![QED 鬼の城伝説](http://ec2.images-amazon.com/images/P/4061824090.09._AA240_SCLZZZZZZZ_.jpg)
毎回同じことの繰り返しでいい加減飽きてきてはいるんだけれど、なんとなく読んでしまう。
朝廷が悪いということと、朝廷のやったことに何の疑問も持たずに従っている庶民はいけないということと、タタラについて繰り返し述べられる。これぞ刷り込みという感じ。
前回の「QED ~ventus~ 鎌倉の闇」の続きなのかと思っていたが、話につながりはなかった。
なぜだか崇は遅れて登場する。特に遅れてくる必然性は感じなかった。桃田優子と猫村吉子に岡山を案内させる理由もよくわからない。たぶん作者の個人的な事情だろう。よくわからないが、ファンサービスなのかも知れない。
まあどうでもいいと言ってしまえばどうでもいいのだが、崇が結婚というものについて語り、奈々との関係がほんのちょっとだけ前進したように見える。
この物語は結婚とかするのだろうか。
別に、しなくていいと思うのだが。
結婚してこどもが出来て、こどもがめちゃくちゃ歴史に強くて、崇パパと奈々ママが教育問題で対立するというような、「ドラゴンボールZ」的「キン肉マン2世」的展開にならないことを望む。