは少し違う。
いつの間にかテレビ馴れしているデヴィ夫人と同じように、内田樹も昔のほうがとがってたんだなあと感じた。
「無理をしてはいけない」というメッセージをあまりまともに聞いていたら、無理に無理をしないようにしてしまいそうでよけいにストレスが溜まりそうだな、と思った。
人の話は適当に聞き流すのが良い。
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