易しすぎる7手詰集

2011-07-23 00:00:58 | しょうぎ
nanate浦野真彦氏と言えば、プロ棋士の中では詰将棋の達人と言われる。プロ棋士の中から詰将棋の達人を選べば、彼の他、谷川浩司、中田章道、森信雄、勝浦修、伊藤果あたりだろうか。古くは、塚田、内藤、二上となるだろうが。

そして、5手詰ハンドブック、続5手詰ハンドブックに続き、7手詰ハンドブックが発売された。かなり期待できそうだった。

が、・・・

簡単過ぎる感じだ。200題もあるのだが、端から解けていく感じだ。だいたい、見て直ぐに本筋が見えて、あとは紛れを読むという感じで、大部分は30秒以内で詰めることができる。

詰将棋本は何十冊も持っているが、特に易しい。

どうも、7手詰というのも5手詰に2手を追加してというわけじゃなく、それなりの深さと拡がりが必要なのだろう。この辺、いずれ稿を改めて。


さて、7月9日出題作の解答。



▲1八飛 △2七玉 ▲3九桂 △同と ▲2八歩 △同金 ▲1六銀 △同と ▲2八飛 △同玉 ▲1八金まで11手詰。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。一見無駄とも思える細かな動きが重要になる。7手詰ではない。



わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数と酷評を記していただければ正誤判断。