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中野ジェームズ修一『はじめる技術 続ける技術 一流アスリートに学ぶ成功法則』

2015年06月28日 22時10分43秒 | 文学
図書館で借りて、中野ジェームズ修一『はじめる技術 続ける技術 一流アスリートに学ぶ成功法則』を読んだ。
今週はほぼ毎日ジョギングすることが出来た。バーゲンだったので新しいスポーツウェアも買った。
そもそも走るのは大嫌いで、中学時代のマラソン大会も嫌で仕方なかったのだが、今のところ嫌だと思うことなく続けられている。つらくない速さで走っているからだろう。田中宏暁の提唱するスロージョギングは僕には合っていて、続くかもしれないと期待している。

まずは大きな目標ではなく、出来るか出来ないかわからないくらいのものを設定するという、中野ジェームズ修一の主張はその通りだろうと思う。
この本で良かったのはそのくらいで、あとは退屈だった。
ビジネス書というのは読み終わったあとにいい気分になるものだと思っていて、そのくらいしか効用はないものなのだが(もちろん僕には、ということです)、そういう気分にさせてくれなかった。
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原田眞人監督『クライマーズ・ハイ』

2015年06月28日 01時11分19秒 | 映画
この前NHKのドラマで『64』を見て、横山秀夫の作品に興味を持っている。それで、原田眞人監督の『クライマーズ・ハイ』をNHKが放送したので録画して見てみた。
原田眞人の映画は『突入せよ! あさま山荘事件』と『わが母の記』を見たことがあるくらいだが、どちらもとてもいい印象を持っている。

とても緊迫感のある場面もある映画だったが、何がどう行われているのかなんとなくしか分からないことも多く、それでいいといえばいいのかもしれないが、印象としては薄い映画だった。戦後のアメリカ占領や中曽根首相の靖国神社参拝、それと日航機事故をからめて、話が進むのだが、映画を見る限り、どこを見ればいいのかよくわからなかった。
どこを見ればいいのかよくわからなかったので、山崎努を見ていた。完全に『マルサの女』だった。最初のほうで堺雅人のネクタイを引っ張る場面があるが、これは宮本信子の名札を引っ張って確認する場面を思い出した。その他、頭に被った布、足が不自由、犬好き、スケベ、など、『マルサの女』と設定がかぶる。
山崎努を見るための映画なのかもしれない。
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アントワーヌ・コンパニョン『寝るまえ5分のモンテーニュ 「エセー」入門』

2015年06月24日 22時45分47秒 | 文学
図書館で借りて、アントワーヌ・コンパニョン『寝るまえ5分のモンテーニュ 「エセー」入門』を読んだ。
もともとはフランスの昼のラジオ番組のためのテキストだったようで、「寝るまえ5分」ではなかったようだ。フランス語の原題は「モンテーニュとのひと夏」。
もう何年も前に宮下志朗訳の『エセー』の第一巻を買っているのだが、未だに読んでいない。もうすぐ最終巻の七巻が発売されるのだろうから、そろそろ読み始めようかと思った。
「みずからの性について、今日の読者をも狼狽させるほど赤裸々に語っている」と書かれていた「ウェルギリウスの詩句について」がもっとも気になる。
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スロージョギング初日

2015年06月21日 20時35分48秒 | スポーツ
今朝は早起きしようと思っていたのに出来なくて、朝食を食べて娘が幼稚園に出かけてから(今日は日曜参観日)、近所の川沿いで少しスロージョギングを行った。
家の鍵しか持って出なかったので時間は計っていないが、おそらく15分くらい。
これだったら続けられるかもしれない。
痩せて、コレステロールが下がればいいな、と思う。
今日計ったところ、体重は現在77.1キロ。5キロくらい痩せたい。
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田中宏暁『スロージョギング入門』

2015年06月20日 23時44分44秒 | 文学
図書館で借りて、田中宏暁『スロージョギング入門』(PHP文庫)を読んだ。
スロージョギングとは、歩くほどの速さで、かかとからではなく足の指の付け根あたりで着地する(フォアフット着地)というのが特徴。
NHKの「ためしてガッテン」でも取り上げられたことがあるらしい。すごーーーーーい。(ガッテン風のナレーション)
「ためしてガッテン」はたまに興味のある題材のときに見ても、結局「ガッテン」出来た試しがないので、僕にとって番組に取り上げられたことがこの運動の評価にはつながらず、かえって下げるような気がする。
近藤誠の医者不信論、白井聡の永続敗戦論に続き、田中宏暁のスロージョギング論もそこまで範囲を広げなくてもいいんじゃないかというくらい話を広げている。スロージョギングさえ行えば、健康状態に関するすべての問題は解決してしまうのではないかと思わせる。
しかし、一応その主張を信じ、一日三十分を週三回というところを目標に始めてみようかと考えている。

著者が同じく勧めている「スローステップ運動」なるものはやらない。これはいわゆる、踏み台昇降運動ではないのか。踏み台昇降運動は学生時代の体力測定で嫌だったのでやらない。立位体前屈も、反復横跳びも嫌いだが、特に踏み台昇降運動はあのメトロノームの音を聞くと自分のいまの状況が笑えてくるから嫌だ。
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桜井和寿は肥大したモンスターから逃げられるか?

2015年06月18日 23時44分37秒 | テレビ
録画してたまっているテレビ番組を見る。
NHKの「ドキュメント72時間」。
大型連休にレンタルビデオ店に来ている人は離婚している人ばかりだった。この番組を見ていると、世の中には不幸な人が多すぎると感じる。いつも思うが72時間でよくもそんなに多くの不幸を見つけることができるものだと感心する。

フジテレビ系「ヨルタモリ」。
甲本ヒロトがゲストだった。おもしろかった。懐かしかった。来週は田原俊彦で、また懐かしい。

NHKの「SONGSスペシャル Mr.Children」。
何年か前にMr.Childrenのアルバムを調べていたら、アマゾンのレビューで小林武史批判の多いことに驚いたことがある。
そのせいかどうか、Mr.Childrenは小林武史と分かれて制作していくことに決めたという話の番組だった。
もうでも、僕がミスチルを大好きだったのはずっと昔だな、でこれからそんなに好きになることはないだろうな、と思って新しい曲を聴いた。
番組では何度も新曲の「Starting Over」が歌われ、歌い出しの、

 〽︎肥大したモンスターの頭を 隠し持った散弾銃で仕留める

が流れる。
聴いていると、
「肥大したモンスター(=小林武史)の頭を、隠し持った散弾銃で仕留める」
としか解釈できなくなってくる。
そのような自分の無意識の思いを吐き出せる桜井和寿はやはり偉大だなとあらためて思いました。
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白井聡『永続敗戦論 戦後日本の核心』

2015年06月16日 20時39分55秒 | 文学
白井聡『永続敗戦論 戦後日本の核心』(太田出版)を読んだ。
ほんとうにいまの世の中はなんだかひどいという思いが最近強い(とくに安倍政権)ので、それについて何か語っているものが読みたいと思い読んでみた。

まず、「永続敗戦」という言葉がわかりにくい。
太平洋戦争に負けたことを「敗戦」と言わず、「終戦」といったことでその事実を見ないようにした。そのことで私たちはずっと敗北したままである、というような意味なのだろうが、それを「永続敗戦」と呼ぶのは直感的にはわかりにくい。
最後に引用されたガンジーの言葉、
「あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである。」
というのが素晴らしいと思った。
昭和天皇が共産主義者を恐れていた、それによって沖縄の米軍駐留が決まったというような話は噂であるにしても初めて聞く話だった。しかし時代的には確かにあり得る話だなと思った。共産主義者に対して異常なまでの恐れを持っていた。それは私の母親などでもそうだったように思う。
よく切れる刀はなんでも切って切り過ぎてしまうので、「永続敗戦」の理論も少し手を広げすぎているように感じるところがあった。これは近藤誠の『医者に殺されない47の心得』でも感じた。力強くて目新しい理論は、なんにでも適用できる気がしてしまう。これは新しく出てきた理論の宿命と言える。
『永続敗戦論』と『医者に殺されない47の心得』をいっしょに読んでいたので、日本人が薬に頼りすぎたりガンを放置できないのは、「永続敗戦」のせいだと思った。
理論はよく考えて、限られた範囲に使用すべきだろう。

内容はいろいろな話が出てきたし、読むのに時間がかかったせいもあり、もう一度読まないと理解できない。そのうち読みたい。
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近藤誠『医者に殺されない47の心得』

2015年06月15日 21時37分25秒 | 文学
図書館で借りて、近藤誠『医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法』(アスコム)を読んだ。
コレステロールが高いので、「コレステロールが高いほど長生き」とか聞くと嬉しくなる。
読んでいると会社の健康診断などは、ほんとうは受けるべきでないなと思う。しかし会社員として生きていくには仕方ないのだなと思う。
ところで、ちょっと調べるとバリウム検査は発ガンのリスクがあるらしく、来年からは胃カメラにしようと決めた。胃カメラに、リスクがないわけではないだろうが、変えてみることにする。
近藤誠の意見では、ガンが見つかったら、そのまま放っておいても治る「がんもどき」か、もう手遅れか、どちらかしかないので苦しい治療をしないほうが良いらしい。
ほんとうにそうなのか、これはわからない。
統計的な数字を見るとそうかもしれないし、そうでないかもしれない(近藤誠の考えが正しいような気はしている)。
ただ自分がガンになったときに、自分のガンが統計と同じであると信じられるかどうか、「がんもどき」か手遅れのどっちかだから何もしないと言えるかどうか、難しい問題だと思う。

「一度に3種類以上の薬を出す医者を信用するな」と書いてあり、最近一度に3種類未満の薬をもらったことがないので可笑しかった。
確かに最近薬の数が多い気がする。
ちょっと気をつけていこうと思う。
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MIDORI『心と体が軽くなる! 楽しいスローランニング』

2015年06月14日 21時41分23秒 | 文学
MIDORI『心と体が軽くなる! 楽しいスローランニング』(学研パブリッシング)を読んだ。
四年ほど続けたテニススクール通いをこの夏でやめることにした。
それで、なにか別の(お金のあまりかからない)運動をしたいと思い、ぱっと思いついたのが水泳とジョギングで、水泳については少しやっていたことがあるのであまり抵抗はないのだが、走ることについてはものすごく抵抗があるので、まずは本を読もうと思い、図書館で借りて読んでみた。
女性向けの本のようであまり興味を惹かれなかった。
別の本を探す。
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曽利文彦監督『ピンポン』

2015年06月14日 00時34分46秒 | 映画
録画していた曽利文彦監督『ピンポン』を見た。
脚本が宮藤官九郎というところに興味があり見た。
窪塚洋介の演技が懐かしい。このひとの演技を一時期よく見ていたように思う。
もっと楽しいものを期待していたのだが、そんなに楽しくはならなかった。
過去の何かが解決されるような話にもなっていない。
才能ということに関する映画なのだろうと思うが、才能に関するどんな思想が描かれた映画なのか、明確には理解できなかった。ごめんなさい。
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