篠塚一平、本田に会う

2012-12-20 00:00:17 | 市民A
サッカーの話。ロシアU18に日本人が選ばれる。篠塚一平。

どうしてこういうことになったのか、というと大震災が関係する。篠塚君のお母さまは、ロシア人である。お父さまは日本人。

一平君は、東日本大地震が起きる前は日本にいたわけだ。当時高校1年。中央学院高校というチームに所属していた。

ところが、美人ママが、断固として「日本は危ない」と宣言し、一平君を連れてロシアに帰ってしまったわけだ。

このあたりの事情については、釈然としない。なにしろ「我孫子」という東京都の隣接地に住んでいたわけで、地震にも放射能にもそれほど影響はなかっただろう。もしかしたら、母親はチェルノブイリでの被爆者だったのだろうか。


で、彼はスパルタク・モスクワに所属している。日本とロシアというのは、だいたい同じくらいの実力なのだから、Jリーグのチームの先発にはなれないもののベンチメンバーに入っているようなレベルなのだろうか。

といってもJリーグでも、レッズのエメルソンが母国に戻ればスーパースターになるように、もはやボーダーレスの世界なのだから、中央学院高のレギュラーになれなかったとしても、ロシアU18になったということで舞い上がっていることもないだろう。

shinozuka


ただし、チェスカの本田に会った時は別。サインをもらって喜んでいていいのだろうか。同じサッカー選手ではないか。

さて、ロシア代表か日本代表を目指すのか、それは今後の彼の足にかかっているのは間違いないだろう。個人的に思うには、自分が無所属人間であることからして、どこの国の国旗を背負っても、いいんじゃないかと思うわけで、まあ、本田を近距離ターゲットにするのは間違っていないような気がする。


一説には、本田+篠塚をロシアに引き渡して、四島を奪回してはどうなのだろうという意見もあるのだが、四島同時返還であるなら、あと二人献上しなければならないだろう。というか、本田は日本代表になってしまったので、ロシア代表になるのは難しい。日本がロシアに吸収され、国家が消滅すれば可能だろう。そうなれば四島問題は自然解決しているだろう。