日本警察腐食の構造(小林道雄著)

2012-12-05 00:00:19 | 市民A
keisatuヒドイ!、コワイ!、最低!。こんな感想が思いつくとんでもない本である。

特に、大阪府警を裏側から観察し、どうして殺人などの凶悪犯になる警官が多いかということを分析している。

官僚主義とか、ヤクザとのなれあい、暴力取り調べ・・・


一方、警察が市民から特に嫌われているのは、交通警察。「オイ、コラ!」体質である。刑事にしても警らにしても、いきなり一般市民を手錠を持って追いかけたりしない。一応、捜査したり、身元確認したりといった手順が必要なのだが、交通取り締まりは、いきなり「オイ、コラ!」である。社会の中の警察の重要性のバランスからいって、まったくゆがんでいるわけだ。その結果、市民の協力が遠ざかっていく。いっそ、警察から切り離した方がいいのかもしれない。