![プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神(日経BPクラシックス)](http://ec3.images-amazon.com/images/I/41Kto%2BkZEKL.jpg)
マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(日経BPクラシックス)読了。
毎日こつこつと働いてお金を浪費せずに貯金することが良いとされるのは、キリスト教のプロテスタントの影響であるということがわかった。カトリックの時代は非合理的なことも許容されていたのに、プロテスタントでは合理的なことが正しいとされたこともわかった。
とても良い本だった。
もっと難しい内容かと思っていたが、翻訳のせいか読みやすかった。
わたしたちが無意識に良いとか悪いとか思っていることも歴史的なものだと感じさせる研究はおもしろい。
この間、いつものようにテレビをぼうっと見ていたら公開中の映画の予告編をやっていたので見ていた。
高岡蒼甫主演の『さんかく』と、
錦戸亮主演の『ちょんまげぷりん』と、
妻夫木聡主演の『悪人』
がおもしろそうだと思った。
『さんかく』はたぶん『きまぐれオレンジロード』みたいな、優柔不断な男を描いた話なのだろうと勝手に期待。
『ちょんまげぷりん』は書店で宣伝しているのをちょくちょく見ておもしろくなさそうな映画だと思っていたのだが、錦戸亮が刀を抜いて人を斬っているシーンがあり、おもしろそうだと思った。
『悪人』は原作が気になる。しかし原作を読むのは億劫なので映画でも見てみるかという感じ。
蓮實重彦と黒沢清の対談『東京から 現代アメリカ映画談義』を本屋で立ち読みしていたら、蓮實重彦と黒沢清のどちらもがタランティーノの『デス・プルーフ』を絶賛しているので気になる。
タランティーノは『キル・ビル』を最後に見ていない。
今日はお休みなのでひさしぶりに家で映画でも見ようかと思っている。