センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

白い鳥の謂れ因縁!

2020-01-02 00:00:30 | 神秘

白色は表面に現れた意識を意味します。

白色は黒色の対局にある色であり、黒色の闇に対しての「光」を表します。光は意識の思考力、または洞察力を表します。

黒の死は、“闇に向かう”というイメージで“死んでいく”状態そのものを表しますが、白色の死は“光へ向かう”というイメージで「再生」のための死を意味します。

白色は、間違ったものをもう一度まっさらな状態にするというイメージで、「リセット」や「切り離し」という意味が出てきます。また、自分のニーズを切り離すことは「禁欲」となります。

全ての色が含まれた白色は「明るい」感じだけになり、「完全性」や「神性」を感じさせます。完全ということから「正しい」「真実」「悟り」という意味になり、完全になる、汚れが無い状態になるということから「浄化」という意味も出てきます。

 

真っ白く、何も書かれていない紙のようなイメージとして「純粋」「無垢」「素直」という意味が出てきます。また、「処女」を意味します。しかし、白色が“乳”のイメージを持つと「母」という意味にもなります。乳の白さは乳児がまだ目を開けない頃から口にするこの世の始めの飲み物であり、「誕生」「起源」と「目覚め」という意味が出てきます。

白色の輝きからは「新しさ」を感じさせます。整理整頓され、スッキリとした「シンプル」で「清潔」な感じがあり、そこから「頭が良い」「クール」「気高さ」「無欲」というイメージが出てきます。しかし、清潔も強すぎると「潔癖」となってしまいます。

 

昔から鳥は『神様のお遣い』と言われ、特に白い羽根の鳥は『何色にも染まらない』と言うことから『縁起がよい』とされていました。

現に鎌倉の鶴岡八幡宮には、白い鳩(純白鳩)が二十数羽飼われています。

八幡宮の八の字が『両方に白い鳩が並んでいる』鶴岡八幡宮の門の文字に白い鳩が絵がれています。

こうした、縁起がよいことから鎌倉の名菓子(鳩サブレ)になったものです。

日本には、白い鳥の種類としては、冬の渡り鳥も含め!

コサギ、ダイサギ、タンチョウヅル、純白鳩、ハクチョウ、ライチョウ(冬羽根)などです。

他にも、ユリカモメなどは純白ではありませんが、白い鳥と言えるのでしょう!

私たちの身の回りにはこうした白い鳥(縁起がよいとされる)鳥たちが沢山いるということです。

 

以前に、都心の公園で野鳥を撮影していたら、小さな池があり、そこで撮影していたら!コサギが私の直ぐ側に来て、近距離で撮影出来たのは本当に奇跡に近いものです。本来、野生の生き物なので人が近寄ったり、10m以内に接近しようと思っても「警戒」して逃げてしまいます。ですから数十メートル離れて、望遠レンズで撮影するのが普通です。

私の場合は、約1mの距離に舞い降りて来たという感じでした。それは、美しい真っ白なコサギのメスと直ぐに分かりました。

私はじっと動かずに、驚かさないようにしていましたが、逃げるどころか近寄っても平気でした。

その時に、コサギと私は目が合い、鳥は笑うことなどありませんが、じっと私を見つめていました。そして、心で大丈夫だからありがとう!奇麗だよと告げると首を垂れるように下を向きました。

何か、12年前にソウル繋がりした方が「乗り移った」のではと思ったほど美しいコサギでした。見つめ合った時に、私はドキドキし、カメラのシャッターを何度も切りました。本当に縁起の良い日でした。

センスプロデュース研究所、荒木行彦


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