『7手9手詰パラダイス』、驚きの結末は

2024-07-06 00:00:16 | しょうぎ
昨年の始め、書店で購入して、少しずつ解き進んでいた『7手9手詰パラダイス』のこと。全210題もあって、簡単には進まない。実際には、第一部は5手詰から9手詰まで。第二部は7手詰から11手詰まで。妙な構成だな、と思っていたが、第1問から順に解いていくのだが、なにしろ短手数と言っても、月刊「詰将棋パラダイス誌」という難解な同人誌の掲載作なので、10秒で解けたりはしない。1日数題だし、毎日解くわけでもないので半年ぐらいかかったような気がする。その前に本を開くまで1年ぐらい寝かせていたし。



そして、やっと「あとがき」にたどり着いたのだが、こう書いてある。

・・・この度は97年に出版された第二弾「7手詰パラダイス」と第三弾「9手詰パラダイス」を一冊にまとめてお届けしました。・・・

自分の書棚を探してみると、確かにその二冊があり、まったく、その二冊を糊で張り合わせるとこの本になることが解った。違っているのは第二部の一問目が「1」ではなく、「106」と番号が付け替えられている点。あらたに追加されたページは、上記の「あとがき」だけだ。



もっとも、97年の二冊はそれぞれ1000円(税別)で、今回の合本は1340円(税別)なので、1000+1000-1340=660 といことで、この一冊を買えば、33%お得ということになる。もちろん全部勝った人は1340円の損と考えるか2000円の損と考えるか、どちらなのだろう。


さて、6月22日出題作の解答。








今週の出題。



解ったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。