センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

コスタリカ(グアテマラ)の国鳥(ケツァール)!!

2020-01-06 00:00:30 | 神秘

北米大陸と南米大陸を結ぶ中米地峡に位置するコスタリカは、紀元前12000年ごろから人類の足跡が確認できる。マヤ文明の影響を受けつつもコスタリカの石球など、独特の文化を形成していく。やがてコロンブスが1502年に同地をコスタリカと命名し、1570年代にスペインの支配下に組み込まれる。鉱物資源に乏しい土地であった同地は、農業を主とした発展を見せ、1821年、メキシコ帝国への併合という形をもって独立を果たし、その後中米連邦のひとつに数えられた。中米連邦が崩壊し1838年に単独国家として独立を果たす。1870年代以降はコーヒー産業が目覚しい発展を遂げ、同時にバナナ栽培も盛んとなった。20世紀に入ると国境問題やコーヒー価格の下落による大不況からくる内戦など、数々の問題を抱えつつも近代化が促進された。

1950年以降、中米諸国において、民主的生活を享受してきた唯一の国であり、「軍隊を持たない国」「非武装中立国」といった理想的な民主主義国家として見られる向きがあるが、歴史学者小澤卓也は、その一方的に神格化・美化された見方を否定している。

 

先史時代!

オーパーツとしても知られるコスタリカの石球、約4万年前、ユーラシア大陸からベーリング海を渡り、アメリカ大陸北西部に居住していた狩猟民族の集団は徐々に南下し、紀元前12000年から紀元前8000年にかけて、現在のコスタリカの地にたどり着いた。トゥリアルバでは、彼らが使用したとされるナイフやハンマーといった石器が発見されている。やがて紀元前8000年から紀元前4000年にかけて、植物の栽培を始めたことにより定着性が強まり、徐々に人口が増えていった。

 

ケツァール!

ケツァール (スペイン語・英語 quetzal、ナワトル語 quetzalli) は、鳥類キヌバネドリ科の一種である。学名 Pharomachrus mocinno。カザリキヌバネドリの和名もある。

鮮やかな色彩をもつ美しい鳥として知られている。

ケツァールはアステカの主要言語だったナワトル語由来で、「大きく輝いた尾羽」または「ケツァールの尾の雨おおい羽」という意味である。語根の quetz は、「立つ」という意味で、羽を立てた状態を意味する。

 

ケツァールは、本来はこの種を意味し、日本語などでは主にその意味で使う。しかし、スペイン語や英語では主にケツァール属 Pharomachrus の総称で、さらにアメリカ鳥学会 (AOU) は Euptilotis 属をケツァールに含めている。そのため、この種の英語名は Quetzal ではなく Resplendent Quetzal(輝くケツァール)である。

種小名 mocinno は記載者パブロ・デ・ラ・ジャーベ (Pablo de La Llave) の恩師ホセ・モシーニョ (José Mariano Mociño) の姓のラテン語化である。

分布

メキシコ南部からパナマにかけての山岳地帯の森林に生息している。

特徴

体長は35センチメートル程度だがオスは長い飾り羽をもち、これを含めると全長は90 - 120センチメートルにもなる。頭から背にかけて光沢のある濃緑色をしており、腹部が鮮やかな赤色である。

文化

中南米、古代アステカではケツァールは農耕神ケツァルコアトルの使いであり、ケツァールの羽毛を身につけることは最高位の聖職者と王だけに許された特権であった。

ケツァールはグアテマラの国鳥で、通貨単位名でもある。ただし日本では、通貨としては「ケツァル」と言うことが多い。フリー百科事典、ウィークペディアより、抜粋引用。

 このケツァールには伝説があります。1500年代にコロンブスが、コスタリカと命名したのは、その土地に住んでいる人たちを大量虐殺により土地を奪い取ったことに関係しています。コロンブス隊は、現地人を大量虐殺した時に、何処からともなく「ケツァールが群れで飛んで来た」姿を見た隊員たちは、お腹が赤く、羽根がグリーンの奇麗な鳥を見て、虐殺された人の魂が乗り移り、血で染まったように鳥のお腹が赤いと恐れて、ケツァールの飛んでくる姿に恐れ慄き、逃げ出したとの言い伝えがあります。

ですから、現地ではケツァールを「神様の使い、世界一美しい鳥」と称され、グアテマラの国鳥に指定されています。現在は、200羽以下の数となり、希少種の野鳥として世界のバードウォッチャーの憧れ、撮影することさえ難しい鳥になっています。私の夢は「このケツァールを撮影」することです。

私が50年以上、アジア諸国やオーストラリア、ハワイなどの国々の野鳥を500種類以上確認し、見て来ましたが一度、動物園で見たことが一度ありますが、野生のコスタリカのケツァールを肉眼で見て、感じて、撮影出来たら私の夢が達成できるものです。

センスプロデュース研究所、荒木行彦


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