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「いだてん」嘉納治五郎の死

2019年09月29日 23時43分20秒 | テレビ
NHKの土曜ドラマ「サギデカ」の最終回を見る。
期待したほどは、最後はおもしろくなかった。でもどうだったらおもしろかったのかと言われればわからないし、あんな終わりかたしかないのだろうと思うが、おもしろくはなかった。
田中泯は登場したとき、意味不明の舞踊をしていたが、あれはなんだったんだろう。
取調中もあれを踊るべきではなかったのだろうか。普通のヤクザになってしまっていた。
木村文乃のテレビドラマを初めて見ると思うが、このひとはいろいろな人を思わせる。満島ひかりと尾野真千子と印象がかぶる。
高杉真宙はとてもハンサム。

大河ドラマ「いだてん」はとてもおもしろい。オリンピックの歴史ではなく、日本の昭和史を描いている。
昨日は『清須会議』を見ていたので、ずっと役所広司を見ている気がする。
嘉納治五郎は七十七歳で亡くなったらしい。
ちょうど七十七歳の私の父親が胃癌であるという連絡を今日受けて、こういうのは何かのしるしなのかなと思う。(「しるし」には村上春樹的に傍点)
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三谷幸喜監督『清須会議』

2019年09月29日 01時07分06秒 | 映画
録画していた三谷幸喜監督『清須会議』を三回に分けて観た。
大泉洋が元気があるなと思う映画で、それ以外にはこれと言っておもしろいところのない映画だった。
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井上ひさし『円生と志ん生』

2019年09月28日 22時13分01秒 | 文学
井上ひさし『円生と志ん生』(新潮社『井上ひさし全芝居 その七』所収)を読んだ。
まあこの本のなかでこれまでのもので一番おもしろい。
古今亭志ん生が終戦間際に満州に行き、そこからなかなか帰れなかったという話は知らなかった。大河ドラマ『いだてん』でもそこのところは描かれるだろう。
昭和二十年八月九日に満州にソ連が攻めてきたときの恐怖は三木卓の「夜」でこの間読んだが、そのあたりの話はなかなかドラマで見ることがないので楽しみだ。
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井上ひさし『水の手紙 -群読のために-』

2019年09月25日 21時43分28秒 | 文学
井上ひさし『水の手紙 -群読のために-』(新潮社『井上ひさし全芝居 その七』所収)を読んだ。
名前のある登場人物が出るわけではなく、いろいろなひとが呼びかける形式の劇。卒業式でやるようなやつ(といっても僕が小学校のときにやっただけで、世間で一般的に行われるものかどうかはわからない)。

この巻に入っておもしろい戯曲に当たらない。
このあとこれだけは読んでおこうと思っている井上ひさしの戯曲をメモとして記載しておく。
『人間合格』(その五)
『シャンハイムーン』(その五)
『イーハトーボの劇列車』(その三)
『頭痛肩こり樋口一葉』(その三)
有名な作家を描いた「評伝劇」を読んでおこうと思う。
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石井好子『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』

2019年09月25日 21時32分10秒 | 文学
石井好子『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』(河出文庫)を読んだ。
雑誌「dancyu」を読んでいて角田光代がこの本について書いているのを読んで興味を持った。
昔はヨーロッパの料理の情報がなくて、この本を読んで作ったりしていたのだと思うとすごいと思う。材料も手に入らないだろうし、かなり違うものが出来ていただろう。
何か、作りたくなるものがあるかと思ったが、それはなかった。
バターを「バタ」と表記するのが特徴的。
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「帰れマンデー」、「落語ディーパー」

2019年09月24日 23時20分06秒 | テレビ
この間娘(七歳)の習い事の発表会があったのだが、待ち時間にタピオカドリンクを初めて飲んだ。
もう死ぬまで飲まなくても良い。

「帰れマンデー」というサンドウィッチマンの出ているテレビ番組をたまに見ることがあり、いつも途中から見て、最後まで見ないので何が行われているのかわからなかった。サイコロを振って、歩いて、飲食店を探す。飲食店は飲食店登録がされているかどうかが重要。そして最後は温泉に入るらしい。
そういう部分的なことは分かるのだが、サイコロと飲食店がどうも繋がらないままだった。ルールが理解できない。
この間の放送は中井貴一が、三谷幸喜のよく言うぴちぴちのティーシャツを着て出演していたので、途中から最後までわりときちんと見た。
サイコロを振って、出た目の数だけバスでバス停を通過でき、そこからは歩いて飲食店を探し、飲食店が見つかればそこの最寄りのバス停から、サイコロを振って出た目の数だけ再びバスに乗る、というルールのようだった。最後に温泉に入るのはよく分からないが、慰労だろう。
出演者がただただ疲れていくのを見るという番組だが、なぜか見てしまう。

「落語ディーパー」は東出昌大が出ている落語について勉強するNHKの番組で、初めて途中から見たが、おもしろそうだったので今後も注目していこうと思う。
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井上ひさし『夢の痂』

2019年09月24日 22時57分02秒 | 文学
井上ひさし『夢の痂』(新潮社『井上ひさし全芝居 その七』所収)を読んだ。ゆめのかさぶた。
「東京裁判三部作」のなかではいちばんおもしろかった。
天皇の真似をして天皇が来たときの予行演習をするというのがおもしろい。天皇に関する笑いも多かった。
終戦直後は自称天皇が多く出たという話はどこかで聞いたことがあるが、今回もその話をしていた。
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井上ひさし『夢の泪』

2019年09月23日 20時37分51秒 | 文学
井上ひさし『夢の泪』(新潮社『井上ひさし全芝居 その七』所収)を読んだ。
「東京裁判三部作」の二作目で、松岡洋右の弁護士の話だったが、これもあまりおもしろくなかった。
東京裁判を芝居にするというのが難しいのかもしれない。
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井上ひさし『夢の裂け目』

2019年09月22日 19時49分56秒 | 文学
井上ひさし『夢の裂け目』(新潮社『井上ひさし全芝居 その七』所収)を読んだ。
紙芝居の狸の話が東京裁判と重なるというところがあまりおもしろくなく、全体的にも面白味を感じられなかった。まだ三部作の最初だが、他の二つはおもしろいのだろうか、と心配になった。
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井上ひさし『井上ひさしの読書眼鏡』

2019年09月21日 19時11分44秒 | 文学
井上ひさし『井上ひさしの読書眼鏡』(中央公論新社)を図書館で借りて読む。新聞連載の書評集だが、あんまり興味を惹かれず気になったものだけ拾い読み。
井上ひさしは戯曲はおもしろいが、エッセイはあんまりそうでもないのかもしれない。
宮田毬栄の『追憶の作家たち』(文春新書)がおもしろそうだった。
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