年度末のこども将棋大会

2014-03-29 00:00:49 | しょうぎ
預かっている将棋教室の1年間の〆として、3月に将棋大会を開く。あちこち移動を続ける仕事を持ちながら、こういう決まったスケジュールを入れるのは難しいが、なんとなく来年度も続けることになる。うかうかすると、教室が増えてしまうのだが、そこまでにはならないように適当にやっている。

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上は初段位で下は覚えたて。大会で困るのは棋力差だが、駒落ルールを適用。それと、特筆すべきルールは、勝抜けではなく、勝ちは5点、負けは2点(引分け3点)ということで、1時間半の間に沢山指した方が有利になる。負けそうになると、すぐ投了して次に臨む子もいる。作戦色々だ。43点の子が優勝。42点が2名いて準優勝二人。ただちに計算して、表彰状に名前を書く。おおわらわである。表彰状は10位まで。副賞は3人に棋士の署名(印刷)の扇子。職団戦に長く出ていると、古い時代からの沢山の在庫がある。

一応、署名棋士を確認して、問題棋士でないことを確認しておく。誠さんとか直子さんとかクニオさんでは小学生(というか親)に不適切だろう。

4月になると、新1年生がやってきて、がやがやと幼稚園風になってしまうのが毎年のことだが、それも2ヶ月ぐらいの間だ。小学1年生の担任の苦労がよくわかる。(会社にも新入社員がくるので頭が痛いが、採用しないわけにもいかないし・・)


さて、3月15日の出題作の解答。

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一枚、金が足りないので、と金を使用。ごちゃごちゃやっているうちに、捨合と打歩詰回避が入る。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

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大量の持駒。

金2枚、銀3枚。こういうのは、金銀の順番によって、変同が生じやすい。初手は金に違いないのだが、右から打つか左から打つか。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数を記していただければ、正誤判断。