松本城再訪で気付いたこと

2023-05-28 00:00:33 | The 城
長野方面に旅行に行ったのが先月のこと、自分で行ったところで事件が起きるような気がすることが多いのだが、長野県で発生した連続殺人事件の現場である中野市だが、長野から小布施を経て、斑尾高原のホテルに向かう途中のバスで通過しているはずだ。もっともバスから降りなかったから。

さて、長野、アルペンルートの旅の3日目は、松本城へ。現存12城の一つ。実際は12城ではなく12天守閣。お城好きとしては、一応全制覇している。二回以上行ったのは、姫路、備中松山、松山、高知、一回は弘前、高岡、犬山、彦根、宇和島、松江、そして今回二度目になった松本城だった。

多くの城が解体されてなくなった理由としては
1. 徳川幕府が一国一城政策をとったため、二城目は取り壊しになった。(江戸初期)
2. 火事などで天守閣が焼失しても、本丸御殿だけあれば天守閣は要らない、と考えることが多くなる。(江戸中期)
3. 明治になり、そもそも城は不要になった。明治10年頃から、天守閣のたたき売りが始まり、多くの城は風呂屋の薪に使われたようだ。
4. そして空襲。上空からの都市攻撃の時に一緒に焼けた。天守閣を目視して爆撃機が飛来していた。

2023年


2005年



松本城に前に行ったのは2005年の春なので18年前だ。ところが、今回の再訪でまず感じたのは、前回と違う感じがあること。

2023年


その感じの違いは何のかは、よくわからなかったので、当時の画像と現在の画像を比べてみるとなんとなく感じたのは、前回より白い壁面が汚れているように見える。その結果、この城の売りである「美」を損ねているように思える。全体としては黒い天守なのだが、そこに白色が入ることで引き締まった感じだが、白が汚れてしまうとぼんやりしてしまうのだろうか。

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