ダブログ宣言!

ひとりでするのがブログなら、
ふたりでするのがダブログ。

デイビッド・パールマター『「いつものパン」があなたを殺す』を途中まで

2019年11月26日 21時16分05秒 | 文学
デイビッド・パールマター『「いつものパン」があなたを殺す』(三笠書房)を図書館で借りて途中まで読んだ。
炭水化物が体に悪いという話を聞いてみようと思って読んだのだけれど、ちょっと長いし難しいので飽きてしまった。
コレステロールは高いほうが体にいいということが書いてあって良い本だった。
途中まで読んだところでは、コレステロールを下げるには炭水化物を摂らなければいいとも書いてあった。
そのうち試してみたいが、炭水化物を摂らないでどんな食事をすればいいのかよく分からない。あまりこういうのは熱心にやると食べるものが無くなってしまうのではないかと思う。

結局、アメリカ人ほど多くは食べていないし、これまで祖父母も両親も炭水化物を食べて生きてきたので別にそれほどの問題はないのではないかと思ってしまう。ある程度体に悪いものも摂りながらそこそこで死んでいくのが幸せなのではなかろうかとも思う。
コメント

大櫛陽一『コレステロール 血圧 血糖値 下げるな危険! 薬があなたの体をダメにする』

2019年11月23日 11時57分34秒 | 文学
大櫛陽一『コレステロール 血圧 血糖値 下げるな危険! 薬があなたの体をダメにする』(永岡書店)を図書館で借りて読む。
コレステロールについて、やはり薬で下げるのは良くない。筋肉を溶かす副作用がある。
そもそもコレステロールが高いのは悪い事ではない、ということが分かった。
心筋梗塞や脳梗塞の真の原因は血管の炎症で、LDLコレステロールは炎症を修復する目的で細胞膜の材料を届けに集まっていたのに心筋梗塞や脳梗塞の原因にされてしまった。

中性脂肪も血圧も薬で下げるのは良くない。

血糖値を下げるには炭水化物を摂らなければいい。
この、「炭水化物を摂らない」というのは最近流行りの主張なのだがほんとうはどんなもんなのだろうか。検討の必要があると思う。

製薬会社から金をもらって、コレステロールなどの基準値を下げて患者数を増やして製薬会社が利益を上げているのだという話は近藤誠の本などからよく読むのだが、「桜を見る会」の官僚の言い訳を聞いているとそんなこともあるのだろうなと思う。公務員はとくに国民のことを考えているわけではない。
金儲けの事を考えているとも思えないが、とにかく上司の言うことを聞くということだけを大事にしているように思う。私は善悪を判断する人間ではなく、言うことを聞く人間であると思っているのだろう。
自分の身は自分で守らないといけないなと強く思う。
コメント

カート・ヴォネガット・ジュニア『スローターハウス5』

2019年11月22日 18時26分22秒 | 文学
カート・ヴォネガット・ジュニア『スローターハウス5』(ハヤカワ文庫)を読んだ。
カート・ヴォネガット・ジュニアの作品はいくつかは読んだ事はあるが、いつも興味が持てない。
今回は『嫌われる勇気』に出てきたので興味を持って読んだのだけれど、やはり話がぶつぶつ切れるので興味が持てなくなってしまった。こういうのが好きな人にはいいのだろう。
死ぬというような言葉が出たときに必ず「そういうものだ。」と言うのがルールになっていて、そういうのも興味が持てなかったな。
コメント

近藤誠・和田秀樹『やってはいけない健康診断 早期発見・早期治療の「罠」』

2019年11月19日 21時58分04秒 | 文学
近藤誠・和田秀樹『やってはいけない健康診断 早期発見・早期治療の「罠」』(SBクリエイティブ)を図書館で借りて読む。
人間ドックの結果で、コレステロール値が高いので再検査をするように言われているが無視している。
良い機会なので読んでみた。
いろいろなことが全部医者の都合で決められているのだなと思った。
コメント

「激論!クロスファイア」

2019年11月19日 19時07分51秒 | テレビ
桜を見る会前夜祭の安倍晋三の嘘の言い訳がひどくて、注目している。
これがこのまま何もとがめられずに終わるようであれば、この人は何をやっても許されるという事になる。
安倍晋三の支持者は彼が嘘をついていてもいいと思っているのだろうか。嘘をついていないとは、まともな知性を持っていれば考えられないだろう。
ひどいもんだ。

「激論!クロスファイア」という田原総一朗が司会のテレビ番組で、この問題について枝野幸男と石破茂が語るというので録画して見る。
石破茂ってあまり印象が良くなかったのだが、この番組を見て印象が変わった。きちんとしっかりとしたまともなひとだと思った。
コメント

萬田緑平『家に帰ろう 在宅緩和ケア医が見た旅立つ命の奇跡』

2019年11月13日 19時46分39秒 | 文学
風邪を引いて二日間寝込んでいる。熱がずっと38.3度くらいある。
これが私の平熱だと思って、明日は会社に行こう。

萬田緑平『家に帰ろう 在宅緩和ケア医が見た旅立つ命の奇跡』(徳間書店)を図書館で借りて読む。
がんになって病院で終末を迎えるのではなく、自宅で過ごした人たちの話だった。
自宅で死ぬほうがいいのだろうと思うが、なかなかその決断(本人および家族)と、それをサポートしてくれる体制が整っていないと難しいだろうなと思う。
私の父は胃癌なのだが、もう手遅れという事で手術も抗がん剤もやらないことにした。
自宅で最後を迎えられるかどうかまではわからない。
コメント

江藤淳『海舟余波 わが読史余滴』挫折

2019年11月11日 20時11分18秒 | 文学
江藤淳『海舟余波 わが読史余滴』(講談社文芸文庫)。
勝海舟が好きだし、おもしろいかと思って読んでいたが、難しいしぜんぜんおもしろくないので読むのをやめる。
会社の往復に読んでいたが会社に行くのも嫌になりそうなのでやめます。
コメント

内田樹『そのうちなんとかなるだろう』

2019年11月10日 22時44分26秒 | 文学
内田樹『そのうちなんとかなるだろう』(マガジンハウス)を図書館で借りて読んだ。
書店で立ち読みしたときに、これまであまり自身の離婚の話をしていないのに珍しくしているなと思い興味を持って、今回全部を読んでみたが、もっともおもしろいのはやはり離婚の話、そしてそのとき娘が父親を選んだ話、だった。
とても内田樹らしい話が、読みやすく書かれていて、すらすらと読むことが出来た。
ほんとうは、これまでの人生でつらい時期もあっただろうけれど、語り口が軽いので重々しくなく読める。
内田樹はこれまでの人生で二度ほど鬱病になったという話を聞いた事があるように思うが、その話はなかった。身内の死についても多くは語られなかった。
全体的に人生は、まあ良かったよ、という話になっていた。
コメント

岸見一郎『生きづらさからの脱却 アドラーに学ぶ』

2019年11月10日 14時42分42秒 | 文学
岸見一郎『生きづらさからの脱却 アドラーに学ぶ』(筑摩選書)を読んだ。
『嫌われる勇気』と『幸せになる勇気』をどちらも読んでみて、アドラー心理学には「なにか」があるだろうなと考えている。とても自分に合う、好きな考え方がある。アランの『幸福論』の考え方が好きだが、それに通じるものがあると思う。
しばらく学びたい。
昔、桜井和寿(Mr.Children)がテレビで、常識の裏もまた真実であることに気付いた、というような発言をしていたが、アドラーの考え方も、常識の逆を行くようなものが多い。フロイトが過去にこだわって、こだわりすぎてそこから抜け出せなくなってしまい、過去が固定化してしまうところがあるのに対して、アドラーは今だけを見ようとする。
そしてそれがとても有効なように思う。

《大人は子どもを等身大では見ない。過剰な期待をするか、過小評価をする。子どもはそのために勇気をくじかれ、自分自身への信頼を持てなくなってしまっている。そのような子どもが課題に取り組む勇気を持てるよう援助するには、「あるべき」子どもではなく、(現に)「ある」子どもを見るところから始めるしかない。》(198頁)

上記のような話は子育てをするときに参考になるが、それだけではなく、ここで言う「子ども」は大人が自分のなかにいつまでも抱えている自分自身の子ども時代、自分の過去、というようにも読むことが出来ると思う。
子どもがいると、自分の子ども時代について考えさせられる事は多い。
コメント

小谷野敦・小池昌代『この名作がわからない』

2019年11月10日 01時25分56秒 | 文学
小谷野敦・小池昌代『この名作がわからない』(二見書房)を図書館で借りて読んだ。
基本的には小谷野敦が、名作と言われるこの小説の何が良いのかわからないというのを自信を持って話すという対談だった。小池昌代も好き嫌いがはっきりしていて、ドストエフスキーの長篇なども好き嫌いを言えていておもしろかった。
章のタイトルになっている小説は、僕もだいたい読んだ事はあるのだが、『グレート・ギャツビー』などをはじめとしてよく分からないものもある。
そうだそうだ、と思う事も多かったが、小谷野敦がとても癖の強いひとで、そこのほうが印象に残った。
読んでいると、おもしろくないという話も多いが私はこれはおもしろかったという話も多く、興味を持った本も多い。

三島由紀夫「仲間」「荒野より」
深沢七郎「風流夢譚」
テネシー・ウィリアムズ『去年の夏 突然に』
ガルシア=マルケス『百年の孤独』
フォークナー『アブサロム、アブサロム!』
川端康成『眠れる美女』
北村薫「いとま申して」シリーズ
チェーホフ「黒衣の僧」
コメント