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まず、城は「しろ」ではなく「グスク」と読む。
そして城跡の数が多い。本島だけに約200ヵ所と言われている。その多くは1200年代から1600年代のものであるから、本土の城よりも古い。
なぜ、多いかと言うと、戦闘行為を行ってきたから。
沖縄本島の北部(北山)、中部(中山)、南部(南山)といった地域ごとに王がいて、争っていたらしい。三山鼎立時代というそうだ。
多くの材料には石灰岩が使われている。結局は中山の王が統一することになる。その中心地が那覇である。
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そして「新と旧」の対比として島内の古城も徐々に整備が進んでいるようである。
が、いかんせん敗者である南山、北山地方は、その複雑な歴史すら失われそうになっているそうだ。いわば、アテネやインカのように失われた文明を調査する必要性を少し感じる。
城址がさらに崩壊したのは戦後、石灰岩でできた沖縄の石垣が、建築資材に好んで使われたかららしいが、それはセメントの原料になった、ということなのだろうか。汗水流して石垣を組んだ古代人のことが、頭になかったのだろうか。
ご先祖なのに・・
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