マーフィーの法則って奥が深い

2012-12-11 00:00:32 | 書評
最近、マーフィーの法則の本を読んでいた、

ついでに、この法則の元になるマーフィーさんのことも調べたのだが、はっきりしない。

まず、基本は、

If it can happen, it will happen.
(起こる可能性のあることは、いつか実際に起こる。)

という日本人には痛いコトバだ。だから、実際にはマジメな話で去年の3月10日までに誰かが読んでいたら。少しは犠牲者が少なかったかもしれない。

で、結局、世間に流通している各種マーフィー法則は、ほとんどがマーフィーさんが作ったわけではないニセモノだそうだ。


ところで、米国のヒューストン空港での、ある最新情報を読んだ。

「荷物の待ち時間が長い」空港のクレームを激減させた驚きの解決法

アメリカ・テキサス州にあるヒューストン空港では、以前からスーツケースなどの荷物の待ち時間が長いと多くのクレームがありました。

ところがある手段をとってみたところ、荷物を運ぶスピードをあげたわけでもないのに、クレームの数がぐっと減ったのです。

いったい、どんな手を使ったかというと……。

その解決法ですが、

「荷物の引き取り場所を遠くに設定し、客に空港内で長い距離を歩かせるようにした」 と言うもの。

すると一気にクレームの量が減ったと言うのです。

人はじっと立って待ってるときよりも、余分に歩かされる方がストレスを感じにくいようです。

こういうのも、マーフィーさんなら、何か法則に仕立ててくれるのだろうけど、そっち方面の能がないため、ちょっと思いつかない。

というか、立って待つより余分に歩く方がストレスがない、というのが事実そのものだからかもしれない。

落選確実なのに立候補する候補者の気持ちみたいなものだろうか。